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最後の展開に度肝を抜かれるミステリー風青春ラブコメ「現実でラブコメできないとだれが決めた?」

「現実でラブコメできないとだれが決めた?」というライトノベルをご存じでしょうか?

この作品は、『ガガガ文庫』で出版されているライトノベルで、初版発売日が2020年7月22日です。

今回は、「現実でラブコメできないとだれが決めた?」の感想を紹介していきます。

この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。

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「現実でラブコメできないとだれが決めた?」の感想

画像は【ガガガ文庫公式twitter】より引用

登場人物が最高の青春ラブコメ! 最後の展開に度肝を抜かれる!?

初鹿野 創」先生の「現実でラブコメできないとだれが決めた?」。

面白い! 面白い! 面白い! 面白い! 面白い! 面白かったので5回連呼しました。

今季私が読んだ青春ラブコメもので最上位になること間違いないというくらい読んで凄く楽しかったです。

面白い! 面白い! 面白い! 面白い! 面白い! 面白かったので10回目を連呼しました。

現実世界で青春ラブコメを実現することができないとすればどうすればいいのか……? 自らで青春ラブコメの状況をつくればいい。

そのための準備を怠わず、データと調査でラブコメを創ろうとする本気さ・馬鹿さ加減に魅了されましたね。

共犯者である「上野原綾乃」も良いキャラをしており、何とも掴めきれずクールな彼女が良いそんなクールな彼女の驚く顔もまた良い(何言っているんだか……)!

何故彼女がラブコメを実現しようとする主人公に協力することになったのかにも注目して読んでみると面白いかもしれませんよ。

また、個人的にかなり良かった点は最後の展開

「お、これは単なる青春ラブコメでは終わらないな……」と、全てが単なるプロローグに過ぎなかったと思わせる展開には少々鳥肌が立ちました。

あの展開があったからこそ、次の巻も読んでみたいと思えましたね。ただ言えることはメインヒロインは難攻不落の最強の存在だということ。

イラストに関して、イラストレーターは「椎名くろ」先生が担当しています。

イラストは高クオリティかつ、この作品に非常にマッチしていますね。

どのキャラクターも可愛いですし、「綾乃」さん可愛いすぎません……「芽衣」さん可愛いすぎません

イラストは文句なしに100点満点です。モノクロイラストも素晴らしいの一言

「現実でラブコメできないとだれが決めた?」の評価

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

【ストーリーの構成・読みやすさ】

★★★★★★★★★★

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★★★

〈3つの好きに共感できるのであればおすすめ!〉

#青春ラブコメが好き(ラブコメではなく青春というワードは欠かせない)!

#弱キャラ友崎くんが好きな人は好き!

#学園ものが好き!

「現実でラブコメできないとだれが決めた?」の主なストーリー

――ラブコメの世界。それは青少年の夢と希望をありったけ詰め込んだ、最高の理想郷である。

――だけど、現実はラブコメとは違う

なぜなら俺にはラブコメ展開に発展するような相手もいないし、偶然にも劇的な青春イベントなんて決して起こりえない。

やっぱり、ラブコメみたいな青春の日々を送ることは、不可能なんだろうか? ――そんなこと認めてたまるか。

ラブコメ展開を夢見る「長坂耕平(ながさかこうへい)」は高校の屋上にいた。

……やっとだ。これでやっと”計画(プロジェクト)”の本格的なスタートを迎えることができる。

高校に入学するまでの約1年間、俺はラブコメを実現するため、ありとあらゆる情報を調べあげデータベースに蓄積し、入手したデータを有効に活用するための分析手法を学び何事もひたすら繰り返し練習することで体に覚え込ませた。

ラブコメの主人公となるために……、そして、今この屋上で俺のラブコメが始まろうとしていた。

この世界でラブコメができないというのならゼロから創りだせばいい。さぁ、幕開けだ! ”ラブコメ実現計画”を……。

「清里芽衣(きよさとめい)さんっ、す、好きです! 僕とっ、付き合って下さいっ!」

「現実でラブコメできないとだれが決めた?」どんな展開のストーリー?

「現実でラブコメできないとだれが決めた?」はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。

「現実でラブコメできないとだれが決めた?」1巻の主な内容

「ラブコメのような体験をしてみたい」ラノベを嗜むラブコメ好きは皆、一度はこう思ったことがあるだろう。ヒロインたちとイチャラブしたり、最高の友人と充実した学園生活を送ったり。だが、現実でそんな劇的なことは起こらない。義理の妹も、幼馴染も、現役アイドルな同級生もミステリアスな先輩も、男の親友キャラですら俺にはいない。ならどうするか……自分で作り上げるしかない! ラブコメに必要なのはデータ分析と反復練習、そして――。第14回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作。俺は、現実をラブコメ色に染め上げる!

その子は、学年一の美少女だと評判の子だった。

夕焼きに染まる町を背景に、大きく手を振って「また明日ね」と微笑んだ清里芽衣を見て、恋に落ちてしまった。

彼女とのこれからの高校生活を夢見た。彼女の笑顔を誰よりも近くで見ていたいと、そう思った。

「完全に人違いしてるから、君……あとさ、このシチュで告白はないと思う。ぶっちゃけ、狙いすぎでキモい」

「き、キモい!? パーフェクトな、”告白イベント”でしょ!?」

目の前に立つ人物は清里芽衣ではなく、初対面の女子だった。

彼女は「上野原綾乃(うえのはらあやの)」。後に耕平の共犯者として、ラブコメを実現しようとする馬鹿に協力するのであった

「そうだ、”共犯者”だ! 俺と契約して、計画の”共犯者”になってよ!」

「それじゃ――たまには、ちょっとだけ馬鹿をやるのもいいかなって感じで」

第14回小学館ライトノベル大賞”優秀賞”を受賞した作品ですので、気になった方はぜひ読んでみて下さいな!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

「現実でラブコメできないとだれが決めた?」2巻の主な内容

トンデモ理論で共犯者・彩乃を『幼馴染』にでっち上げ、なんとか危機を乗り切った耕平。作り上げた友達グループとの親交も順調。「これで理想のラブコメができるはず!」いざ実現に向け行動を開始する――が、クラスが全然ラブコメにノッてくれない!! 1年4組を「ラブコメできるクラス」にするには、サブキャラたちの協力が必要。『昼食時のオタトーク』『自由時間のバレーボール』『地域清掃ボランティア』さまざまなイベントを駆使して絆を深め、徐々にクラスを盛り上げていく。だが、勝沼あゆみが不穏な動きを見せており――!?

ラブコメ実現に向けた重要なイベント、それは『地域清掃ボランティア』

全校生徒参加の恒例の行事で、ゴミ拾いをして地域貢献をしましょう、というものである。

「でもやることは変わらずゴミ拾いでしょ? それの何がどう”計画”に繋がるの?」

「単なる清掃活動ならそうかもだが、峡西のはちと趣向が違ってな。イベントを主導してる生徒会の意向で、集めたゴミの量で勝敗を決めるクラス対抗戦になってるんだ」

学祭や体育祭の練習台として利用しようとしている耕平。

「勝利に向けクラス一丸となって戦うなか、”友人キャラ”と育まれる友情。そして急速に進む”ヒロイン”との関係! まさにラブコメのド王道!」

しかし、懸念されるのが勝沼あゆみの行動。耕平がSHRで地域清掃ボランティアの話を挙げるも……。

「――ハァ。クッソダルいんだけど」

解き放った勝沼の一言で、グループ全員が清掃活動に対して消極的となり、誰一人として耕平に協力しようとしなかった

――あぁ、ちくしょう。

やっぱり、俺の現実は……そう都合よく、ラブコメなんてさせてくれないのだ

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

以上、「現実でラブコメできないとだれが決めた?」の紹介でした。

後の巻についても出版され次第、更新していこうと思います。

気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。

「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」

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