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スニーカー文庫おすすめライトノベル アニメ化していない面白いラノベを紹介!

『スニーカー文庫』でおすすめのライトノベルを紹介していこうと思います!

紹介していく作品数は10作品、主に最近のラノベ中心(2017年~2018年くらい)、かつ、アニメ化していない作品を紹介していこうかと思います。

ちなみに、紹介している作品はあくまで管理人の独断と偏見で選んでおります。そこは温かい目で見て下さればと思います。

では、紹介していきます! この記事を読んで、何か1作品でも新しいライトノベルとの”出会い”があればと思います。

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角川スニーカー文庫おすすめライトノベルを紹介していく!

INDEX

画像は【スニーカー文庫公式twitter】よりそれぞれ引用

毎月1日に発売されている『スニーカー文庫』!

新作の作品も多く、個人的に好きなレーベル……、そんなレーベルからアニメ化されていないけど、面白いライトノベルを10作品紹介していきます。

1作品目:「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」〈著者:しめさば イラスト:ぶーた〉

5年片想いした相手にバッサリ振られたサラリーマンの吉田。ヤケ酒の帰り道、路上に蹲る女子高生を見つけて――「ヤらせてあげるから泊めて」「そういうことを冗談でも言うんじゃねえ」「じゃあ、タダで泊めて」なし崩し的に始まった、少女・沙優との同居生活。『おはよう』『味噌汁美味しい?』『遅ぉいぃぃぃぃぃ』『元気出た?』『一緒に寝よ』『……早く帰って来て』家出JKと26歳サラリーマン。微妙な距離の2人が紡ぐ、日常ラブコメディ。

おすすめしたいと心の底から思った作品、おっさんとJKの日常を描いた話題作!?

ほのぼ~のとしたおっさんと女子高生の共同生活に癒やされ、「なんかこういうライトノベルも新鮮でいいな!」って思いました。

ストーリーが進んでいくにつれて、当然それなりの展開はあるのですが、それでも「二人の生活をこれからずっと変わらず読んでいたい」、「その物語にずっと浸っていたい」という気持ちにさせてくれます。

また、それぞれの登場人物の心情を捉えているところもこの作品の良いところです。

文章の構成的には、ラブコメチックに描かれているのですが、現実っぽい恋愛を描いており、そこに様々な葛藤があったりと「本当の大人の恋をしているんだな~」と読んでいて肌に感じます。

さらに言うと、おっさんの「吉田」さんが優しすぎるんです!

その優しさがあるからこそ、ちょっとちぐはぐな関係や距離がある関係があったりと、進んでいるようで止まっているような日常、でも女子高生と出会えて、非日常がいつの間にか楽しくなっている日常を描いている所など、その先が気になってページをめくる衝動が止まらなくなりますよ。

26歳サラリーマン「吉田」と女子高生「沙優」の奇妙な二人暮らしが始まります!

二つ年上の同じ会社に勤める女性「後藤」さんにフラれてしまったおっさんこと、26歳のサラリーマン「吉田」。

そんな「吉田」は、同じ会社に勤める「橋田」に失恋の愚痴をこぼしつつ、現実逃避をするようにビールを大量に浴び続けた。

大量にビールを飲んで気持ち悪い「吉田」、そんな帰り道に、「吉田」は、体育座りでうずくまる女子高生を発見することになり、そんなJKの口から「ヤらせてあげるから泊めて」と……。

「吉田」は、常識を携えている人間であり、そもそも年下に興味などない人間であった。

しかし、事の成り行きで、何故かその女子高生「沙優」をタダで泊めることになり、それが後に「沙優」をしばらくの間「吉田」の家で住ませることになってしまい……。

この作品は、読んで損なしだと思いますし、とにかくスラスラ読めると思いますので気になった方はぜひ読んでみて下さいな。

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

【文章の構成・読みやすさ】

★★★★★★★★★★

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★★★

2作品目:「スーパーカブ」〈著者:トネ・コーケン イラスト:博〉

山梨の高校に通う女の子、小熊。両親も友達も趣味もない、何もない日々を送る彼女は、中古のスーパーカブを手に入れる。初めてのバイク通学。ガス欠。寄り道。それだけのことでちょっと冒険をした気分。仄かな変化に満足する小熊だが、同級生の礼子に話しかけられ――「わたしもバイクで通学してるんだ。見る?」1台のスーパーカブが彼女の世界を小さく輝かせる。ひとりぼっちの女の子と世界で最も優れたバイクが紡ぐ、日常と友情。

ないない尽くしの主人公がカブを手に入れたことによって世界を広げていく!? 一風変わった青春物語に共感してほしい!

スーパーカブを通して主人公の世界が広がっていくような展開は、凄く良かったとしか言いようがない。

スーパーカブに限らず言えるかもしれませんが、初めて何かを購入した時ってワクワクしますよね?

そんなワクワク感を伝えてくれるライトノベルで、スーパーカブを手に入れた彼女の行動一つ一つが新鮮で、これも青春の一つなんだなぁと心から思いました。

そんな主人公の成長が描かれており、カブを購入することによって彼女の人生が一変していくシーンは本当に読み応え抜群!

個人的には、カブを手に入れた主人公がどんどんと行動範囲をのばしていくのは、読み応えがあるところだと思いましたし、主人公の心情が直に伝わってきました。

初走行に、ガス欠に、初めての原付通学を経験する「小熊」……、「小熊」とカブの高校生活!?

山梨県北杜市(ほくとし)、初夏の陽の下で一人の少女が自動車を漕いでいた。

制服の下にジャージをはいた小柄な少女……、おかっぱ頭にうっすらリンゴ色のほっぺ、美少女と言うには小さく野暮ったい目。

田舎の女学生という印象しか抱かれないような女の子……、少女の名は「小熊」、高校二年生であり何も持たない天涯孤独の一人ぼっち。

高校に入っていきなり親を失った「小熊」は、奨学金の給付を受けて現在の高校に通い続けられることとなった。

そんなある日、いつもとは違う寄り道をした「小熊」は、中古バイク屋に並ぶバイクを眺めることになって……。

そこで「小熊」は、一台の見慣れた原付、スーパーカブと呼ばれる乗り物と出会うことになります。

著者のカブ愛がしっかり伝わってきましたし、「これはあるある」と共感してしまう作品ですので、気になった方はぜひ読んでみて下さいな!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

【文章の構成・読みやすさ】

★★★★★★★★★★

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★☆☆

3作品目:「美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!」〈著者:春日部タケル イラスト:Mika Pikazo〉

「ミリオンセラー、それが俺の譲れない目標だ」
文芸編集者になるはずが、なぜかラノベ編集部に配属された黒川清純。作家の下ネタ電話にいつも涙目の先輩、会社に寝泊まりしてゲーム三昧の副編集長、失踪中の編集長……。さらに担当の打ち切り崖っぷち作家は「書きたいものが分からないの」とスランプで、頼みの天才JK作家は「まだ降りてきてないんです」っていつまで待てばいいんだよ!! 誰か俺と一緒に最高の物語を創ってくれ!

久しぶりに涙が出るくらい笑った作品! まさかラノベ業界と下ネタコメディを組み合わせてきたかっっ!!

「のうコメ」で知られる「春日部タケル」先生なのですが、「あの下ネタのオンパレードそのまま!!」ってくらいキレはまだまだ健在でした。

単純に心の底から笑える作品で、読んでいて本当に楽しい、「続きを早く出てくれ!」って心の底で叫びたくなっちゃいます。

ストーリーが面白いのと、「単なるラノベ業界ものではないな」って思わせる文章がそこにはあるので、”下ネタ”と”ラノベ業界”の組み合わせは、斬新かつ面白かったです。

また、ライトノベル業界の事に関しても深く描かれているので、「なるほど!」と参考になるところも多いです。

ちなみに、何故涙が出るくらい笑えるのかというと、ヒロインが残念すぎて、発想がすごすぎて笑えてくるんです!

天才作家と普通の作家二人を、突如担当することになった新人編集者「黒川清純」……。

「黒川清純」は、バイト時代に働いていた『佐土川文庫』から突如、”諸事情”により『佐土川S(サンダル)文庫編集部』への異動命令を人事部から言い渡されることになります。

『佐土川S文庫編集部』とは、ライトノベルの編集をしている部署であり、「黒川清純」はその異動に対して、あまり良く思っていなかったのだが……。

「黒川清純」は、ほぼ強制的に『佐土川S文庫編集部』へと異動させられることになり……。

そこで唐突に告げられたのが、天才作家である「天花光星」と普通の作家「オードリー・ブッルス・ガッリーナーケウス」の担当をするようにということであって……。

そんなことで「黒川清純」は、編集者として二人の新作に携わっていくことになります。

残念ヒロインの発想ぶりに、ぜひ笑って欲しい作品であり、巻が進むにつれてキャラクターがどんどん魅力に思えてきますよ! せひ読んでみて下さい!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

【文章の構成・読みやすさ】

★★★★★★★★★☆

【イラストの良さ】

★★★★★★★★★★

4作品目:「戦闘員、派遣します!」〈著者:暁なつめ イラスト:カカオ・ランタン〉

世界征服を目前にし、更なる侵略地への先兵として派遣された戦闘員六号の行動に『秘密結社キサラギ』の幹部達は頭を悩ませていた。侵略先の神事の言葉を『おちんち○祭』と変更するなど、数々のクズ発言。さらには自らの評価が低いと主張、賃上げを要求する始末。しかし、人類と思しき種族が今まさに魔王軍を名乗る同業者に滅ぼされると伝えられ――。
「世界に悪の組織は2つもいらねぇんだよ!」
現代兵器を駆使し、新世界進撃がはじまる!!

今度の舞台は異世界ではなく、地球外惑星!? クズ戦闘員と変態美少女ヒロインがおくる、笑いあり、バトルありの「暁なつめ」最新作!

ご存じの通り、この作品は「この素晴らしい世界に祝福を!」と同じ作者さんです。

「このすば」と同じくコメディ基調で物語が展開していき、かなり面白かったですよ! 「このすば」好きなら買うべしだと思いました。

この作品は、クズ戦闘員こと「戦闘員六号」が美少女型アンドロイド「アリス」を連れて、地球外惑星を侵略していくというお話で……、そのストーリーの中で、頭がおかしい変態キャラクターばかりが登場することになります。

なかなか笑わせてもらいましたし、「このすば」の「カズマ」さながら「六号」のクズっぷりも良かったと思います。

また、周りの変態美少女キャラクターたちにもそれぞれ特徴があり、特に「スノウ」や「アリス」、そして、「ハイネ」などの女性陣は印象に残っていますよ!

近衛騎士団隊長「スノウ」との出会いから……、何故か「戦闘員六号」と「アリス」は魔族と戦うことになる!?

『キサラギ』という名の企業があり、その企業は今や地球上の誰もが知る大企業であった。

そんな『キサラギ』にて、「戦闘員六号」は女幹部二人から地球外惑星に派遣してスパイ活動をするようにと告げられて……。

秘密結社『キサラギ』の目標は世界征服をすることであり、これまでも自ら悪の組織を名乗り、地球を支配するためにあらゆる悪事に手を染めていた。

そうして「六号」は転送機を使って地球外惑星へと転送されることになっていたのだが……、転送されるのは「六号」だけではなく、「アリス」というアンドロイドも同行することになっていて……。

「このすば」好きなら嵌まるはず!? 戦闘あり、コメディあり、そして、エッチィイラストなんかも……、気になった方はぜひ読んでみて下さい!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★☆

【文章の構成・読みやすさ】

★★★★★★★★☆☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★★★

5作品目:「ミリオン・クラウン」〈著者:竜ノ湖太郎 イラスト:焦茶〉

新暦307年、世は人類退廃の時代。東京開拓部隊の茅原那姫は、この星を支配する環境制御塔で発見された青年・東雲一真と出会う。しかし記憶なし、常識なし、経歴不詳な一真に振り回されて!? やがて全ての秘密が明かされた時、一真の隠された力が解き放たれ、世界の命運をかけた人類最強戦力の闘いが始まる! 巨躯の怪物、天を貫く塔、十二の王冠種――人智を超えた勢力に挑むミリオンクラウンとは!? 人類再演の物語、此処に開幕!!

手の込んだ世界観の中……、荒廃した日本を舞台で戦う主人公に惚れ惚れしてしまう!? 圧倒的クオリティを誇る「竜ノ湖太郎」先生の最新作!

私はこの作品を読んだわけですが……、はっきり言いましょう……、”最高”の一言でした!

手の込んだ世界観に、圧倒的すぎる強さを持った主人公の姿に惚れ惚れしてしまいましたね~

この作品は、荒廃した日本を舞台に一人の青年「東雲一真」と赤い服を着た少女「茅原那姫」との出会いから始まり、そこから「一真」は人智を超えた敵と戦っていく……、という王道ストーリーではあるのですが、かなり面白かった作品ですよ!

話の設定がしっかりとなされているので読み応えは抜群でしたし、その話の中で活躍する「東雲一真」の無双っぷりを読んでいたら、ページを何度も何度もめくりたくなっちゃいました。

また、日本刀一本で戦うっていうのが何より良かったと思います。

より際立つ「東雲一真」の最強さ……、そして、まだまだ底知れない彼の”本気”をこれから読んでいきたいと思わせてくれましたね~

世は人類退廃の時代となり、文明を失った人類は僅かな勇気と奇跡によって生き永らえ、慎ましい生活を送っていた。

そんな時代に生きる「茅原那姫」は、今まさに絶体絶命であった。

多脚型戦車に乗っていた「那姫」は、全長三メートルある巨躯の大猿約二〇体に追っかけられているまっ最中であり、その白毛猿との距離はだんだんと縮まっていた。

そこに、バシャァンッ!!!………と盛大な音を立てて「那姫」の前に見知らぬ青年が現れることになります。

その青年は刀剣一本で次々にその大猿を斬り捨てていくことになり……、さらには、身体能力も尋常ではない動きであって……、そうして圧倒的な一種異様な戦闘を見せることになる。

本当におすすめしたいと思ったファンタジー作品! 壮絶な戦闘シーンを見せてくれますので、気になった方はぜひ読んでみて下され!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

【文章の構成・読みやすさ】

★★★★★★★★★★

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★★★

6作品目:「僕は何度も生まれ変わる」〈著者:十文字青 イラスト:だーくろ〉

 ある日、僕は死んだ。享年29歳。しがない社畜の儚い末路だった―はずなのに、まさか生まれ変わった……のか? でも、僕はまた死ぬ。運命の悪戯なのか。死んでは生まれ変わり、そのたびに“彼女”が僕を殺す。漆黒の髪。赤い眼。僕を“劣等種”呼ばわりする“人間の帝国”の彼女が。そして、とうとう5回目の人生。成り行きでとるにたらない傭兵暮らしをしていた僕の許に、突然アークラントの“魔王”から使者が来た。はあ? 僕が魔王の隠し子だって…!? ――これは何度も生まれ変わった挙句、何の因果か魔王の血を受け継いだ“僕”がやがて英雄へと至る物語――泥臭くも華麗なる大逆転劇が幕を開ける!

五度目の生まれ変わりのその先へ……、今ここに続きが非常に気になる”大逆転劇”の幕が上がる!?

個人的に戦記もの、軍記ものが好きなのも相まって、私にとったら最高の作品でしたね~

この作品は、何度もショッピングピンクの女に命を奪われる主人公が何度も生まれ変わり、そして、大逆転劇を見せていく?っていうストーリーで、続きが非常に気になる一冊だと思いますよ!

この作品の見所はやはりタイトルにもある通り、”何度も生まれ変わる”ということ……、そうして主人公がぎりぎりになりながらも戦っていく姿も心惹かれると思います。

勝つか負けるかのあのギリギリ感……、また、「一人ではなく、様々な種族と共に戦っていく、それも人間相手と……!?」っていうシーンも今までにあまりなく興味を引く設定でした。

序盤から中盤にかけて、登場人物と数ある地名を覚えるのは大変ですけど、全てを把握すると断然に面白くなりますので、気になった方はぜひ読んで欲しい。

いつかどこかで会ったことのある女……、漆黒の髪に瞳の色はショッキングピンク!!

しがない社畜の人生を送っていた29歳の男性……、そんな彼は車に轢かれてしまい人生の幕を閉じることになる……、のだが……。

二十九年間の軌跡は「ラニィ」の中にしっかりと刻みつけられていた……、そう、その男性は「ラニィ」として生まれ変わったのである。

「ラニィ」の目の前には、初恋の女性「ミシャ」がおり……、しかし、そんなある日、黒外套の女が襲撃してくることになり、「ラニィ」はまた命を落とすことになる。

そうして再び生まれ変わった「ギルヒー」、あの日、『エヴァラスティア帝国』の襲撃によって自分の命と初恋の相手を失うことになった。

そのため帝国の兵たちに憎しみを持つ「ギルヒー」は、対帝国軍の志願兵として、憎き帝国兵と対峙することになる……、のだが……。

表紙のイラストは最高ですね~、特にピンク感満載の「リンゼリカ」のイラストは最高ですし、敵ながらこれだけ好感を持てる登場人物は久しぶりです。

文句なしに面白かった作品であり、第一位に挙げるくらい最高でしたので、気になった方はぜひ読んでみて下され!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

【文章の構成・読みやすさ】

★★★★★★★★★★

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★★★

7作品目:「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました」〈著者:ざっぽん イラスト:やすも〉

「君は真の仲間じゃない――」最前線での戦いについていけなくなってしまった英雄・レッドは、仲間の賢者に戦力外を言い渡され勇者のパーティーから追い出されてしまう。
「はぁ、あんときは辛かったなぁ」レッドが抜けた事で賢者達が大パニックになっているとは露知らず、当の本人は辺境の地に移り住み薬草屋を開業しようとワクワクした気分で過ごしていたのだが……「私もこのお店で働いていいかな? 住み込みで!」突如かつての仲間であるお姫様が自宅まで訪ねてきて!?
“のんびり楽しい薬屋経営”、“お姫様とのイチャイチャ生活”、報われなかった英雄による素晴らしき第2の人生がはじまる!

ツン期を終えたデレ期の「リット」が可愛すぎる!? 辺境でスローライフを送るほっこりと癒やされるほのぼの作品!

名前がとてつもなく長いのですが、「こんなのんびりとしたスローライフをしてみたいなぁ」と読んでいて何度思ったことか……、羨ましい。

この作品はタイトルの通り、勇者のパーティーを追い出された「ギデオン」が「レッド」という名に変え、辺境の薬屋でスローライフを送るという作品で、そこで登場するメインヒロインがめちゃくちゃ可愛いんですよ!

「レッド」は勇者パーティーを役に立たないという理由で追い出され、「なかなか可哀想だなぁ」と最初は思ってしまうのですが、「これ、追い出されて良かったんじゃね?」と思えるくらいスローライフが充実することになります。

そのスローライフで一緒に暮すことになる「リット」の仕草一つ一つが可愛くて、ツン期を終えた彼女のデレ期に注目ですね~

また、「リット」が何故ここまで「レッド」に好意を寄せているのかという所は読んで気になる所だし、勇者である妹「ルーティ」の存在も忘れてはならないでしょう。

勇者のパーティーを追い出されることになった「ギデオン・ラグナソン」はスローライフを送ることになる!?

暗黒大陸を支配する憤怒の魔王「タラクスン」による、アヴァロン大陸侵攻がはじまり3年……。

たった3年で4つの国が滅ぼされ、大陸の半分が魔王の手に落ちている状況の中、”勇者”「ルーティ・ラグナソン」が誕生し、世界を救うために旅立ったのであった。

そんな勇者とともに旅をしているのが「ギデオン・ラグナソン」……、そう「ルーティ・ラグナソン」は「ギデオン」の妹であって……。

「ギデオン」は、”導き手”という加護を持っており、小さい頃から王国近衛騎士クラスのレベルを持ち、当初は勇者よりも強かった……、のだが……。

「ギデオン」の加護は、勇者の旅立ちを守るためのものであり、旅立ちの頃は強くても、次第に仲間に追いつかれ、追い越され、パーティのお荷物へとなってしまっていった。

そして、旅をしていたある日、「ギデオン」は勇者のパーティーである”賢者”「アレス」から「君は真のパーティーではない」と告げられることになる。

「レッド」と「リット」によるスローライフが始まることになる序章の一巻!

二人の関係が気になってしょうがなくなりますし、とにかく「リット」が可愛すぎますので、気になった方はぜひ読んでみて下され!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★☆

【文章の構成・読みやすさ】

★★★★★★★★☆☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★★☆

8作品目:「英雄の娘として生まれ変わった英雄は再び英雄を目指す」〈著者:鏑木ハルカ イラスト:晃田ヒカ〉

魔神との戦闘で命を落とした英雄の男・レイドが転生した先は、なんと仲間夫婦の娘!? 赤ちゃんとして目覚めたものの、「さすがに元仲間の母乳にはむしゃぶりつけない!」と、プライドゆえに授乳拒否、結果として虚弱な美幼女へと育つことに。しかし、勇者と聖女の娘なら、誰よりも強くなれると気付いたレイド。前世の経験と親譲りの才能で、夢だった魔法剣士として再び英雄を目指すんだ! 元英雄・現美幼女が送る、成長の英雄譚!!

女の子に転生して英雄を目指す「ニコル」の一生懸命さに心惹かれた!

この作品は、転生もので、生前憧れていた英雄を転生した女の子が再び目指すという物語で、めちゃくちゃ面白かった作品ですよ。

まず、主人公の「ニコル」が成長する姿を描いており、そこはなかなか読んでいく上で重要になってくるんじゃないかと思います。

「ニコル」ちゃんの成長は、赤ん坊からスタートするのですが、そこからすくすくと英雄を目指すため、ちょっとずつ力をつけていくところは面白いと感じました。

また、「ニコル」が英雄になるために、一生懸命なところはなかなか引き込まれる要素でしたね~

とにかく前向きで、頑張っていく「ニコル」の姿をこれから応援したいと思えてきますよ。

「レイド」の全く逆の人生で、「ニコル」は再び憧れの英雄を目指す!

「レイド」、英雄である彼はかつて仲間たちと共に冒険をしていたのだが、不幸にも”魔神”との戦いにおいて命を落としてしまうことになる。

そんな死んでしまった「レイド」の前に突如現れたのが自称神、そんな神に「レイド」は自身の記憶を保持したまま赤ん坊へと転生させられることになり……。

そうして転生した「レイド」は、かつての仲間の子供として生まれ変わり、しかも、自身の姿は、なんとオッドアイを持つ女の子になっていた。

前世において、「レイド」は勇者に憧れを抱いていたのだが、素質がなかったため、勇者になる道は閉ざされてしまっていた。

しかし、「ニコル」として生まれ変わった今世の「レイド」は、勇者と聖女の子供であり、それ故に、前世で挫折してしまった剣士に、いや魔剣士になれるのではないかと身震いが止まらなかった。

前世で男として才能がなかったものの、今世では女として生まれ、才能に恵まれた「ニコル」、彼女の全く逆の人生で、再び憧れの英雄を目指すことになります。

この作品、将来的に「ニコル」の周りには、「女の子だらけになってしまうのではないか?」というちょっとした疑問もあって……、まぁ、それはそれでいいんですけどね、気になった方はぜひ、読んでみて下され!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★☆

【文章の構成・読みやすさ】

★★★★★★★★☆☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★★☆

9作品目:「おにぎりスタッバー」〈著者:大澤めぐみ イラスト:U35〉

中萱梓。愛称アズ。見た目も成績も地味なのに「なんか援交だか売春だかをやっているらしい」という噂によって、クラス全員に避けられている。彼女があの時男を連れ込んで、俺が台所にいて、まあいわゆる修羅場になったせいで、魔法少女やらおにぎりやらが出てくる奇怪な事件が始まったんだが、そんなのは些細な話だ。俺が誰かも気にしなくていい。だけどどうか彼女の話を聞いてやってくれ。
世界を巻き込む危険で切実な恋愛小説、登場。

ついつい2回読みたくなるようなどんでん返しの作品!

いや~、この作品には終始驚かされっぱなしの作品でした。

2017年一番驚かされたライトノベルであり、急展開なシーンも何度もありましたね~

一般人とは違う非日常の世界は、「こんな感じなのか?」と疑問に思うくらい驚かされっぱなしになります。

その驚きの急展開の中に、ほんのりと甘い恋愛を入れてくるのだから読みたくないわけがないです。

また、なんか「西尾維新」先生と少し似た作風のような気がして、読んでいて非常に楽しかったですよ。

ベージュ系女子「アズ」が贈る地味な高校生活から~

「中萱梓」、彼女は、高校に通う普通の地味な女子高生で、自称魔法少女と名乗る同級生の「サワメグ」しか友達がいなかった。

しかも、「アズ」は、援交だか売春だかをやっているらしいと高校で噂になっており、実際に「アズ」本人も男を食いまくっていたため、その噂というのは、まるっきり流言飛語というものでもなかった。

そんなある日、「アズ」は、同じ高校の先輩「日下部穂高」と出会うことになるのだが、彼は「アズ」のことが好きっぽいようで……。

そんな「穂高」センパイと「アズ」はなんやかんやで距離を縮めていくのですが、ある日、「アズ」の家に連れ込んでいた男と「穂高」センパイが遭遇することになっちゃいます。

これってまさかの修羅場っていうやつ?

「アズ」の行動もいちいち面白い! ぜひ、驚いて欲しい作品で著しく展開する場面にページをめくって下さい!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★☆

【文章の構成・面白さ】

★★★★★★★★★☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★★☆

10作品目:「6番線に春は来る。そして今日、君はいなくなる。」〈著者:大澤めぐみ イラスト:もりちか〉

やりたいことが見つからず、漠然と都会を夢見る優等生の香衣。サッカー部のエースで香衣の彼氏のはずの隆生。香衣に一目惚れする学内唯一の不良・龍輝。ある秘密を隠すため、香衣の親友を演じるセリカ。4人が互いに抱く、劣等感。憧れ。恋心。後悔。あの駅で思いはすれ違い、一度きりの高校生活はとどまることなく進んでいく。「どうしてすべて手遅れになってからでないと、一番大事なことも言えないんだろう」これは、交錯する別れの物語。

現実味にありふれていて、読んだ後が切なく、しかしそれでいて納得のいく”別れ”を描いている!

この作品は、四人の高校生活に焦点を当てた青春群青劇で、それぞれの四人のエピソードを高校三年間の中に収められた作品です。

そこで、高校生活の”出会い”と”別れ”に注目し、その中でも、”別れ”によりピックアップした作品となっています。

なかなか現実味があって、共感できる部分が多かったですね~

というのも、それぞれ四人が抱いている様々な感情がダイレクトに伝わってきて、感情移入して本当に切なくなってきます。

ラストも切なく、涙が出そうになるのですが、それでいて納得のいく終わり方だったので、後味残さず、スッキリした作品だと思いますよ。

朝のホームには別れの気配が満ちている。

『捧高(ささこう)』の一年生「郷津香衣」、彼女は高校に入学して、びっくりするくらい友達が出来なくて、おそらく「峯村セリカ」くらいしか友達がいないのかもしれなかった。

そんなある日、「香衣」は、「セリカ」から好きな人の事について知ることになります。

「セリカ」の好きな人とは、サッカー部の「諏訪隆生」という名で、一年生にしながら、すでにレギュラーを確保していた爽やか系の男子であった。

でも、その人はたぶん、「香衣」の彼氏だった人で、ひょっとしたら今もまだ彼氏なのかもしれない人であった。

高校生活の”別れ”のシーンを読んで、ぜひ感情移入して欲しいです。気になった方は、ぜひ手に取って頂きたい。

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

【文章の構成・面白さ】

★★★★★★★★★★

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★☆☆

角川スニーカー文庫おすすめライトノベルの紹介を振り返って

毎月毎月本当に面白い作品を出してくれ、読者にとったら嬉しい限りなんですよね~、『スニーカー文庫』!

今熱い作品は「ひげを剃る」や「美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!」、そして、「戦闘員、派遣します!」などなど……。

特に「ひげを剃る」の勢いは凄いですよね……、2018年2月に発売されてから瞬く間に広まっていき、個人的に『スニーカー文庫』で今最も推したい作品だと思っています。

また、「このすば」の人気も相変わらずで、その中で新しく登場した「暁なつめ」の新作「戦闘員、派遣します!」もサクサク読めるし、声に出して笑ってしまうほど面白い!

閑話休題

……と、ここまで紹介してきたわけですが……。

別にこの記事内で紹介している作品を購入して欲しいっていうわけでこの記事を書いているのではなく、一つでも多くの新しい作品を知って、書店で見かけた時とかに気にかけてくれればいいと思っています。

紹介している作品が自分は良いと思っていても、実際読んでみると合わなかったりとかもしますしね~

あと、紹介していない作品などもあると思うのですが、「この作品も紹介してみては?」とか「この作品も面白いよ!」とかありましたら、コメントにて書いてくれると管理人のためになります。

ただし、アニメ化していない作品に限ります。時間があったら、購入して読んでみようと思います。

また、この記事の感想こうして欲しいなどの要望がありましたら、コメントにてどしどしよろしくです!

そういったコメントは今後のモチベーションにつながります。

「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」

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  • どうも、赤の魔導書の管理人です。
    私は、アニメや漫画、ラノベ、アニメ映画など、見たり読んだりするのが好きで、「一人でも知らない人にこんなすごい作品があるんだ!!」という思いを伝えたくて、このサイトを立ち上げました。

    文章力など未熟ですが、日々(多分)頑張っているのでよろしくお願います。また、いつも赤の魔導書を見てくださっている皆様本当にありがとうございます。

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