圧倒的強者を前に勝負を挑むファンタジー頭脳バトル『神は遊戯に飢えている。』
『神は遊戯に飢えている。』というライトノベルをご存じでしょうか?
この作品は、『MF文庫J』で出版されているライトノベルで、初版発売日が2021年1月25日です。
今回は、『神は遊戯に飢えている。』の感想を紹介していきます。
この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。
『神は遊戯に飢えている。』感想
画像は【MF文庫J公式twitter】より引用
圧倒的強者である神を前に繰り広げられるバトル展開に固唾を呑んで読んでしまう!?
「細音啓」先生の『神は遊戯に飢えている。』。
神々とのバトルは単なるゲームではない。予想を超える謎解き要素と、盤面を一気にひっくり返す迫力ある逆転劇に驚愕の連続。特に『VS巨神タイタン』戦は何度も驚かされ、熱かったですね。
勝利条件はもちろん、複数の敗北条件や隠しルールなどがあり、一戦一戦楽しめるのがこのラノベの魅力。ロジックある展開に合点がいきますし、時間を忘れて読んでしまうこと間違いなしです。
圧倒的な存在だからこその戦術の数々。強者と渡り合うために、知恵を振り絞り、答えのないルートを見つけ出す。そんなチート級の神に挑むキャラクターたちが、ただ単純にゲーム好きだということも良い設定。好きだからこそ導き出される解決策。そして、本気で楽しむ彼らの姿に、終始ワクワクさせられます。
ただ、神々との一進一退の駆け引きなどあれば、なお良しだと思いました。
究極頭脳戦という頭で読んでいたので、少し物足りなさを感じたというのが本音です。同レーベルの『ノゲノラ』や『自称Fランク』、『よう実』などと比較し、若干劣ってしまう気がしました。。。
イラストレーターは「智瀬といろ」先生が担当しています。
表紙はもちろん、表紙裏にもイラストが描かれており、かなり力を入れていると感じさせられました。かっこよくて、それでいて可愛いイラスト。上手く両立させられており、印象深いイラストになっているのではないでしょうか。
グッチョブ!
渋めの感想もありましたが、ストーリーは序章の序章。ポテンシャルの高いライトノベルですので、気になった方はぜひ読んでみてくださいな!
総合得点 | 26点 |
オススメ度 | ★★★★★★★★★☆ |
ストーリー | ★★★★★★★★☆☆ |
登場人物 | ★★★★★★★★★☆ |
#ファンタジー系頭脳バトル |
#神々VS人類 |
#主人公最強ラノベ |
『神は遊戯に飢えている。』PV/ストーリー
この世界すべてに向けて、神を名乗る少女は宣言した。
『この時代で一番「遊戯」の上手い人間を連れてきて』
人と神との頭脳戦『神々の遊び』は、人類最高の興行であり挑戦である。
その遊戯で人類はどうやって神と対峙するのか。
人類は神によって授けられる『神呪(アライズ)』を使用し、超人型・魔法士型どちらかの力で遊戯に挑む。
そのような『神々の遊び』に、半年ぶりに帰還した人物がいた。彼の名前はフェイ・テオ・フィルス。新入りながら、神に三連勝し、最高のルーキーとして期待されている。
そんな彼は帰還早々、神から指名を受けることになって……。
今から一年前、女の子の姿をした神が発見された。彼女は炎と竜の二つの化身であり、現在は神ではなく元神であること。しかし、力は健在らしく、危険度はかなり高いとのこと。
「本題ね。神さまの見張りをフェイ君にやってもらうから」「君が適任なんだよ。っていうか君しかいない」
なぜ「適任」なのか。
「……俺が死なないから?」
神の監視者となる条件は、神の力で壊されない人間であること。フェイに宿る神呪が、まさにその条件を満たすのだった。拒否権はなし。しかも、彼女からの直々のご指名。
「『この時代で一番「遊戯」の上手い人間を連れてきて』――ま、そういうこと」
『神は遊戯に飢えている。』どんな展開のストーリー?
『神は遊戯に飢えている。』はどんな展開なのか、ネタバレ無しでもう少し紹介していこうかと思います。
暇を持て余した至高の神々が作った究極の頭脳ゲーム「神々の遊び」。永き眠りより目覚めた元神様の少女レーシェは、開口一番にこう宣言した。
「この時代で一番遊戯の上手い人間を連れてきて!」
指名されたのは“近年最高のルーキー”と注目される少年フェイ。二人が挑む「神々の遊び」は難易度高過ぎで完全攻略者はいまだ人類史上ゼロ。なぜなら神様は気まぐれで、とっても理不尽で、たまに理解不能だから。だけどそんなゲームだからこそ、心から楽しんで遊ばなきゃもったいない!
ここに、天才ゲーム少年と元神様の少女と仲間たちによる、至高の神々との究極頭脳戦が幕を開ける!
神々の遊び。
人類が課せられた目標は、「神に頭脳戦で十勝する」ことだ。完全攻略者には神々から「ご褒美」が与えられる。評価は分かっていないが、古くから囁かれているのが「好きな願いを叶えてもらえる」という、何とも人間に都合の良い噂である。
もっとも完全攻略者がゼロである以上、真偽は不明だ。
フェイの目の前に現れたのは、炎燈色(ヴァーミリオン)の髪の少女。燃えるような鮮やかな長髪。フェイはそんな彼女の姿を気づけば、息も忘れて見つめていた。
「ねえミランダ? そっちの人間ってもしかして?」
彼女の名はレオレーシェ。会ってまもなく発せられた言葉は……。
「さあ。さっそくだけど始めましょ」「神と人間とで、ゲーム勝負よ!」
勝負するゲームの内容は、『自己紹介神経衰弱』。
気になる方は下記をチェック!
以上、『神は遊戯に飢えている。』の紹介でした。
もう少し紹介したいのですが、ネタバレになってしまいますので、ぜひ読んで確かめて下され!
「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」