*

「いずれキミにくれてやるスーパーノヴァ」感想と評価 中盤からの怒濤の展開は凄まじい!

「いずれキミにくれてやるスーパーノヴァ」というライトノベルをご存じでしょうか?

この作品は、『スニーカー文庫』で出版されているライトノベルです。

今回は、「いずれキミにくれてやるスーパーノヴァ」の評価と感想を紹介していきます。

この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。

スポンサーリンク

「いずれキミにくれてやるスーパーノヴァ」の評価と感想

画像は【スニーカー文庫公式twitter】より引用

中盤からの怒濤の展開は凄まじい、あんな展開を読まされたらページをめくりたくなっちゃう!

零真似(ぜろまに)」先生の「いずれキミにくれてやるスーパーノヴァ」。

この作品は、主人公の「イズミ」が「スピカ」という少女と出会った所からストーリーが展開していくのですが、そこからの展開は本当に凄まじかったです。

その怒濤の展開は、およそ100ページあたりから始まり、私自身そこから終わるまで驚かされっぱなしでした。

”宇宙人”は出てくるし、地球は”もしもボックス”を使ったみたいになっているし、もう何がなんだかっていう感じで、でも、結局読み終わると、”青春”だったなぁ~って落ち着く作品だと思います。

また、日常から非日常の世界に変わってしまった地球で、「イズミ」がどう思い、どう感じていくのか、つまり、「イズミ」の”変化”に注目して読んでほしいと思いました。

というのも、「イズミ」は毎日、退屈な日常を送っており、それ故に、昔の”彼”とはかけ離れた存在であって……。

そこから「イズミ」が「スピカ」と出会い、そして、どう行動していくのかという所が見所なのかなと思っています。

その他にも、この作品には”タイトルのインパクト”がありましたよね。

最後まで読んでいくと、自ずと何故このようなタイトルになのか、おそらく分かると思いますよ。

”スーパーノヴァ”ってこういう意味だったのねという納得感もぜひ読んで確かめて下さいな!

イラストに関して、イラストレーターは「A(あ)ちき」先生が担当しています。

表紙がなんとも美しいこと。

表紙は「スピカ」なんですけど、至高の可愛いらしさがありますし、なんとも言えぬ”神秘性”を秘めたキャラクターであるのかなと表紙のイラストを見て最初は思いましたね~

でも、実際読んでみると、「スピカ」のキャラクターはあっさりしていて、「な、なんだバカ!? エロか!?」というセリフを何度も発するくらい自由奔放な少女です(※このセリフは個人的に好きです)。

そんな「いずれキミにくれてやるスーパーノヴァ」の評価は、10点中9点です。

ここから「いずれキミにくれてやるスーパーノヴァ」の主なストーリー、登場人物の紹介をしていきます。

「いずれキミにくれてやるスーパーノヴァ」の主なストーリー

「ヴィー、ヴィー、ヴィー、こちら、エレメンタル第三惑星――地球。オーバー」

「ヴィー、ヴィー、ヴィー、こちら、ストラト星雲第七惑星――トロイメライ。オーバー」

そこでは、日常のしがらみから解き放たれた少年の声と優しい少女の声が行き交っていた。

一万光年離れた星を繋ぐ不思議なトランシーバーは、深夜零時になってから十分間だけ使える。

「泉大地」は、零時から十分間だけ繋がる不思議なトランシーバーを使って、『トロイメライ』という一万光年離れた星のお姫さま「スピカ」という少女と心地よい夢を語り合っていた。

「イズミ」にとって、この「スピカ」との十分間の会話は一日で最高の時間であった。

というのも、「イズミ」は毎日の学校生活を退屈に思い、また、前向きに何かを取り組むこともせず、打ち込むこともなかったため、だらけた毎日を送っていたからだ。

「スピカ」と話しているとそんなつまらない現実を忘れることができた。

そんな「イズミ」は、「スピカ」が誰なのかを知らない。

『トロイメライ』という惑星なんて存在しないのかもしれない、彼女の名前は「スピカ」なんていう素敵な名前なのではないのかもしれない。

でも、「イズミ」にはそんな真実など必要なかった。

だって、知ってしまえば……。

そんな事を思っていた時、「スピカ」はこのような事を「イズミ」に告げることになります。

『…………イズミに…………会いたい…………』

これは、僕がスピカに別れを告げる物語だ。

「いずれキミにくれてやるスーパーノヴァ」の登場人物

  • だらけた生活を送っている「泉大地(いずみだいち)」
  • 『トロイメライ』という惑星のお姫さま「スピカ」
  • 「イズミ」の幼なじみ「佐藤小鳥(さとうことり)」
  • 「イズミ」の隣のクラスで真面目な委員長「柳(やなぎ)スミレ」

ここまでが「いずれキミにくれてやるスーパーノヴァ」の主なストーリー、登場人物の紹介でした。

「いずれキミにくれてやるスーパーノヴァ」どんな展開のストーリー?

「いずれキミにくれてやるスーパーノヴァ」はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。

「いずれキミにくれてやるスーパーノヴァ」1巻の主な内容

他星のお姫様を自称する「スピカ」とのトランシーバーを使った会話だけを楽しみに生きる高校生のイズミ。彼の日常はスピカが地球に「墜落」したことで一変した。その日から自転車や人は空を飛び、スピカはイズミの妹だと認識された。改変された世界と甘えてくるスピカを戸惑いつつも受け入れたイズミだったが、今度はスピカを狙う別の宇宙人が現れ――「おまえは『この星』にいていいんだ」宇宙人と「妹」を巡る、青春ファンタジー。

会いたい気持ちと会いたくない気持ち

会いたいと突如「スピカ」に言われ、戸惑う「イズミ」、それでも「イズミ」は「スピカ」と会うことを決意し……。

そして「スピカ」と会うことになった翌日、『星見ヶ丘(ほしみがおか)学園』の教室で一人「イズミ」は、ぼーっと「スピカ」に会いたい気持ちと会いたくない気持ちで葛藤していた。

そんな「イズミ」のもとに話しかけてくる女の子がいた。

その女の子とは、隣のクラス委員長「柳スミレ」という女性で、今夜星を見ないかというお誘いをしてくるも、「イズミ」には「スピカ」と会う約束をしていたため、パス。

また、幼なじみの「佐藤小鳥」に今日一日変だという指摘を受けてしまい……。

もちろん、それは「スピカ」と会うために他ならなかった。

空から降ってきた女の子「スピカ」、まさかのコンクリートに突き刺さる!?

『星見ヶ丘学園』の屋上で今夜、「スピカ」と会うことになっていた「イズミ」、そして、会う約束の時刻は刻一刻と迫っていた。

そんな中、脳裏によぎるのはやはり「スピカ」のこと。

今の「イズミ」を見て「スピカ」は許してくれるのだろうか、本当の僕は「スピカ」にどうしてほしいのだろうか、「イズミ」はこの場所から逃げ出したいという気持ちさえあった。

そうして約束の待ち合わせの時間になったのだが……、「スピカ」が目の前に現れることはなく……。

虚しさと安堵が同時にこみ上げる「イズミ」、そんな時突如として、空から”隕石”みたいなものが降ってきて……。

その”隕石”みたいな”ソレ”は、「イズミ」の近くのコンクリートに突き刺さり、よく見るとそれは頭から突き刺さっている女の子の姿であった。

「イズミ」の日常生活は、「スピカ」と出会ったことにより突如として非日常世界に変わってしまう!? 中盤からの怒濤の展開は見逃せないです!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★☆

以上、「いずれキミにくれてやるスーパーノヴァ」の紹介でした。

後の巻についても出版され次第?、更新していこうと思います(次巻でるのでしょうか?)。

あと、『キャトルミューティレーション』と『アブダクション』の違いや意味などを理解しておいた方が良いかも……、twitterなどで話題になっていましたよね。

気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。

「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」

スポンサードリンク

関連記事

スポンサードリンク

匿名 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。

スポンサードリンク

  • どうも、赤の魔導書の管理人です。
    私は、アニメや漫画、ラノベ、アニメ映画など、見たり読んだりするのが好きで、「一人でも知らない人にこんなすごい作品があるんだ!!」という思いを伝えたくて、このサイトを立ち上げました。

    文章力など未熟ですが、日々(多分)頑張っているのでよろしくお願います。また、いつも赤の魔導書を見てくださっている皆様本当にありがとうございます。

PAGE TOP ↑