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「Doggy House Hound」感想と評価

「Doggy House Hound(ドギー・ハウス・ハウンド)」というライトノベルスをご存じでしょうか?

この作品は、『オーバーラップノベルス』で出版されているライトノベルで、初版発売日が2020年10月25日です。

今回は、「Doggy House Hound」の感想を紹介していきます。

この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。

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「Doggy House Hound」の感想

画像は【オーバーラップ公式twitter】より引用

英雄へと至るために何が必要か……、犠牲を出さない強さか? 名声か? 金か?

ポチ吉」先生の「Doggy House Hound」。

ポストアポカリプスの世界で、記憶を失った主人公が過酷な戦場で生き抜く物語。

実態はそうなのですが、独特な語りヒロインの存在から、少しそれが遠のくのもポイントです(読む前はバチバチのシリアスものかと思っていましたので……)。

とは言いつつも、最後は衝撃的なんですけどね。

なお、モノズと呼ばれる機械生命と、愛犬ルドとともに繰り広げる狙撃に特化した戦闘シーンには引き込まれていきます(特に、モノズたちがいい)。

普段の日常面とは異なり、戦闘面では英断的な行動をとり、冷静さもある主人公のギャップにも鳥肌ものです(口下手ではありますが……)。

彼がこれから何を為し、狙撃手として”英雄”となっていくのかは始まったばかりですが、一巻だけでも”猟犬継承”のサブタイトルは心に響きます

主人公が自分の戦闘スタイルで、できる限りのことで敵を倒すために引き金を引く姿はかっこいいですし、成長する姿にも心惹かれていきますよ

ぜひ読んでみて下され!

イラストに関して、イラストレーターは「みことあけみ」先生が担当しています。

表紙が凄く良い! 構図が絶妙で、良いしか言えない。良き、良き!

「Doggy House Hound」の評価

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★☆☆

【ストーリーの構成・読みやすさ】

★★★★★★★☆☆☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★★★

〈3つの好きに共感できるのであればおすすめ!〉

#ポストアポカリプスを描いたストーリーが好き!

#SFアクションが好き!

#主人公無双というより主人公成長が好き!

「Doggy House Hound」の主なストーリー

僕には記憶が無かった。

僕には過去が無かった。

スリーパー。つまりは、コードスリープで『過去』から『今』へやって来た一方通行のタイムトラベラー。

起きたばかりの僕は自分の名前すら無く、ここが、僕の生きた時代から五百年後だと聞かされても、特に何も思えなかった。

トウジ。

それが今の僕の名前だ。半年の訓練で歩兵となった僕は、宇宙人と戦闘を繰り広げている。

蟲人間であるインセクトゥム。泡としか表現出来ないバブル。人型の異形、トゥース。三種の宇宙人と人類は戦争を繰り広げている。

トウジは、ムカデと呼ばれる強化外骨格を纏い、モノズと呼ばれる機械生命と契約し、任務へと挑む日々。

【潜伏:1】【狙撃:4】【モノズ指揮:1】、これが今の僕のスキル。

ランクは1から始まり、5が最高。1で一人前、5になれば達人。トウジはスキルの数では落第モノだが、飛び出したランクのスキルを誇り、いわゆる特化型であった。

トウジの仕事はただ引き金を引き、敵を仕留め続けること。待って、撃つ。遠くから、撃つ。

「Doggy House Hound」どんな展開のストーリー?

「Doggy House Hound」はどんな展開なのか、紹介していこうかと思います。

「Doggy House Hound」1巻の主な内容

今より500年後の未来。人類は《ツリークリスタル》という新たなエネルギー資源を獲得し――それを狙う敵性地球外生命との戦争に突入した。絶望的な戦況の中、人類はコールドスリープ中の者達、通称《スリーパー》を解凍して即席の戦力として消耗することで生存圏を保っていた。
500年の眠りから目覚めた《スリーパー》の少年トウジは、解凍時に背負わされた借金返済のため歩兵となることを義務付けられる。《ムカデ》と呼ばれる強化外骨格を纏い、機械生命《モノズ》達を友として、先の見えない戦場に身を投じるトウジ。記憶も金も人権も失ったトウジだったが、彼には平和な時代では開花することのなかった切り札――「狙撃手」の才能があった。そんなトウジに目をつけたのは、「猟犬」の称号を持つ凄腕の傭兵で……!?
第6回オーバーラップWEB小説大賞《金賞》受賞のSFアクション! WEB版とは異なる新たな物語が今語られる……!!

猟犬。或いはハウンド。そう呼ばれる男の後継となる為に僕は買われた。

僕は仔犬になった。ハウンド・パピー。それがコードネーム。猟犬見習いの仔犬ちゃんと言う訳だ。がうがう。

「パピー、卒業試験だ」

「対スナイパーだ。やってみせろ」

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★☆☆

以上、「Doggy House Hound」の紹介でした。

気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。

「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」

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