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「叛逆せよ!英雄、転じて邪神騎士」感想と評価 本当の敵とは何なのか?英雄のその先の物語!

「叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士」というライトノベルをご存じでしょうか?

この作品は、『電撃文庫』で出版されているライトノベルです。

今回は、「叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士」の評価と感想を紹介していきます。

この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。

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「叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士」の評価と感想

画像は【電撃文庫公式twitter】より引用

本当の敵とは何なのか? 英雄のその先の物語……、レベルが高すぎるハイファンタジーに引き込まれてしまう!?

杉原智則」先生の「叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士」。

思っていたよりなかなかシリアスで、重いファンタジー作品でしたが、読み応えは十分! 大満足でした!!!

この作品は、かつて英雄として戦った「ギュネイ」が邪神騎士として敵国についてしまう!?……、というタイトルそのままのストーリーなのですが、これがまた面白いんですよ!

何より、「ギュネイ」の心情をうまく掴んでいるため、その世界観に引き込まれてしまいます。

何故英雄として讃えられた「ギュネイ」が邪神騎士として戦うことになるのか……、物語の転換期にしっかりと「ギュネイ」の心情がうまく文章で表現されていますよ。

こういう所は、「文章力が高いなぁ」と思いながら読んでいましたね~

「ギュネイ」が戦う理由を知った時、読むページが止まられなくなると思いますよ。

戦う姿もかっこいいし、主人公最強といっても過言ではない作品なので、気になった方はぜひ読んで欲しいところですね!

イラストに関して、イラストレーターは「魔太郎」先生が担当しています。

「魔太郎」先生はどちらかというとエッチィイラストに好評があると勝手に思い込んでしまっているのですが、この作品はなかなかシリアスさ高めのハイファンタジー。

そこにエッチィイラスト? イラストと文章が合っているかと言われれば、正直「うーん」って感じでしたね~

ここは、読んでいて個人的に気になったところでした……、まぁ、良作には変わりないのですけど……。

そんな「叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士」の評価は、当然10点中10点です。

ここから「叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士」の主なストーリー、登場人物の紹介をしていきます。

「叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士」の主なストーリー

「わがザッハが生んだ三人の英雄たちに!」

「〈運命の勇士〉アレフの世界を変えた勇気に。〈竜戦士〉ギュネイの悪を断つ聖槍に。〈最後の聖堂騎士〉ジュ―ザの代償を求めぬ忠義に!」

『ザッハ国』の酒場は連日盛況であった……、それもそのはず『邪神カダッシュ』をふたたびこの世に降臨させ、全土統一をもくろんだ『ランドール王国』が滅び、そして、世界は安寧を取り戻したのだから……。

邪神を退けたのは六人の英雄、その中でも『ザッハ国』では、運命の勇士「アレフ」に、竜戦士「ギュネイ」、そして、最後の聖堂騎士「ジュ―ザ」の三人の英雄を輩出していた。

そんな六英雄である「ギュネイ」もまた、その酒場にいたのだが、彼が竜騎士「ギュネイ」であるなんてことはほぼ誰も知るよしはなかった。

「ギュネイ」は、今では樵(きこり)や石切り、石運びで日銭を稼いでおり、見た目はその辺の村々を出歩けばどこでだって出会いそうな若者であって……。

そんな時、突如として酒場に『ランドール王国』の魔獣が襲撃してくることになり……、しかし、その場にいた「ギュネイ」はその”異形”を軽く返り討ちにすることになります。

そこで、「ギュネイ」は一人のランドール人を捕え……、縄で捕えた彼女の名前は「ティドー」。

「ティドー」はすぐさまその場から逃げることになるのだが、彼女から発せられた言葉から「ギュネイ」はランドールの現状を探ることになって……。

不穏な動きをする『ランドール王国』、もうこれ以上の血を流さないために「ギュネイ」はランドールを調べることになります。

「またあのいくさがはじまるなどと考えただけで、世を捨てた隠者であるおれでさえ、身震いを禁じ得なくなる。できれば、杞憂で終わってほしいものだな」

「叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士」の登場人物

  • 邪神討伐を果たした六人の英雄の一人、竜戦士「ギュネイ」
  • 邪神王国元四天王の娘、双蛇兵団の一人「ディドー」
  • 人と犬の姿をあわせもち、「ギュネイ」とともに旅する「リーリン」
  • 軟禁生活を強いられていた邪神王国の姫「ミネルバ」
  • 邪神王国元四天王の右腕であった男「クルス」

ここまでが「叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士」の主なストーリー、登場人物の紹介でした。

「叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士」どんな展開のストーリー?

「叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士」はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。

「叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士」1巻の主な内容

 邪神カダッシュをこの世に降臨させ、全土統一をもくろんだランドール王国。しかしその野望は達成寸前で六人の英雄によって阻まれた。
 戦後、現状を探るべくランドールに赴いた英雄の一人〈竜戦士〉ギュネイ。そこで彼が目にしたのは、戦勝国による容赦ない略奪、狼藉によって荒廃する国土と苦しむ民衆の姿だった。
 見かねて手助けしたギュネイは、うっかり救世主として名を馳せてしまう。意外としたたかなランドールの姫や、かつて刃を交えた仇敵と正体を隠しながら共闘するのも一苦労、そして対する敵は以前は肩を並べて戦った戦友で?
 英雄による邪神王国復興物語、開幕!

いずれ邪神王国の騎士”黒狼(こくろう)の騎士”として、ランドールへと降臨することになってしまう「ギュネイ」

「ギュネイについてランドールへいけ」

六英雄の一人、賢者「ケイオロス」もランドール襲撃時に「ギュネイ」とともにおり、「ギュネイ」がランドールを調査しにいくと告げるやいなや、彼は従者である「リーリン」に一緒に付いていくようにと命じることになります。

そうして始まった「ギュネイ」と「リーリン」による二人のランドールへの調査の旅。

しかし、早々にその旅で「ギュネイ」たちが目にしたのは、ザッハ国の軍人がランドール周辺の村々を襲撃している有様であった。

ランドールは「ギュネイ」にとって敵国だったはず……、英雄の一人として戦い、ランドールを打倒した「ギュネイ」……、ランドールの敗北は世界を安寧へと続く道であった……、では、今の現状は何なのか……。

ザッハ人がランドール人を殺戮している光景……、その場を目撃してしまった「ギュネイ」は、黒い鎧”ガイフレイム”を着て、ザッハ人の前に突如として立ちはだかることになります。

本当の正義とは何なのか……? ますます分からなくなる「ギュネイ」、そして彼が出した答えとは……。

ランドールの現状を目にしてしまった「ギュネイ」……、その現状を見て「ギュネイ」はいつしか自分たちの戦いは正しい選択だったのかと葛藤を繰り返すことになり……。

そして、その答えを探るべくさらなる調査を進めることになるのだが……。

「おかしい、おかしい、おかしい」

また、「ギュネイ」はその旅の道中で「ティドー」と再び相見えることになったりして……、「ティドー」と出会った「ギュネイ」は彼女にこのようなことを告げることになります。

「きみが口にした言葉の真相を確かめようとしたんだ」

邪神騎士として降臨することになってしまう「ギュネイ」……、彼が戦う敵とは一体何なのか……、気になった方はぜひ読んでみて下さいな!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

「叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士」2巻の主な内容

 かつて邪神を討ち倒した英雄、ギュネイは、敗戦国となった邪神王国・ランドールの荒廃ぶりを見かねて手助けをし、ついには城一つを奪還してしまった。
 そんな中、邪神降臨を目論んだ大司教の娘、ロゥラを旗頭とする一団が決起。かつてはギュネイも刃を交えた邪神王国四天王の生き残りを中心に、再び邪神を降臨せんとしているという。
 他方、ランドール再興の兆しを感じた周辺国からも大部隊が進軍してくる。
 邪神王国に迫るさらなる危難を前に、ギュネイの取る一手とは? というか、そもそも助太刀してていーのか!?
 英雄による邪神王国復興物語、第2弾!

今、読んでいる途中です。

以上、「叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士」の紹介でした。

後の巻についても読み終わり次第、更新していこうと思います。

気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。

「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」

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