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「りゅうおうのおしごと!」感想と評価 熱く共感できる将棋ライトノベル!

「りゅうおうのおしごと!」というラノベをご存じでしょうか?

この作品は、『GA文庫』で出版されているライトノベルです。

ちなみに、この作品は2017年と2018年の『このライトノベルがすごい!』文庫部門で第1位を獲得しています。

今回は、「りゅうおうのおしごと!」に関する評価と感想を紹介していきたいと思います。

この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。

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「りゅうおうのおしごと!」の評価と感想

画像は【「りゅうおうのおしごと!」公式 twitter】より引用

読んだ人の人生を変えるような、心を動かすような最高のライトノベル!

「のうりん」の作者「白鳥士郎」先生の新作品「りゅうおうのおしごと!」。

「りゅうおうのおしごと!」を読んで一番感じた事は、人間味あふれるドラマがいくつもあって、それぞれの登場人物の心情をしっかりと捉えており、最後に感動を持ってくるところは流石と言わざるをえないです。

この作品を読んでいて、いつも心に訴えてくるような印象を与えてくれますし、挫折したときや辛いときに読んだら号泣してしまいますよ!

管理人もポロポロと泣かされました……、もう号泣です。

また、熱い将棋の対局シーンも注目なんですよね~

そんな熱い対局の中で、鳥肌が立つシーンもあれば、それぞれの登場人物の成長があって、ずっとその物語に浸っていたいという気持ちにさせてくれます。

あと、あとがきをぜひ読んで欲しいと思いました、……「白鳥士郎」先生の思いが垣間見られるかもしれませんよ!

おそらく将棋のルールなど分からなくても、楽しめるライトノベルだと思いますので、気になった方はぜひ読んでみて下さいな!

また、イラストに関して、イラストレーターは「しらび」先生が担当しています。

「しらび」先生のイラストは、本当に毎巻凄くて、最高のイラストにいつも圧倒されてしまいます。

どのイラストもクオリティがヤバくて、個人的に最近のイラストレーターだと五本の指に入るのではないかというくらい個人的にかなり評価しているイラストレーターさんです。

管理人が「一番このイラストがすごい」って思ったのは、3巻の「雛鶴あい」の”捌き”8巻の着物姿二人の表紙イラストですね~

もう言葉にできないくらい最高のイラストです!

そんな「りゅうおうのおしごと!」の評価は、当然10点中10点です。

ここから、「りゅうおうのおしごと!」の主なストーリー、登場人物の紹介をしていきます。

「りゅうおうのおしごと!」の主なストーリー

15才でプロ棋士になり、史上最年少で『竜王』の位を得たタイトル保持者「九頭竜八一」。

しかし、彼はそれ以降連敗続きであり、いわゆるスランプに陥っていた。

そんなある日、誰もいないはずの「八一」の自宅に一人の女子小学生「雛鶴あい」がいた。

「あい」は、「九頭竜八一」の弟子になるべくはるばるやってきたそうだ。

なぜ、このようなことになってしまったのかというと、それは「八一」の竜王戦の時……。

「八一」の竜王戦の第七局は、温泉旅館『ひな鶴』で行われ、その対局のさなか、”お水”を差し出してくれた少女が「雛鶴あい」であり、「八一」は、その時に弟子とする約束をしてしまっていたらしい。

また、「あい」は、その竜王戦で「八一」の将棋に憧れを持っていて……。

「八一」は、女子小学生を弟子に取る気などさらさらなく、断るつもりであったのだが、約束をしてしまった以上、弟子にするのかどうかの試験をすることになります。

しかし、対局してみると、彼女はとんでもない将棋の”才能”を発揮することになる。

「八一」は、そんな「あい」の将棋の才能に惹かれ、育ててみたいと思ったのと同時に、かつて持っていた”将棋に対する熱い何か”を分からせてくれる存在でもあった。

「りゅうおうのおしごと!」の登場人物

  • 史上最年少の”竜王”タイトル保持者「九頭竜八一(くずりゅうやいち)」
  • 「八一」の一番弟子、内弟子として「八一」と共に過ごす「雛鶴(ひなづる)あい」
  • 「八一」の姉弟子、女流棋士最強”浪速の白雪姫”「空銀子(そらぎんこ)」
  • 「八一」の二番弟子、”神戸のシンデレラ”「夜叉神天衣(やしゃじんあい)」
  • 「八一」の師匠の実娘、女流棋士を目指す「清滝桂香(きよたきけいか)」
  • 「八一」と「銀子」の師匠であり、「桂香」の父親「清滝鋼介(きよたきこうすけ)」
  • 盲目の棋士にして永世名人資格者「月光聖一(つきみつせいいち)」
  • ゴキゲン中飛車の使い手”捌きの巨匠”「生石充(おいしみつる)」
  • 関東のプロ棋士、「八一」のライバル「神鍋歩夢(かんなべあゆむ)」
  • ”永遠の女王”女流名跡「釈迦堂里奈(しゃかどうりな)」
  • ”捌きのイカヅチ”女流帝位「祭神雷(さいのかみいか)」
  • 関西の女流棋士、”山城桜花”「供御飯万智(くぐいまち))」
  • ”攻める大天使”女流玉将「月夜見坂燎(つきよみざかりょう)」
  • 活発な小学四年生、「あい」の棋友「水越澪(みずこしみお)」
  • 6歳でフランス人、「八一」の第一嫁候補「シャルロット・イゾア―ル」
  • 大人びている小学四年生、「あい」の棋友「貞任綾乃(さどとうあやの)」
  • 「天衣」のボディーガード「池田晶(いけだあきら)」

ここまでが「りゅうおうのおしごと!」の主なストーリー、登場人物の紹介でした。

「りゅうおうのおしごと!」どんな展開のストーリー?

ここから「りゅうおうのおしごと!」はどんな展開なのか、それぞれの巻について簡単に紹介をしていこうと思います。

「りゅうおうのおしごと!」1巻の主な内容

 玄関を開けると、「JS(女子小学生)」がいた―「やくそくどおり、弟子にしてもらいにきました!」
 16才にして将棋界の最強タイトル保持者「竜王」となった「九頭八一」の自宅に押しかけてきたのは、小学三年生の「雛鶴あい」。きゅうさい。
「え?……弟子?え?」
「……おぼえてません?」
 憶えていなかったが始まってしまったJSとの同居生活。ストレートな「あい」の情熱に、「八一」も失い掛けていた熱いモノを取り戻していく―
「のうりん」の白鳥士郎最新作!
 監修に関西若手騎士ユニット『西遊棋』を迎え最強の布陣で贈るガチ将棋押しかけ内弟子コメディ、今世紀最強の熱さでこれより対局開始!!

いざ、関西将棋会館へ!!

「八一」は、「あい」の研修会試験の申し込みと、「八一」自身も公式戦があったため、関西将棋会館を訪れていた。

研修会とは、女流棋士になるための学校みたいな所であり、そこにいる同じ女性棋士と対局していき、ランクが上がっていきます。ちなみに、奨励会とは、プロの棋士を養成する機関であり、研修会と比べて”棋力”が圧倒的に違います。

「あい」はそこで、同じ女子小学生らと何度か対局することになり、後に『JC研』と呼ばれる女子小学生だけの研究会ができ、「八一」は”ロリ王”とますます呼ばれることになる。

一方、「八一」は、七大タイトルの一つ『帝位』の挑戦者を決めるリーグ戦で「神鍋歩夢」と対局することになります。

研修会試験で全勝することが内弟子の条件!?

将棋をすることに「雛鶴あい」は、両親の反対にあってしまうことになります。

しかし、ある条件であれば、将棋をすることを認めるらしい。それは、研修会試験で全勝すること

研修会の入会試験では、駒落ちで三人の棋士と対局し、勝利しなくても実力が認められれば、入会することができます。当然、対局する相手は、格上ばかりです。

それを踏まえて、全勝という条件で、しかも対局者には、女性にして奨励会二段、女流棋士にして、『女王』と『女流玉座』二つのタイトル保持者である”浪速の白雪姫”が立ちはだかることになります。

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

「りゅうおうのおしごと!」2巻の主な内容

「私はあなたを師匠だなんて呼ばないから」
「竜王」九頭竜八一の前に現れた黒衣の少女は高飛車にそう言い放った。
 夜叉神天衣。小学4年生。
 弟子と同じ『あい』という名を持つJCの教育を将棋連盟会長より依頼された八一は密かに特訓を施す。
 だがそれが弟子にバレた時―かつてない修羅場が訪れた!
「ししょう……? だれですか? その子……?」
 はじめてのライバル、はじめての修羅場、そしてはじめての家出……幼い師弟に訪れた危機を乗り越え、二人のあいを救うことができるか!?
 悲しみの雨に閉ざされた少女達の心に、若き竜王の角が虹を描く!!

『永世名人』である「月光聖一」からの突然のある依頼!?

「雛鶴あい」は確実に弱くなっていた。なぜなら対局するライバルがいなかったからだ。

そのため、ライバルが必要であった。

そんな時、「九頭竜八一」は、「月光聖一」からある依頼を受けることになる。

「月光聖一」という人物は、日本将棋連盟の会長であり、『竜王』に並び立つ最高位”永世名人”であった。

そんな人物から、直々に弟子に取ってもらいたい人物がいるということを言い渡されることになって……。

「あい」を弟子に取った矢先ということもあり、研修会試験が終わるまでという条件でその依頼を受けることになります。

もう一人の弟子の存在「夜叉神天衣」の登場!

その依頼の少女「夜叉神天衣」と出会うや否や罵声を放たれることになる。

しかし、実力を見ると「夜叉神天衣」はたしかに強かった。

ただ実践ではまだまだの腕前であり、言うならば原石の状態、才能の塊であった。

また、将棋をする上で欠かせない才能”折れない心”も持っていた。

「夜叉神天衣」は、「九頭竜八一」の指導を渋々受けながら尋常ではないスピードで成長していくことになる。

そして、研修会試験で「夜叉神天衣」は、「雛鶴あい」と対局することになります。

それは、まさに”才能”と”才能”のぶつかり合い、「来なさい」「踊ってあげる」。

一方で、「九頭竜八一」も”永世名人”「月光聖一」と対局することになります。

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

「りゅうおうのおしごと!」3巻の主な内容

「あいも師匠と一緒に『おーるらんだー』めざしますっ!!」
 宿敵《両刀使い》に三度敗れた八一は、更なる進化を目指して《捌きの巨匠》に教えを乞う。
 一方、八一の憧れの女性・桂香は、研修会で降級の危機にあった。急激に成長するあいと、停滞する自分を比べ憔悴に駆られる桂香。
「私とあいちゃんの、何が違うの?」
 だが、あいも自分が勝つことで大切な人を傷つけてしまうと知り、勝利することに怯え始めていた。そして、桂香の将棋人生が懸かった大事な一戦で、二人は激突する―!
 中飛車のように正面からまっすぐぶつかり合う人々の姿を描く関西熱血将棋らノベ、感動の第三巻!!

「オールラウンダーに―俺は、なるッ!!!」

”居飛車”党の「九頭竜八一」は、”オールラウンダー”となるべく、”振り飛車”をマスターすることを決意する。

そのため、『捌きの巨匠』こと「生石充」がいる温泉『ごきげんの湯』を訪ねる。

一方、弟子の「あい」も”振り飛車”を教えてもらい、”オールラウンダー”としての道を歩き出します。

そして、「九頭竜八一」は因縁の相手ともいえるA級将棋棋士「山刀伐尽」に”ゴキゲン中飛車”をぶつけることになる。

「清滝桂香」VS「夜叉神天衣」&「雛鶴あい」

「清滝桂香」にはもう後がなかった。研修会で負けが続き、降格の危機であったのだ。

しかも、年齢の問題もあり、これが最後の『女流棋士』になるための将棋だと思っていた。

そして、将棋のこれからの運命ともいえる研修会での対局、1戦目「夜叉神天衣」、2戦目「雛鶴あい」と対局することになります。

「清滝桂香」はいつもとは違う気迫で将棋の対局へと臨むことになる、ただ勝つために……。

そして、二人の対局の末に気付くことになる。

将棋をやらされている自分ではなく、将棋が好きだという自分の気持ちに……。

まさに3巻は”才能”をテーマにした巻でした。将棋の才能がないことを苦痛に思う姿、そして才能があるが故に相手を傷つけてしまう思いその二つの思いが非常に現れており、感情移入しやすい巻だと思います。

あと、”捌き”の「しらび」さんのイラストマジかっこよす!!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

「りゅうおうのおしごと!」4巻の主な内容

「わたし、もっともっと強くなって……絶対に勝ちますっ!!」
 小学校が夏休みに入ったその日、あい達は東京を目指していた。
 目的は―最大の女流棋戦『マイナビ女子オープン将棋トーナメント』。
 女流棋士やアマチュア強豪がひしめくその大会を、あいと天衣は破格の才能を武器に駆け上がって行く。
 一方、その師匠はというと……弟子に隠れて美人女流棋士と将棋番組でイチャイチャしたかと思えば、その翌日は別の女の子と原宿で手繋ぎデート!? しかもそのお相手は……銀子!?
 将棋に全てを捧げた女性達が織りなす灼熱の祭典を描いた第四巻!
 人生で最も熱い夏が今、始まる。

『マイナビ女子オープン将棋トーナメント』開幕!

この大会には、女流棋士とアマチュアが出場する”チャレンジマッチ”であり、その次に”一斉予選”、”本戦”と3段階あります。

そして、”本戦”を勝ち上がると、タイトル保持者、つまり「空銀子」に挑戦する権利を得ることができます。

また、”本戦”で1勝することさえできれば、『女流2級』へと飛び級することができます。

そのため、この大会は女性にとって、最も熱い戦いであり、負けられない祭典であった。

「九頭竜八一」は、最初予想していなかった。

この大会で、二人の弟子と「清滝桂香」が大躍進を遂げることを……。

「あい」は、この大会で絶対に負けられなかった…、その秘めたる想いとは?

「あい」は絶対に勝つという姿勢でこの大会に挑んでいた。

そして、「あい」は女流二冠を有する”浪速の白雪姫”の才能を超える逸材、女流棋士「祭神雷」と対局することになる。

「祭神雷」の才能は、「あい」のそれとは異質の才能”究極のエゴイズム”

また、「祭神雷」は、「九頭竜八一」ともちょっとした関係があって…。

そんな「あい」は、自らの才能を全て「祭神雷」にぶつけることになる。

「雛鶴あい」VS「祭神雷」の対局は本当に鳥肌が立ちました。最後のシーンもうるッときますので、ぜひ!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

「りゅうおうのおしごと!」5巻の主な内容

 「アーロハー♪」
 遂に始まった八一の初防衛戦。挑戦者として現れた最強の名人と戦うべく常夏の島を訪れた八一だったが……なぜか弟子や師匠までついて来てる!? 一門旅行!?
 おまけに銀子と夜の街でデート!?
 そんなんで名人に勝てるのか!?
 あいと天衣、そして桂香のマイナビ本戦も始まり、戦いに次ぐ戦いの日々。誰もが傷つき、疲れ果て、将棋で繋がった絆は将棋のせいでバラバラになりかける。だが、……「もう離さない。二度と」
 一番大切なものに気付いた時、傷ついた竜は再び飛翔する―!!
 将棋という名の奇跡に最後の審判が下される、激闘の第5巻!

「九頭竜八一」の初の防衛戦、第30期竜王戦がハワイで開幕!!

対局する相手は、将棋界で”神”と謳われるほどの最強の男「名人」。

竜王戦は先に4勝先取した方がタイトルを獲得し、「名人」は、この竜王戦で”永世七冠”と”タイトル獲得百期”が懸かっており、世間では、まさに奇跡が起こるでだろう世紀の対局に胸を躍らせていた。

そうして「八一」は、「名人」と第1局目の対局を迎えることになるのだが、その1局目で「八一」は積み上げてきた将棋の全てを否定され、根底から覆されるような敗北を喫してしまう。

そして「八一」は肉体的にも精神的にも追い詰められ、姉弟子に、そして「あい」に強く当ってしまい、これまで築いてきた将棋の絆をバラバラにしてしまうことになる。

『マイナビ女子本戦』を迎えた二人の弟子と「清滝桂香」

一方そんな中、「あい」と「天衣」、そして「清滝桂香」は『マイナビ女子本戦』を迎えることになる。

この本戦で「清滝桂香」は、かつては一人で女流棋界を支えていた「釈迦堂里奈」、”永遠の女王(エターナルクイーン)”と対局することになります。

女流棋士に王手が懸かった運命の対局で、「清滝桂香」は姉として「八一」に大切な事を伝える。

そして「八一」は今再び、大切なものに気付き、運命の第4局へと迎えることになります。

その対局で「八一」と「名人」は、将棋のこれまでの歴史を覆す前代未聞の対局を見せることになる。

それは、最善手を指し続けた場合、先手、後手どちらが必勝になるのかということ。

ずっとページをめくりたくなる第5巻、感動の結末と激闘の対局、ぜひ読んで欲しい!!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

「りゅうおうのおしごと!」6巻の主な内容

「重度のロリコンですね。治療法は死ぬしかありません」
 竜王防衛を果たし、史上最年少で九段に昇った八一。二人の弟子も女流棋士になれて順風満帆……と思いきや、新年早々問題発生!?
 不眠症や変な夢に悩まされ、初詣で怪しげなおみくじを引き、初JS研では小学生全員に告白され、弟子の棋士室デビューは大失敗。おまけにあいはロリコンを殺す服を着て既成事実を作ろうと迫る。殺す気か!!
 そんな中、銀子は奨励会三段になるための大一番を迎えるが―
 新キャラも大量に登場! 熱さ急上昇で新章突入の第6巻!!
 新時代の将棋の歴史は、ここから始まる。

”将棋の神様”の存在

将棋の世界には、”将棋の神様”が存在しているとされている。いくら強くなっても”将棋の神様”に嫌われたらプロ棋士にはなれない。

竜王防衛戦を終えた「八一」は、正月を迎え、「あい」と「天衣」を連れて『指し初め式』に参加することになっていた。

『指し初め式』とは、将棋界の仕事始めであり、一年で初めて将棋を指すという儀式である。

そんな儀式に突如、酒で酔っ払った「本因坊秀埋」が卑猥な四文字連発で、乗り込んでくることになります。

「本因坊秀埋」は、史上初の女性タイトル保持者であり、囲碁の七大タイトルを獲得している。

また、基盤を作る『盤師』でもあり、「八一」たちは、後に「本因坊秀埋」による神が宿るとされる盤作りの秘技を見ることになります。

その時、「八一」は「あい」と「天衣」に女流棋士となった記念に”何か”を贈ることになっており……。

初の奨励会三段をかけて、最年少VS史上初の対局が行われる!!

一方、「空銀子」は、女性史上初である奨励会三段をかけて、「椚創多」二段と対局することになります。

「椚創多」は、年齢十一歳でありながら、奨励会二段という破格の才能を持っており、史上初の小学生棋士になるかもしれない”将棋星人”の一人であった。

「創多」は、将棋のソフトを通じて研究しており、これまでの将棋の常識を覆す手を打ってくることになります。

その対局で「銀子」は、人類をも超越した”将棋星人”との差を改めて感じ、プロ棋士になるのは恐ろしいことだと、地獄であると思い知らされることになります。

秀才と天才との間の溝……、今回は、”浪速の白雪姫”こと「空銀子」に着目して、ストーリーが展開していきました。その他にも、「あい」は『ロリコンを殺す服』を着て、「八一」を誘惑するなど、新章にして、早くも激動の第6巻!!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

「りゅうおうのおしごと!」7巻の主な内容

「文句があるならかかってこい! 八一!!」
 清滝一門の祝賀会。師匠である清滝鋼介九段から叩きつけられたその言葉に、八一は衝撃を受ける。
 順位戦――名人へと続く階段で、昇級のチャンスを迎えた八一と、降級の危機にある清滝。師匠の苦しみを理解しつつも八一は己の研究を信じて破竹の進撃を続ける。
 一方、棋力のみならず将棋への熱をも失いかけていた清滝は――
「衰えを自覚した棋士が取れる手段は二つ……」
 残酷な運命に抗うのか、従うのか、それとも……?
 笑いあり涙ありの浪速ド根性将棋ラノベ、号泣必死の第7巻!

”名人になりたい”、「清滝鋼介」の決して譲れない夢

名人との竜王防衛戦を終えたからの「八一」の将棋は常軌を逸しており、『順位戦』において、連戦連勝の無敗を誇っていた。

そんな「八一」は、師匠が企画した『清滝祝賀会』に参加し、一家団らんの和やかなパーティーを楽しんでいたのだが、「八一」の放った軽率な発言で、その幸せなムードはたたき落とされることになって……。

その「八一」の発言によって、「清滝鋼介」は、「八一」にはっきりとした敵意を向けることになります。

というのも、順位戦に連勝し、昇級のチャンスであった「八一」とは違い、「清滝鋼介」は、降級の危機であったからであった。

『順位戦』とは、名人へと続く階段のことであり、A級・B級・C級のそれぞれの順位によるリーグ戦のことを指します。

そのリーグ戦による結果で、それぞれの順位の昇級・降級の条件があり、棋士生命に直結するとも言われています。

運命の対局「清滝鋼介」九段VS”次世代の名人”「神鍋歩夢」七段

かつてA級で将棋を指し、”名人”に二度挑んだ「清滝鋼介」は、『順位戦』での降級が続いており、その降級点を意味するのは、”引退”という二文字であった。

将棋のソフトの登場により、新しい戦法、名人の世代が築き上げた『現代将棋』の人達との世代交代が起きており、そのことは、「清滝鋼介」自身にとっても例外ではなかった。

そんな「清滝鋼介」は、「鏡水飛馬」とのこともあって、また、『清滝道場』を始めたことにより、どん底にいた「清滝鋼介」は、かつての将棋に対する思いが蘇ってきて……。

そして、迎えた『順位戦』、B級2組の「清滝鋼介」九段は、順位戦無敗の”次世代の名人”「神鍋歩夢」七段と運命の対局をすることになります。

そんな「清滝鋼介」と「神鍋歩夢」との対局は、その場に直面した人の人生を変えるようなそんな将棋のドラマを見せることになって……。

その他にも「シャル」ちゃんの白い布や『銀子にゃんデンジャラス・ビースト』などなど笑えるところは大満載!

そして、『マイナビ女子オープン』の準決勝”神戸のシンデレラ”「夜叉神天衣」VS”攻める大天使”「月夜見坂燎」との対局があったりして……、「清滝鋼介」主役の第7巻、最後のイラストを見たとき、最高の感動が待っています。

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

「りゅうおうのおしごと!」8巻の主な内容

「そうだ。京都へ行こう」
 順位戦が終わり、プロ棋界は春休みに突入した。八一はあいを伴って京都を訪れるが、しかしそれはデートでも慰安旅行でもなかった。
『山城桜花戦』――女流六大タイトルの一冠を巡る戦いを見守るため。
 挑戦者の月夜見坂燎と、タイトル保持者の供御飯万智。
「殺してでも奪い取る」
「……こなたはずっと、お燎の下なんどす」
 親友同士の二人が撃突する時――八一とあいは女流棋士の葛藤と切なさを知る。
 春の京都を舞台に、華よりもなお華やかな戦いが繰り広げられる秘手繚乱の第8巻!

『山城桜花戦』開幕! 因縁の対決“攻める大天使”「月夜見坂燎」VS“嬲り殺しの万智”「供御飯万智」

山城桜花戦、それは京都市出身の大橋宗桂名人を顕彰するため、創設された公式女流タイトル戦のことである。

山城桜花タイトル保持者が挑戦者決定トーナメントの優勝者と三番勝負を行い、勝者が山城桜花位を獲得することになる。

現在、山城桜花タイトル保持者は「供御飯万智」山城桜花……、そして、挑戦者は「月夜見坂燎」女流玉将。

親友にしてライバルである二人、自分の隣に立つからこそ最初に叩いておかなければならない相手であって……。

そんな二人の対局を観るために「八一」と「あい」は京都を訪れることになります。

親友同士の真剣勝負『山城桜花戦』の勝者とは? そんな中、「八一」はまさかの「供御飯」さんと夜の京都デートにっっ!?

小学生の頃に女流棋士となって、今年で八年目となる。

“嬲り殺しの万智”という異名を持つ「供御飯万智」は、初めてタイトルを獲得してから一度も無冠に転落したことはない。

しかし、今では防衛するだけで精一杯、番勝負まで進むことはあっても、そこから先が勝てなくなっていた。

そんな彼女は将棋の空き時間に自分を育ててくれた女流棋界に少しでも恩返ししたいという気持ちで、普及の仕事に熱を入れるようになった……、のだが……。

逆に女流棋界の価値を下げてしまう結果になり、彼女は再び誰よりも強い女流棋士になろうと勝負の鬼となった。

山城桜花戦が行われた夜、「八一」が泊まるホテルの部屋に「供御飯」さんがやって来て……、何故か二人で散歩することになり、そこで彼女からあることを打ち開けられることになる。

「……こなたはずっと、お燎の下なんどす」

第8巻を読んだら「供御飯」さんを好きになってしまいますよ!

「しらび」先生のあの上目遣いで描いた「供御飯」さんのイラストは最高の一言であり、表紙もさることながら美しいしか出てこない……、「どうやったらあんな着物姿の二人を描けるんだ」って思ってしまいますね。

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★☆☆

「りゅうおうのおしごと!」9巻の主な内容

 夜叉神天衣。
 わずか十歳にしてタイトル挑戦を決めたシンデレラは、両親の墓の前で誓いを立てていた。
「お父さま、お母さま。必ず女王のタイトルを手に入れます……私たちの夢を」
 しかし彼女の前に立ちはだかるのは、史上最強の女性棋士にして師匠の姉弟子――空銀子。
 二人が争うのは女王のタイトルだけなのか、それとも……?
 《浪速の白雪姫》と《神戸のシンデレラ》が遂に激突! アニメ化も果たしますます過熱する盤上のお伽話、家族の絆と感動の第9巻!
 シンデレラの頬を伝う一筋の涙を、若き竜王の飛車が拭い去る――!!

“神戸のシンデレラ”と“浪速の白雪姫”がついに激突! 女王戦五番勝負、二つの才能がぶつかり合うことになる!!

私には将棋だけ。だからこれからするのも将棋の話だ。
絵本みたいに甘くてキラキラしてない。暑苦しくて泥臭い、勝負の物語。白雪姫とシンデレラが素手で殺し合いをするような、血生臭い惨劇。
そして見届けて欲しい。

この物語の最後に―――誰が何を得ようとし、誰が何を捨てるのかを。

『マイナビ女子オープン』本戦トーナメント挑戦者決定戦で勝ち上がった小さな女の子……、わずか十歳にして天才の少女の名前は「夜叉神天衣」。

「天衣」にとっては、負けられない対局。

なぜなら、“浪速の白雪姫”に勝つと“女王”のタイトルを得ることができ、その“女王”のタイトルを取ることこそが亡くなった両親との三人の夢であったから……。

女王戦は五番勝負となっており、どちらかが三勝した時点で“女王”のタイトルはどちらかの手に渡る……、しかし、女流棋士にして奨励会三段、無敗の「空銀子」に「天衣」が勝てるなどと誰も思っていなかった。

そうして第一局が通天閣で始まろうとしていた……、のだが……。

『駆除』 女王 空銀子

『略奪』 女流二段 夜叉神天衣

早くも二人のツンデレは火花を散らし、将棋をする前に殺し合いをしかねなかって……。

“竜王”「九頭竜八一」と“捌きの巨匠”「生石充」との激突!?「八一」はその対局で誰かのために指すことになる!

黒色紅色の振り袖と深紅の袴で現れた「天衣」、一方、紺の着物で入室してきた「空銀子」女王……、「銀子」から感じられるのは余裕の二文字。

そうして始まった二人の対局……、しかし、その対局は予想外の結末をむかえることになってしまい……。

「天才同士の対局が、こんな終わり方をするなんて!」

一方、「八一」も“捌きの巨匠”こと「生石充」と激突することになり……、そこで「八一」は、”捌きの巨匠”相手にとんでもない戦法を見せることになる。

「いいぜ。見せてみろよ……お前の捌きを」

「天衣」の成長にスポットを当てた第9巻、シンデレラの魔法が解けた時、彼女は将棋を指す意味を改めて思い直すことになる!

9巻も間違いなく熱いし、感動要素も盛りだくさんでした。気になった方はぜひ読んでみて下され!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

以上、「りゅうおうのおしごと!」についてでした。

後の巻に関しても出版され次第、更新していくつもりです。

「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」

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