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おすすめライトノベル・おすすめラノベ 最近の人気ラノベ25冊を厳選して紹介!

早速ですが、”おすすめのライトノベル”を紹介していきます!

紹介していく作品は、主に”アニメ化されていないライトノベル”で、紹介していく作品数は多すぎず少なすぎずということもあって25作品としました。

また、アニメ化された作品が出てきた場合、その作品をoutし、新たな作品をinしていく形で随時25作品を保てるように更新していこうと思っています。

あと、紹介している作品は重版しているような人気作品ばかりで、そのため、ライトノベルを普段読んでいる方にとったら、飽きるような記事になってしまうかもしれません<(_ _)>

そこはご了承して頂きたいです……、でも本気でおすすめしたいと思えるようなライトノベルばかりを集めましたので、ぜひ最期まで読んで頂ければと思います。

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おすすめライトノベル・おすすめラノベ20作品を厳選して紹介!【2018年更新】

INDEX

画像は【電撃文庫公式twitter】【MF文庫J公式twitter】【ガガガ文庫公式twitter】よりそれぞれ引用

ここで紹介していくのは、アニメ化されていないけど最近のおすすめのライトノベル20冊です。

おそらく”2016年~2018年”あたりの作品ばかりとなっております。

『電撃文庫』から出版されているおすすめライトノベル

1作品目:「86―エイティシックス―」〈著者:安里アサト イラスト;しらび〉

 サンマグノリア共和国。そこは日々、隣国である「帝国」の無人兵器《レギオン》による侵略を受けていた。しかしその攻撃に対して、共和国側も同型兵器の開発に成功し、辛うじて犠牲を出すことなく、その脅威を退けていたのだった。
 そう――表向きは。
 本当は誰も死んでいないわけがなかった。共和国全85区画の外。「存在しない’’第86区’’」。そこでは「エイティシックス」の烙印を押された少年少女たちが日夜《有人の無人機》として戦い続けていた――。
 死地へ向かう若者たちを率いる少年・シンと遙か後方から、特殊通信で彼らの指揮を執る”指揮管制官(ハンドラー)”となった少女・レーナ。二人の激しくも悲しい戦いと、別れの物語が始まる――!
 第23回電撃小説大賞《大賞》の栄光に輝いた傑作、堂々発進!

2017年の看板を背負うほどの最高傑作、彼らの戦う理由を知った時、激動が走る!

王道と言われれば、王道のライトノベルなのですが、読んでいて”何か”を感じた作品です。

その何かとは一言では言い表せないのですが、「2017年のライトノベルは何なのか?」と思い浮かべると真っ先に「86―エイティシックス―」を思い浮かべるほどのインパクトがそこにはありました。

戦いを強いられている人達はあんな残酷なことがあった上で、何の信念のもとで戦っているのか、それを知った時、ページをめくるのが止めらなくなりますよ。

また、1巻の表紙は、本当に神イラストですよね。

この表紙のイラストを見たとき、鳥肌を感じたのと同時に、今までの歴代の表紙と比べてもトップレベルに入るくらい魅力的なイラストだと思いました。

「レーナ」と『スピアヘッド戦隊』と呼ばれる”エイティシックス”たち

『サンマグノリア共和国』、そこには、”聖女マグノリア”の肖像旗と共和国国旗の五色旗があった。

それは、自由と平等、博愛と正義と高潔を表していたのだが……。

共和国において、そのような平和を表わすようなものは形だけであり、”エイティシックス”と呼ばれる人達がいた。

”エイティシックス”とは、『サンマグノリア共和国』で生まれたのにもかかわらず、人としての人権を与えられていない人達の事であった。

そのため、”エイティシックス”たちは、『ジャガーノート』と呼ばれる有人兵器に搭乗し、完全自律無人戦闘機械『レギオン』と対峙していた。

そんな戦場には、当たり前のように毎日死者を輩出していた。

共和国の指揮官『ハンドラー・ワン』においても、彼ら”エイティシックス”を勝たせる指揮をするわけでもなく、彼らを毎日無残に見殺しにしてきた。

しかし、「レーナ」という少女だけはそんな『ハンドラー・ワン』ではなかった。

「レーナ」は、“エイティシックス”であっても同等の立場として接する数少ない共和国の人間であり、そんな彼女は、『スピアヘッド戦隊』と呼ばれる”エイティシックス”の指揮をとることになります。

2017年の看板を背負うほどの作品だと勝手に想っているので、気になった方はぜひ読んでみて下さい!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

【文章の構成・読みやすさ】

★★★★★★★★☆☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★★★

2作品目:「錆喰いビスコ」〈著者:瘤久保慎司 イラスト:赤岸K 世界観:mocha〉

 すべてを錆つかせ、人類を死の脅威に陥れる《錆び風》の中を駆け抜ける、疾風無頼の「キノコ守り」赤星ビスコ。彼は、師匠を救うための霊薬キノコ《錆喰い》を求め旅をしていた。
 美貌の少年医師・ミロを相棒に、波乱の冒険へ飛び出すビスコ。行く手に広がる埼玉鉄砂漠、文明を滅ぼした防衛兵器の遺構にできた街、大蛸の巣くう地下鉄の廃線――。過酷な道中で次々に迫る脅威を、ミロの知恵の閃きと、ビスコ必中のキノコ矢が貫く! しかし、その先には邪悪県知事の奸計が――。
 第24回電撃小説大賞“銀賞”に輝いた、疾風怒涛の冒険譚!

命の尊さを分からせてくれる世界感は壮大にして凄すぎる! そして互いの命を削り合うバトル描写、ギリギリ感もたまらない!

この作品は、『錆び風』によって文明が崩壊した日本を舞台に、ある理由から指名手配をされている「赤星ビスコ」と「ミロ」が共に日本全国を駆け巡っていく冒険譚です。

この作品を読んでまず思ったことがどちらが負けてもおかしくないあの戦闘シーン、あのような命を削り合うギリギリのバトルシーンを見せられたらページをめくりたくなってしまうということです。

この作品では、血が流れるのは当たり前、どちらが死んでもおかしくないバトルが繰り広げられ、少年漫画を読んでいるような気持ちにさせてくれましたね~

そこには、見届けなければならない熱いバトルシーンがあり、時には友情が芽生えたりと彼ら二人の冒険を最後まで読んでいこうという気持ちにさせてくれると思いますよ。

また、世界観も最高でしたね~、命の尊さを分からせてくれます。

国家手配の大悪党、”人喰い茸の赤星”という異名を持つ「赤星ビスコ」

人を生きながらにして錆びつかせる、死の脅威『錆び風』、それは東京で起きた爆発をきっかけにして、その中心である東京爆心穴から吹き上がってきており、今では文明と呼べるほぼ全ての文明は廃れ、錆の塊へと変えて見せた。

そんな日本に、「赤星ビスコ」という国家手配の大悪党、指名手配をされている”キノコ守り”がいた。

そんな「ビスコ」の弓から放った矢を射た瞬間、そこからキノコが生えてきて、通った土地をキノコまみれにしてしまうことから”人喰い茸の赤星”と呼ばれていた。

今の日本では、キノコは錆の元凶とされており、キノコをばらまく「ビスコ」は迫害の対象であり、そのため指名手配をされていたのだ。

そんな「ビスコ」は、親代わりの師匠「ジャビ」と共に旅をしており、しかしそんな「ジャビ」は『錆び風』によって犯される死病”サビツキ”のため、死期が刻一刻と迫っていた。

そもそも「ビスコ」が旅をしている理由は「ジャビ」を助けるためであり、そんな「ジャビ」を救うには、秋田県にあるとされる霊薬、『錆喰い』が必要であり、それは、いかなる錆もたちどころに溶かし、健康な肉を取り戻すといわれている伝説のキノコの存在であった。

個人的に「第24回電撃小説大賞」の中で一番面白かったと思っている作品で、ライトノベルとしては異質な作品だとも思っています。気になった方はぜひ読んでみて下さい。

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★☆

【文章の構成・読みやすさ】

★★★★★★★★★☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★☆☆

3作品目:「七つの魔剣が支配する」〈著者:宇野朴人 イラスト:ミユキルリア〉

 春――。名門キンバリー魔法学校に、今年も新入生がやってくる。黒いローブを身に纏い、腰に白杖と杖剣を一振りずつ。胸には誇りと使命を秘めて。そんな魔法使いの卵たちを迎えるのは、桜の舞う満開街道と魔法生物たちのパレード。
 が、希望に胸躍らせるのも束の間。キンバリーの孕む数々の脅威が彼らに襲い掛かる。気まぐれに生徒を飲み込む地下迷宮、怪物じみた上級生たち、亜人種の人権を巡る派閥の対立――。
 そんな魔境を仲間と生き抜く中、オリバーは一人の少女と縁を結ぶ。腰に日本刀を提げたサムライ少女――ナナオ。
 二人の魔剣を巡る物語が、今、始まる。

今期トップ5に入るくらいの神作品!? 見逃せないほど壮絶な二人の剣戟がここにっ!!

今回の新シリーズは言うまでも無く面白かったし、これは間違いなく今期トップ5に入るくらいの神作品だったと思いますよ!

とにかく世界観、話の設定と、とにかく凄いんですよね~、これぞ”学園ファンタジー”!!!

そうして、その世界観の中で繰り広げられるバトルには鳥肌が立ってしまいますし、本当に時間を忘れて読み込んでしまいましたよ!

読んでみると分かるのですが、とにかく熱すぎる剣戟に目が離せなくなりますし、そこに”魔法”も加わるのだから熱くないわけがない。

”魔剣”の示す意味を知った時、あなたは激動する!? これからが非常に楽しみな作品です!

――春の魔法を見たければ、キンバリー魔法学校の入学式準備を見に来い。

全長にして一キロ以上にも及ぶ満開街道(フラワーロード)……、今年も新入生がこの魔法学校名門『キンバリー』へとやって来る。

その新入生の一人……、紺色のズボンに灰色のシャツ、その上に重ね着た黒いローブ、腰には白杖と鞘に収まった杖剣が一振りずつ差してあり、身長は十五歳男子の平均に近い五フィート弱……、髪は程良い長さの黒の直毛。

彼の名前は「オリバー=ホーン」、誰の目にもごく一般的な、キンバリー新入生の装いのはずだった。

また、その新入生の列の中にはただひとり、他とは全く違った衣装を身にまとう少女もおり……、その特徴的な外見から導き出されるのは”サムライ”であった。

そんな中、魔法生物の行進(パレード)が行われることになっており、トロールなどの亜人種も歩かされていた……のだが……。

突如として、そのトロールが暴れ出し、危険迫るキンバリー新入生たち……、そこにあの東方(エイジア)のサムライがトロールと対峙することになります。

バトルラノベが好きな方は必読!? 魔剣を巡る学園バトルファンタジーをぜひ読んでみて下され。絶対に面白い!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

【文章の構成・読みやすさ】

★★★★★★★★★★

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★★☆

4作品目:「魔王学院の不適合者」〈著者:秋 イラスト:しずまよしのり〉

 人を、精霊を、神々すらも滅ぼしながら、延々と続く闘争に飽き、平和な世の中を夢見て転生した暴虐の魔王アノス。しかし二千年後、転生した彼を待っていたのは平槇に慣れて弱くなりすぎた子孫たちと、衰退を極めた魔法の数々だった。
 魔王の生まれ変わりと目される者を集めた“魔王学院”に入学したアノスだが、学院は彼の力を見抜けず不適合者の烙印を押す始末。誰からも格下と侮られる中、ただひとり親身になってくれる少女ミーシャを配下に加え、不適合者(魔王)が魔族のヒエラルキーを駆け上がる!!
「小説家になろう」発の話題作、待望の文庫化!!

”ハイレベルすぎるファンタジーライトノベル”、主人公の無双劇は爽快で胸が躍る、そして何より最高に面白い!

この作品は、”暴虐の魔王”と呼ばれた「アノス・ヴォルディゴード」がある理由により絶命し、自らの魔法によって二千年後へと転生した世界を舞台にストーリーが始まっていくのですが、そのストーリーの中で主人公の無双劇がたまらなくなりますよ!

また、文章構成はしっかりしておりますし、何より読みやすいです! そして、読んでいて感じたのが、”主人公の強さ”をより際立たせるような文章の流れだったので、ワクワクしながら、胸が踊るような気持ちで読むことができると思います。

やはりそれだけパンチがある作品でしたし、私の好みも相まって、この作品は私の100%の気持ちに応えてくれるそんな作品でした! 続きが非常に気になりますね~

ちなみに、日常部分では主人公の両親が活発に登場するのですが、彼らとの会話も非常に楽しませてもらいましたよ。

両親との馬鹿みたい(良い意味で)な会話の数々、爆笑とはいかないものの、「フフッ」って笑ってしまいました。

”暴虐の魔王”「アノス・ヴォルディゴード」の転生、舞台は二千年後の世界”魔法の時代”へと!

”暴虐の魔王”「アノス・ヴォルディゴード」の目の前には、聖剣に選ばれし「カノン」と大精霊「レノ」、そして創造神「ミリティア」の三人が立っていた。

『魔王城デルゾゲード』では、今まさに世界の命運を左右し、後の時代に名を語り継がれるであろう四人の人物が一堂に会していたのである。

その三人が「アノス」が居る『魔王城デルゾゲード』に赴いたのには、世界の平和の為の「アノス」の抹殺のためであり、しかしそれに反して、「アノス」がその三人に提案したのは”和睦”であった。

その和睦の為にすることとは、世界を四つに分けるということであり……、「アノス」はその大魔法を発動を機に命を落とすことになる。

しかし、「アノス」は二千後に手頃な器を見つけて、転生するつもりであった。

そして、時代は”神話時代”から二千年後の”魔法の時代”へと移り変わり、赤ん坊として転生した「アノス」、それも人間との混血として転生するのであった。

主人公が無双していく爽快感、清々しさ、気持ちよさ……、あらゆる意味でスカッとする「魔王学院の不適合者」、そして、登場するヒロインも文句なしに可愛いので、気になった方はぜひ読んでみて下さい。

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★☆

【文章の構成・読みやすさ】

★★★★★★★★☆☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★★★

5作品目:「賭博師は祈らない」〈著者:周藤蓮 イラスト:二リツ〉

 十八世紀末、ロンドン。
 賭場での失敗から、手に余る大金を得てしまった若き賭博師ラザルスが仕方なく購入させられた商品。
 ――それは、奴隷の少女だった。
 喉を焼かれ声を失い、感情を失い、どんな扱いを受けようが決して逆らうことなく、主人の性的な欲求を満たすためだけに調教された少女リーラ。
 そんなリーラを放り出すわけにもいかず、ラザルスは教育を施しながら彼女をメイドとして雇うことに。慣れない触れ合いに戸惑いながらも、二人は次第に想いを通わせていくが……。
 やがて訪れるのは二人を引き裂く悲劇。そして男は奴隷の少女を護るため、一世一代のギャンブルに挑む。
 第23回電撃小説大賞〈金賞〉受賞作!

賭博師と奴隷の少女の二人が紡ぎ出す見逃せないストーリーがそこにある!

フィクション混じりだけれども、イギリスの世感感がそのまま伝わってくる文章の書き方で、読んでいてイギリスの街並や暗い感じの風景が直に伝わってきた作品です。

その中で、賭博師と奴隷という二人の出会いから、「この先この二人はどのような道を歩んでいくのだろうか?」と非常に気になっていきます。

また、賭博師と奴隷の少女というのは、斬新な組み合わせだと思いましたし、賭博師としての生き方に着目している点は、「今までにこのようなライトノベルはないな」と思えてきます。

最後の「賭博師は祈らない」というタイトル回収にも鳥肌が立ちましたし、ページをめくりたくなるような展開ばかりなので、ぜひ読んでみて下さい。

「ラザルス・カインド」の”賭博師”としての生き方

賭博師「ラザルス・カインド」は、賭博で何もかもが決まってしまうそんな時代を生きていた。

「ラザルス」は、かつて孤児であったのだが、ある賭博師と人生で初めての契約をし、賭博師としての人生を与えられることになった。

賭博師として守らなければならない”三つの教え”をこれまで守ってきた「ラザルス」は、日頃から大きな勝ちを狙わず、賭場に嫌われるようなことは決してしなかった。

しかし、ある夜、「ラザルス」は、賭博で勝ちすぎてしまい、大金を手に入れることになってしまう。

「ラザルス」は、その賭場から目を付けられたくないと思ったので、利益還元のために、ある商品、すなわち、”奴隷”である「リーラ」を購入することになって……。

クライマックスに辿り着いた時、「リーラ」が本当に可愛く、美しく思える最高の瞬間がありますので、ぜひ!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★☆

【文章の構成・面白さ】

★★★★★★★★★☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★☆☆

『ガガガ文庫』から出版されているおすすめライトノベル

6作品目:「弱キャラ友崎くん」〈著者:屋久ユウキ イラスト:フライ〉

人生はクソゲー。このありふれたフレーズは、残念ながら真実だ。日本屈指のゲーマーである俺が言うんだから間違いない。だけどそいつは、俺と同じくらいゲームを極めてなお、人生は神ゲーと言いきった。生まれついての強キャラ、学園のパーフェクトヒロインこと「日南葵」。挙句、「この人生のルールを教えてあげる」だって? ……普通はそんなの信じない。だけど「日南葵」は、普通なんて枠にはまったく嵌まらないやつだったんだ! 第10回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作。弱キャラが挑む人生攻略論ただし美少女指南つき

現実味あふれる青春もの……、どんどんとレベルアップしていく「友崎」の様は本当に読み応え抜群!

「弱キャラ」は読んでいて共感できる部分が数多く登場しますし、次々にページをめくりたくなっちゃいますね~

かなり読みやすい文体で、ストーリーもなかなか考えられている作品だと思いますよ!

なんか現実味あふれる作品で、登場人物の感情やストーリー展開など「これは現実では絶対起こりそうにないな」と思うような展開などなく、ありえそうな展開ばかりで感情移入してしまうと思います。

そういった中で、「友崎」がどんどんと成長していく様を描いており、読み応えは抜群でした。

また、様々な登場人物の悩みや葛藤なども描いており、青春要素もましましですよ……、そして、巻が進むにつれて恋愛要素の割合も増えていって……。

人生は”クソゲー”だと思い込んでいた「友崎文也」であったのだが、パーフェクトヒロインである「日南葵」との出会いで……。

「友崎文也」、彼にとっての人生とは生まれた瞬間から決まっている”クソゲー”であり、理不尽で不平等な弱者にとって不利な世界であった。

それが、現状のオンライン対戦ゲーム界で最も多いプレイ人口を擁している『アタファミ』で日本一を極めた「友崎文也」こと「nanashi」の持論であって……。

そうして「友崎」はいつものように『アタファミ』をプレイしていたのだが、そんなある日、レート二位の「NO NAME」というプレイヤーから連絡がやってきて土曜日に直接会う約束をすることになります。

『アタファミ』とは打って変わって彼の高校生活はいつものようにぼっちな日々を過ごしていた。

そんな「友崎」に才色兼備の大和撫子、それでいて天真爛漫で男女ともに好かれている文句なしのパーフェクトヒロイン「日南葵」に初めて『アタファミ』の事で話しかけられることになり……。

しかし、その「日南」こそが「NO NAME」というプレイヤーであり、「友崎」は土曜日に彼女と出会うやいなやダメ出しの連続を受けることになります。

個人的には最近のラノベの中で4本の指に入る作品と言っても過言ではないくらいの作品なので、ぜひ読んでみて下さい!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

【文章の構成・読みやすさ】

★★★★★★★★★☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★★★

7作品目:「友人キャラは大変ですか?」〈著者:伊達康 イラスト:紅緒〉

俺の友達、火乃森龍牙は“本物の主人公”だ。まず、こいつは過去をほとんど話さない。で、授業をよく抜け出す。帰ってきたかと思えば、唇から血を流してたり、制服が破けてたりする(世界の敵とかと戦っているんだろう)。そして、龍牙の周りには常に誰かしら美少女がいる。そんなときは俺の見せ場だ。「おいリューガ! どうしてお前が雪宮さん(美少女)と知り合いなんだよ!」無駄に騒がしく龍牙の日常を彩る――それが“友人のプロ”たる俺、小林一郎の生き様だからな! ベストフレンダー小林がおくる最強助演ラブコメ、爆誕!!

あれだけ予想を裏切る展開を見せられたら読みたくなっちゃうし、自然と笑えてしまう!

読んでいて自然と笑えてくる作品であり、非常に楽しませてくれましたね~

というのも、私が面白いと思えた所はやはりストーリーの展開であって、あれだけ予想を裏切る展開を見せられたら、ついつい読みたくなってしまうし、自然と笑えてきます。

途中、途中の文中で”面白い用語・表現”をぶっ込んでくるあたりもなかなか好きで、真面目そうな展開になりがちな所もついつい笑ってしまう場面などもあると思います。

また、友人キャラとして登場する「小林」なのですが、「今後どうなっていくのだろう?」と単純に疑問に思えてきます。

あれだけの意味が分からない展開を見せられた後の「小林」の今後が気になってしょうがなくなりますし、「小林」自身のキャラクター性もかなり魅力的で面白いキャラクターなので、その分彼の今後がついつい気になりますよ。

助演のプロ「小林一郎」、「火乃森龍牙」を友人として支えていくように見えたがまさかの展開に!

「小林一郎」、彼はどこにでもいるような高校生であり、主人公というメインストリートの道を走るのでは無く、誰かを影で支え活躍させる”助演のプロ”であった。

そのため「小林」は、自分を際立たせることは無理でも、他人を際立たせることはでき、そして、「小林」は他人を持ち上げ、輝かせ、プロデュースすることを”主人公の友人”として誇りに思っていた。

しかし、「小林」は、心のどこかで、まだ不満を感じており、もっと本物の主人公を支えたいと思っていた、それも世界がそいつを中心に回っているような、真のヒーローを……。

そんな時、「小林」は高校の入学式を終えた教室の中で、主人公の中の主人公と出会うことになる。

異彩を放っていたのは、「小林」のクラスメイト「火乃森龍牙」であり、まさに「小林」が探し求めていた男かもしれなかった。

「小林」はそこから「火乃森龍牙」と打ち解けていくことになり、そうして友人のポジションを得ていくことになるのだが……。

友人キャラとして主人公である「火乃森龍牙」を支えていくんだと思われたが、そこからのまさかの展開!? 気になった方はぜひ読んでみて下さいな!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

【文章の構成・読みやすさ】

★★★★★★★★★☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★☆☆

8作品目:「やがて恋するヴィヴィ・レイン」〈著者:犬村小六 イラスト:岩崎美奈子〉

近衛連隊を追われたルカは放浪の末、旧友ジェミニとの再会を果たす。昔の借りを返すためジェミニの庇護下に入ったルカだが、ジェミニの思惑はルカの想像を遙かに超えて、ガルメンディア王国を揺るがす大事件が勃発する……。「災厄の魔王」ルカと「褐色の皇帝」ジェミニ。一千年にひとりと称される巨大な軍事的才能が、眩いばかりの才能と才能の相克を世界史に刻む。そして王女ファニアもまた、自らの意志により歴史の表舞台へ……。「いつかこの国で革命を起こす。きみにもう一度、会うために」。加速する恋と会戦の物語、第二巻。

こんな”ファンタジー”作品を待っていた! ”ファンタジー”好きには絶対に嵌まるはず!!

”ファンタジー”作品を好きな人は、絶対に嵌まる作品だと思いますよ。

しっかりとした重厚な世界観の中で、物語の構成など「この後の展開はどうなっていくのだろうか?」とシリアスだけれどもワクワクして読むことができます。

読み進むにつれて予期せぬ展開の数々、そして圧倒的な「ルカ」の戦術にも鳥肌が立ってしまいますよ。

あと、この作品に欠かせないのは”戦争”なのですが、その戦争の描写をしっかりと描かれており、読んでいる側からしたら本当に凄まじかったです!

また、”恋愛”としての要素もあり、威厳を振る舞わなければならない王女とスラム街にいた人間の中で生まれる感情など、心理描写を描いているシーンは圧巻の一言です。

「ヴィヴィ・レイン」を見つけるため、一人の少年は旅に出る。

スラム街に住む「ルカ・バルカ」はある日、空から降ってくる一人の少女と出会うことになります。

その少女の名前は「シルフィー」であり、後に「ルカ」は『ガルメンディア王国』で義妹として二人で過ごすことになって……。

しかし、そんな二人の生活も束の間、ある悲劇が起きてしまい、そのことがきっかけで「ルカ」は「ヴィヴィ・レイン」と呼ばれる人を見つける旅に出ることになります。

しかし、『ヴィヴィ・レイン』を捜す旅も様々な人の出会いを通して、「ルカ」はやがて幾多の国家を巻き込む史上最大の戦争を引き起こすことになってしまうことになってしまう。

ファンタジーラノベを読みたい人は絶対に読むべき作品だと思いました。これだけ完成度が高いファンタジー作品を見たことがないと思うくらい絶賛するかもしれません。

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

【文章の構成・読みやすさ】

★★★★★★★★★★

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★☆☆☆

9作品目:「筺底のエルピス」〈著者:オキシタケヒコ イラスト:toi8〉

殺戮因果連鎖憑依体――。それは古来より『鬼』や『悪魔』と呼ばれてきた。鬼狩りの組織《門部》は、古来より改造眼球『天眼』と、時を止める柩『停時フィールド』を武器として鬼を狩り続けてきた。百刈圭と、乾叶――心に傷を抱えながら戦う二人が遭遇したのは、歴史上たった六体しか現れていない《白鬼》だった。叶の親友に憑依したその鬼を巡り組織が揺れる中、もう一つの組織《ゲオルギウス会》が動き出す。《白鬼》とは何か? 二つの組織の衝突の行方は? 人類の存亡をかけた、影なる戦士たちの一大叙事詩が、いま語られる。

緻密に練られた話の設定が素晴らしいの一言! そして、戦闘シーンも文句なしのSF作品!!

本当に面白いSF作品でした……、素晴らしいの一言!!

話の設定から世界観と、読んでいてどんどんページをめくりたくなっちゃいますし、戦闘シーンも言うまでもなく魅せられた……。

この作品は主に、『殺戮因果連鎖憑依体(さつりくいんがれんさひょういたい)』と呼ばれる”鬼”と『門戸』と呼ばれる組織が戦闘を繰り広げていくストーリーになっております。

そんな鬼と『天眼』や『停時フィールド』といった武器を用いて戦っていく展開は、「本当に考えられているなぁ~」としみじみと思いましたね~

十二年前、家族の死に直面した「百刈圭」……。

その時、「圭」はコンビニに寄り道して時間を潰しており、自宅に帰るとすでに家族は絶命していた。

「圭」の一人の妹「燈」だけは死を免れることはできたものの、リビングで荒れ狂った凶行のすべてを目撃した「燈」の心は奈落へと墜ちてしまっていた。

「燈」はすでに『門戸』という組織に引き取られることになっており、「圭」もまた『門戸』に行くことを決意する。

家族を殺した仇を、追い詰め、滅ぼす――、まだ子供だった「圭」にとって、血の復讐とはあまりにも黒く、蠱惑的で、甘美な概念であった……、のだが……。

「圭」は、『門戸』の封伐員となり、『天眼』という改造眼球と『停時フィールド』と呼ばれる武器を用いて鬼を狩っていくことになる。

嵌まる人には必ず嵌まるはず! クオリティがマジで高いし、読み応えは抜群ですぜ!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★☆

【文章の構成・読みやすさ】

★★★★★★★★☆☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★★☆

10作品目:「月とライカと吸血姫」〈著者:牧野圭祐 イラスト:かれい〉

いまだ有人宇宙飛行が成功していなかった時代。ツィルニトラ共和国連邦の最高指導者は、人間をロケットで宇宙に送り込む計画を発令。その裏では、実験飛行に人間の身代わりとして吸血鬼を使う『ノスフェラトゥ計画』が進行していた。閉鎖都市で訓練に励む宇宙飛行士候補生のレフは、実験台に選ばれた吸血鬼の少女、イリナの監視係を命じられることになる。上層部のエゴや時代の波に翻弄されながらも、ふたりは命懸けで遙か宇宙を目指す。宇宙に焦がれた青年と吸血鬼の少女が紡ぐ、宙と青春のコスモノーツグラフィティ。

ずっとこの物語に浸っていたいと思えるけど、クライマックスの”ドキドキ”がたまらない!

この作品は、1巻1巻それぞれに”ドラマ”があって、クライマックスまでの文章の構成などは本当に素晴らしいの一言です。

”宇宙開発”のお話なのですが、宇宙開発の裏側では欲にまみれたものがいっぱいあって、その中でも”宇宙飛行士”として宇宙に焦がれる一人の青年と吸血鬼の少女の想いに感情移入してしまいますよ。

そして、そんな必死で夢を追いかける彼らを応援したくなるようなそんな気持ちにもさせてくれます。

また、ずっとこの物語に浸っていたいと思えるのですが、最後のクライマックスは気付いたら読み終わっていたくらい夢中にさせてくれましたね~

読了後の満足感も間違いなしです!

熾烈な”宇宙開発競争”が繰り広げられていた。

東の『ツィルニトラ共和国連邦』、西の『アーナック連合王国』、二つの超大国は、誰の領土でもない宇宙を狙い、今では、”先に人類を宇宙へ到達させること”が両大国の最大の悲願であった。

そんな時代に、共和国で宇宙飛行士補生生の補欠「レフ」は、唐突に「スラヴァ・コローヴィン」から呼び出しを受ける所から物語は始まります。

「レフ」を呼び出した理由は、”吸血鬼”のマネージャーをするようにということであった。

なぜそのような事を「レフ」に伝えられたかというと……。

人類を打ち上げる計画『ミェチタ計画』を進める前に、”吸血鬼”を実験体として無重力空間に送り込む『ノスフェラトゥ計画』が決定していたからだ。

『ノスフェラトゥ計画』とは、『共和国連邦』の西隣に住む”吸血鬼”を実験の”モノ”として宇宙に送り込むという計画であって……。

SF作品ではあるけれど、難しい用語なども全然出てこず、スラスラと読める”ボーイ・ミーツ・ガール”の作品なので、ぜひ一度読んでみて下さい。

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

【文章の構成・読みやすさ】

★★★★★★★★★☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★☆☆

11作品目:「ストライクフォール」〈著者:長谷敏司 イラスト:筑波マサヒロ〉

その時代、戦争は競技に成り代わった――。人型のシェルを身にまとい、広大な宇宙を駆けるチーム競技、ストライクフォール。鷹森雄星も、その熱狂に魅せられたひとりだ。弟は、トップリーグでのプロデビューが決まった若き天才、鷹森英俊。幼なじみの環に見守られながら、雄星は宇宙を目指すが――。
「知ってるか、兄貴。宇宙では、あらゆるものが落ち続けてるんだ」
だから、兄弟は空に手を伸ばした。欲しいものを、宇宙をその手に掴むために。
SF界の俊英が放つ疾走スペースグラフィティ、待望の離陸(テイクオフ)!

今、”宇宙”で最も熱いSFバトルがここにある! こんなスポーツ競技はアリなのか!?

「ストライクフォール」とは、宇宙を舞台に繰り広げられる”スポーツ”競技のことを指しています。

「ストライクフォール」を読んで、個人的に思ったことは、色々な物が詰まった作品だと感じています。

宇宙の話やSFものは、読むのに意味が分からない単語だったり、難解な表現が出てくることが多いと思いますが、この作品は全くそうではなく、非常に読みやすい作品でした。

というのも、テーマに一貫性があり、読んでいて感情移入しやすく、時より応援したくなるようなそんな場面もあったからです。

そこには、青春や恋愛、努力など、先述した通り様々な物が詰まっています。

主人公が夢を掴むために、ひたむきに努力している部分、かけ離れた実力を持つ弟に追いつきたいけど、憧れを抱いている主人公の存在など、スポーツ競技に焦点を当てているからこそ、SFだけど、このような感情移入しやすい作品になったのかなと個人的に思っています。

”宇宙”を掴むという夢を抱いた兄弟二人の物語……、宇宙競技『ストライクフォール』の開幕!

『ストライクフォール』とは、『チル・ウェポン』を装備した『ストライクシェル』で十五人編成のチーム同士で戦い、そして、互いのチームのリーダー機を撃破した方が勝つというシンプルなスポーツである。

「鷹森雄星」、彼は高校生であり、『シルバーハンズ』というストライクフォールのプロチームに憧れを抱き、地球で日々ストライクフォールの練習をしていた。

そんな「雄星」には、幼なじみがおり、名前は「白咲環」、訳あって「雄星」は「環」の家に居候させてもらっている。

また、「雄星」には、離れて過ごす年午の弟「鷹森英俊」がおり、そんな「英俊」はストライクフォールの天才であり、すでに宇宙で『シルバーハンズ』の二軍としてプレイしていた。

そんなある日、宇宙から弟の「英俊」が帰還することになり……、その「英俊」との再開が後に、「雄星」の運命を大きく変えることになろうとは……。

最近のSFで、これほど面白いと久しぶりに実感した作品なので、気になった方はぜひ読んでみて下さい!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★☆

【文章の構成・読みやすさ】

★★★★★★★★☆☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★☆☆

『MF文庫J』から出版されているおすすめライトノベル

12作品目:「異世界拷問姫」〈著者:綾里けいし イラスト:鵜飼沙樹〉

「我が名は『拷問姫』エリザベート・レ・ファニュ。誇り高き狼にして卑しき牝豚である」
死後、異世界転生した瀬名櫂人の前に現れたのは絶世の美女・エリザベート。彼女は『拷問姫』を名乗り、従者として自分に仕えるよう櫂人に命じるが――「断る」即答する櫂人にエリザベートは『拷問』か『執事』かの二択を突き付ける。あえなく陥落した櫂人はエリザベートの身の回りの世話をすることになり、咎人たる『拷問姫』の使命――14階級の悪魔とその契約者の討伐に付き合わされることになるが……!?
「ああ、そうだ。余は狼のように孤独に、牝豚のように哀れに死ぬ。たった一人でだ」
綾里けいし×鵜飼沙樹! 最強のタッグが放つ異世界ダークファンタジーの最高峰!

ダークファンタジーにおける最高傑作が今ここに! えげつない文章力に驚愕ばかりであり、美しすぎるイラストに魅了される!

これこそ”ダークファンタジー”だと思える作品だと思います。

想像するだけでゾッとするような凄惨で惨たらしい惨状をうまく文章で表現しており、「本当に凄まじいなぁ~」とただただ読んでいて思ってしまいます。

グロい描写やえげつない惨状などが何度も描かれているのですが、それでいて何故かページを何度もめくりたくなるような衝動にも駆られてしまいますよ。

また、そんなグロテスクなパートと大きくかけ離れた日常パートの部分もかなり良かったと個人的に思っています。

日常パートでは、プリンのことやらで食事にうるさい「エリザベート」や「ヒナ」の「瀬名櫂人」に対する愛情表現の凄まじさなど、ちょっと温かさを与えてくれる描写などがあり、グロテスクな描写があるが故に光る部分があったと思いますね~

「我が名は『拷問姫』エリザベート・レ・ファニュ。誇り高き狼にして、卑しき牝豚である」

生前、残酷に凄惨に、虫けらのごとく無意味な死に方をした「瀬名櫂人」は異世界転生することになります。

しかし、異世界転生した場所は、声に出せないほどの”グロテスク”な世界であって……。

そんな世界で、「櫂人」は「エリザベート・レ・ファニュ」という少女を目撃することになる。

そんな彼女から、突如言い渡されたのは「余に仕えよ」とのこと。

「瀬名櫂人」は「エリザベート」によって”魂”を召喚され、その魂を人形に流し込む形で、異世界召喚させられたらしい。

そして、「櫂人」は「エリザベート」の従者となることになるのだが、そんな拷問姫である「エリザベート」にはある使命が課されており、それは自身の贖罪に他ならなかった。

ダークファンタジーにして、最高クオリティの作品だと勝手に思っていますので、気になった方はぜひ読んでみて下さい!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

【文章の構成・面白さ】

★★★★★★★★★☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★★★

13作品目:「自称Fランクお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?」〈著者:三河ごーすと イラスト:ねこめたる〉

学業、運動、家柄、あらゆる分野のエリートだけを集めた日本最高峰の名門校・獅子王学園。だが、その実態は、ゲームの結果ですべてが評価される弱肉強食の学園。絶対的な強者ー獅子のみが生き残れる修羅の世界だった。裏世界のゲームで常勝無敗の伝説を残しながらも、面倒のない普通の人生を歩みたい主人公砕城紅蓮は、入学試験で手を抜き、目論見通り最低位のFランクに認定される。しかし兄を心から愛する血の繋がった妹砕城可憐と再会し、事態は急変。そして学園の『悪意』が可憐を襲ったとき、紅蓮は真の実力を発揮するー!
(自称)Fランクの紅蓮が並み居る強敵を屈服させる、学園ゲーム系頭脳バトル開幕!

学園頭脳バトルで、今最高に面白くて、絶対見逃せない物語がそこにある!

読んでいて非常に面白いですし、鳥肌が立つくらい熱い展開が見逃せなくなります。

今、管理人が一番推している作品となっております。

というのも、ストーリーの展開がグッと際立たせる展開で、最後の最後に主人公のかっこよさがより鮮明に映ってくる展開などは本当に熱いです。

遊戯やゲームで勝敗を決める頭脳戦は、個人的にめちゃくちゃ好きなジャンルなので、かなり嵌まりましたし、頭脳戦が好きな方は、絶対に嵌まるのではないかと思います。

また、読んでいて思ったことが、話の展開が非常に早いことです。

そのため、話がどういう方向に進むのかも予想がつかないし、常にワクワクして読むことができるのではないかと思います。

ゲームで全てが解決する裏の世界、本当の”遊戯”を知っている「砕城紅蓮」

世界の裏側では、ゲームが全てを解決し、そんな裏世界にうんざりしていた「砕城紅蓮」は、ありふれた日常を求めて『獅子王学園』に入学することになります。

しかし、そこの学園は、あらゆることが遊戯(ゲーム)で決まる学園、遊戯至上主義の学園であった。

そんな学園で、「紅蓮」はブラコン妹の「砕城可憐」と再開し、物語は展開していきます。

「紅蓮」は、『獅子王学園』でFランクという一番低いランクなのですが、彼はもう遊戯をする気などなく、また、目立ちたくないため、いつも手を抜いているが故のFランクであった。

しかし、そんな「砕城紅蓮」の日常は、『獅子王学園』の前では、踏みにじられることになっていきます。

そのため、「紅蓮」は、この学園がいかにバカげたことをしているか、そして彼の日常を踏みにじったことを後悔させるため、本当の遊戯を思い知らせるため、かつての実力を垣間見せることになります。

表紙も神イラスト! 「本当に買って損なし!」と思う作品なので、気になった方はぜひ!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

【文章の構成・面白さ】

★★★★★★★★★☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★☆☆

14作品目:「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?」〈著者:細音啓 イラスト:neco〉

「なんで誰も、本当の世界を覚えていないんだ……!」
地上の覇権を争う五種族の大戦が、英雄シド率いる人類の勝利に終わった時代。だがその世界は、少年カイの目の前で突如として「上書き」された。書き換えられた世界でカイが見たのは、英雄シドの不在により人間が五種族大戦に敗れた光景―ここでは竜や悪魔が地上を支配し、さらにカイは全ての人間から忘れられた存在になっていた。だが神秘の少女リンネと出会い、カイはこの書き換えられた運命を打ち破ることを決意。英雄なき世界で、英雄の剣と武技を継承し、君臨する強大な敵種族に戦いを挑む。世界から忘れられた少年が「真の世界を取り戻す」ファンタジー超大作、開幕!

中二心をくすぐるタイトルで、かなり熱くて続きが気になるライトノベルですよ!

タイトルを見たとき、「これは購入しなくては!」って思い、1巻が出た時、購入したのは記憶に新しいです。

購入してみれば、やはり読み応えがあって、予想をはるかに超えたファンタジー作品でした。

世界感が凄く良くて、ストーリーの展開も読み応えがあり、巻が進みにつれて、知的好奇心が刺激され、読みたい衝動が止まらなくなりますよ。

また、そんなスケールのでかい世界感で、戦っていく「カイ」もかっこいいですね~

「カイ」は、銃剣と格闘術で主に戦っていくのですが、とにかく戦う「カイ」が強くてかっこよく、戦闘シーンも引き込まれますよ!

そして、そんな「カイ」と一緒に旅をすることになるヒロインの存在も「なぜ僕」に欠かせない要素です。

世界から忘れ去られてしまった少年「カイ」、そこから「カイ」は他種族と戦っていくことになる!

人間は、かつての四種族との大戦に勝利し、そして、人類は今、平和に過ごしていた。

そもそもその大戦には人間以外の種族、”英雄”と呼ばれる最強の個体がおりそれぞれの種族を導き、そして、人間は窮地に立たされていた。

そんな人類の前に突如として現れたのが人間族の英雄「シド」であり、「シド」のおかげで人類は平和を手にしたのだった……、のだが……。

平和な日常は突如として異変が起きることになる。

その異変とは、「シド」が存在しない四種族が蹂躙する世界へと改竄されてしまい、しかも、その改善されてしまった世界の誰一人が「カイ」のことを覚えていなかった。

真の世界を取り戻すため、四種族の英雄と戦う事を決意した「カイ」、果たして彼らの運命はどうなるのか? バトルもの・ファンタジーものを読みたい方は、かなりおすすめの作品なのでぜひ読んでみて下さい。

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★☆

【文章の構成・面白さ】

★★★★★★★★☆☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★☆☆

15作品目:「ぼくたちのリメイク」〈著者:木緒なち イラスト:えれっと〉

僕、橋場恭也はしがないゲームディレクター。会社は倒産、企画もとん挫して実家に帰ることになる。輝かしいクリエイターの活躍を横目にふて寝して目覚めると、なぜか十年前の大学入学時に巻き戻っていた!? 墜ちたはずの大学に受かっていて憧れの芸大ライフ、さらにはシェアハウスで男女四人の共同生活と突如、バラ色の毎日に!
ここから僕の人生を作り直すんだ――後の超有名クリエイター(の卵)と共に送る新生活がいま始まる! と、意気揚々と始めてみたもののそんなにうまくはいかないみたいで……。木緒なち×えれっとの超強力タッグによる、青春リメイクストーリー!

夢に向かって努力しているあなたに読んで欲しい。明日も頑張ろうっていう気持ちにさせてくれます!

「悔しさって大事だなぁ~」って改めてこの作品を読んで感じましたね~

人生というのは何が正しくて何が正しくないのかなんて分からないし、後悔してなんぼだと個人的に思っています。

その中で「ぼくたちのリメイク」は人生をやり直すとしたらという題材で、登場人物が夢に向かっていきいきと青春している所は胸が熱くなってきますよ!

夢に向かって努力する大切さや人と競いあって自分を高めていく向上心、そして悔しいと思える感情の存在など色々な物が詰まった作品です。

”悔しさ”って本気でやっているからこそこみ上げてくる感情であって、「ぼくたちのリメイク」を読んでいるとそういう気持ちが直に伝わってきてなんか明日も頑張ろうっていう気持ちにさせてくれますよ!

10年前にタイムリープして人生を……、青春を……、リメイクしていく!?

就職活動期、なんとかカー用品販売店の営業職に就職することができた「橋場恭也」はゲーム会社の夢をあきらめることができず、転職し続け、憧れであったとあるゲームメーカーのディレクターを務めることになったというのが今の現状であった。

しかし、入社した会社の社長は夢ばかり壮大で中身がなく、めちゃくちゃな会社であり、あえなくその会社は社長の蒸発により「恭也」は職を失うことになってしまいます。

一方、「恭也」とは対照的に『プラチナ世代』と呼ばれる三人のクリエイターがおり、その三人は「恭也」と同じくそれぞれ同い年であり、同じ芸術系大学を卒業しているという共通点があった。

『プラチナ世代』が卒業した芸術系大学とは『大中芸術大学』のことであり、「恭也」自身もかつては記念受験として『大中芸術大学』の『映像科』を受け、何故か試験にも合格していた。

しかし、「恭也」は、その芸大への道を歩むことはしなかった。

そんな「恭也」はもしかしたら、その大学に進んでいたらと思うと……、全てが中途半端に終わってしまった「恭也」の人生、あのときに戻れたら……、そのようなことを思いながら「恭也」は眠ってしまうことになのだが、目を覚ますと何故か2006年の大学入学時にタイムスリップしてしまっていた。

本気でやっておけばよかったと思う気持ちを無くしてしまった方もぜひ「ぼくたちのリメイク」を読んで何かを感じられればと思います。気になった方はぜひ読んでみて下さい!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★☆

【文章の構成・面白さ】

★★★★★★★★☆☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★☆☆

『富士見ファンタジア文庫』から出版されているおすすめライトノベル

16作品目:「始まりの魔法使い」〈著者:石之宮カント イラスト:ファルマロ〉

 かつて神話の時代に、ひとりの魔術師がいました。彼は、”先生”と呼ばれ、言葉と文化を伝え、魔法を教えました。そんな彼を人々はこう呼びました。――始まりの魔法使い、と。
 そんな大層な存在ではないのだが――「だから火を吹かないで!」「ごめんごめん。私にとってはただの息だからさ」竜として転生した”私”は、エルフの少女・ニナとともに、この世界の魔法の理を解き明かすべく、魔法学校を建てることにした。そこで”私”は、初めての人間の生徒・アイと運命の出会いを果たした――。これは、永き時を生きる竜の魔法使い(先生)が、魔術や、国や、歴史を創りあげる。ファンタジークロニクル。

出会いと別れを繰り返す”感動”の作品! 後半の展開にこみ上げてくる悲しさ……。

「魔法を使ったラノベなんていっぱいあるし……」なんて思うかもしれませんが、この作品は決してそうではありません。

このライトノベルは、魔法の始まり、すなわち、魔法の原初となったものに注目して、その中で主人公は人や様々な人種と出会い、そして別れていく、そんな人間味あふれるドラマを通じて物語は進んでいきます。

毎巻感動できる場面があり、最終ページが近づくにつれて、もう号泣必須になってくるシーンがあって……うぅっ~。

これまで毎巻毎巻ずっと感動してきましたし、時には悲しい部分もあったりして……、でもそんな時に、1巻の冒頭を読んだら、「後々になんか報われるのではないのだろうか」と思いながら、「最後の瞬間はどうなるのだろう」「どんな物語がここからさらに展開していくのだろう」と”ワクワク感”も持って一応読んでいます。

それでも悲しいのですけどね……。

それだけ感情に訴えかけるという点で評価できるライトノベルであると思いますし、「もっと多くの人に読んで欲しい」と思った作品です。

”竜”として生まれ変わった「私」、その世界は魔法を使える異世界であった!?

「私」は、魔法を信じ、日々研究に没頭していたのだが、生涯をかけても見つけ出した事は何一つなかった。

そしてやがて死を迎えることになるのだが、そこで生前の記憶を持ったまま、”竜”として転生することになってしまい……。

転生した場所とは、文字のない世界であり、文明の発達していない世界でもあった。

しかし、そこには生前「私」が追い求めた魔法が存在する世界であり、「私」は魔法の存在を知るやいなや『魔法学校』を作ることを決意し、初めての生徒に人である「アイ」と呼ばれる少女を迎え入れることになります。

出会いと別れを繰り返し、転生した竜はいずれ”始まりの魔法使い”と呼ばれる! かなりおすすめの作品なので、ぜひ泣いて下さい!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★☆

【文章の構成・面白さ】

★★★★★★★★★☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★☆☆

17作品目:「放課後は、異世界喫茶でコーヒーを」〈著者:風見鶏 イラスト:u介〉

 魔法の息吹がかかったアイテムや食物が産出される『迷宮』。これを中心に栄える迷宮都市の外れに佇む一軒の喫茶店では、この異世界で唯一コーヒーが飲める。現代からやってきた高校生店主ユウが切り盛りするこの店には、コーヒーの芳しい香りにつられて、今日も喫茶店グルメを求めるエルフやドワーフ、冒険者たち、そして街の有力者までもが”常連”として足を運ぶ。
 近所にある魔術学院に通う少女リナリアもそのひとり。まだ、コーヒーは甘くしないと飲めないけど、ユウがいるこの店の雰囲気がお気に入り。でも、ライバルの女の子たちは他にもいて?
 恋のスパイスが効いたおいしい物語を異世界喫茶からお届け。

コーヒーを片手に落ち着いた場所で読みたくなるような作品!

すごく癒やされる作品であり、読んでいてほっこりするようなそんな作品です。

おいしい料理を食べて、嬉しい顔になっている所だとか、コーヒーを飲んでホッとしている所だとか、読んでいてほのぼ~のとなってきます。

また、何といっても登場人物がずば抜けてかわいいです。

管理人の一押しキャラクターは、「ノルトリ」で、あのだらけた感じが良く、また、その他のヒロインも魅力的なキャラクターが多く登場しますので、ぜひ読んでみて下さい。

異世界で唯一の喫茶店がそこにはあった。

異世界で喫茶店を営む店主「ユウ」、実は「ユウ」は、異世界へと突然、召喚させられ、帰る理由も分からないまま異世界唯一の喫茶店を営むことになって……。

「ユウ」は、コーヒーを誰よりも愛し、異世界で不人気なコーヒーを広めるために奮闘していた。

そんな喫茶店に、『魔術学園』の生徒や冒険者、また、うさぎであったり、竜族であったりと様々な異世界人が喫茶店にやってきます。

大流行の喫茶店とかではないのですが、それでも他の店とはちょっと違った喫茶店のコーヒーや料理を求めてやってきて……。

本当に日常的な癒やしを与えてくれるような作品なので、ぜひ読んで癒やされて下さい。

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★☆

【文章の構成・面白さ】

★★★★★★★★☆☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★★☆

『スニーカー文庫』から出版されているおすすめライトノベル

18作品目:「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」〈著者:しめさば イラスト:ぶーた〉

5年片想いした相手にバッサリ振られたサラリーマンの吉田。ヤケ酒の帰り道、路上に蹲る女子高生を見つけて――「ヤらせてあげるから泊めて」「そういうことを冗談でも言うんじゃねえ」「じゃあ、タダで泊めて」なし崩し的に始まった、少女・沙優との同居生活。『おはよう』『味噌汁美味しい?』『遅ぉいぃぃぃぃぃ』『元気出た?』『一緒に寝よ』『……早く帰って来て』家出JKと26歳サラリーマン。微妙な距離の2人が紡ぐ、日常ラブコメディ。

おすすめしたいと心の底から思った作品、おっさんとJKの日常を描いた話題作!?

ほのぼ~のとしたおっさんと女子高生の共同生活に癒やされ、「なんかこういうライトノベルも新鮮でいいな!」って思いました。

ストーリーが進んでいくにつれて、当然それなりの展開はあるのですが、それでも「二人の生活をこれからずっと変わらず読んでいたい」、「その物語にずっと浸っていたい」という気持ちにさせてくれます。

また、それぞれの登場人物の心情を捉えているところもこの作品の良いところです。

文章の構成的には、ラブコメチックに描かれているのですが、現実っぽい恋愛を描いており、そこに様々な葛藤があったりと「本当の大人の恋をしているんだな~」と読んでいて肌に感じます。

さらに言うと、おっさんの「吉田」さんが優しすぎるんです!

その優しさがあるからこそ、ちょっとちぐはぐな関係や距離がある関係があったりと、進んでいるようで止まっているような日常、でも女子高生と出会えて、非日常がいつの間にか楽しくなっている日常を描いている所など、その先が気になってページをめくる衝動が止まらなくなりますよ。

26歳サラリーマン「吉田」と女子高生「沙優」の奇妙な二人暮らしが始まります!

二つ年上の同じ会社に勤める女性「後藤」さんにフラれてしまったおっさんこと、26歳のサラリーマン「吉田」。

そんな「吉田」は、同じ会社に勤める「橋田」に失恋の愚痴をこぼしつつ、現実逃避をするようにビールを大量に浴び続けた。

大量にビールを飲んで気持ち悪い「吉田」、そんな帰り道に、「吉田」は、体育座りでうずくまる女子高生を発見することになり、そんなJKの口から「ヤらせてあげるから泊めて」と……。

「吉田」は、常識を携えている人間であり、そもそも年下に興味などない人間であった。

しかし、事の成り行きで、何故かその女子高生「沙優」をタダで泊めることになり、それが後に「沙優」をしばらくの間「吉田」の家で住ませることになってしまい……。

この作品は、読んで損なしだと思いますし、とにかくスラスラ読めると思いますので気になった方はぜひ読んでみて下さいな。

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

【文章の構成・読みやすさ】

★★★★★★★★★★

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★★☆

19作品目:「美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!」〈著者:春日部タケル イラスト:Mika Pikazo〉

「ミリオンセラー、それが俺の譲れない目標だ」
文芸編集者になるはずが、なぜかラノベ編集部に配属された黒川清純。作家の下ネタ電話にいつも涙目の先輩、会社に寝泊まりしてゲーム三昧の副編集長、失踪中の編集長……。さらに担当の打ち切り崖っぷち作家は「書きたいものが分からないの」とスランプで、頼みの天才JK作家は「まだ降りてきてないんです」っていつまで待てばいいんだよ!! 誰か俺と一緒に最高の物語を創ってくれ!

久しぶりに涙が出るくらい笑った作品! まさかラノベ業界と下ネタコメディを組み合わせてきたかっっ!!

「のうコメ」で知られる「春日部タケル」先生なのですが、「あの下ネタのオンパレードそのまま!!」ってくらいキレはまだまだ健在でした。

単純に心の底から笑える作品で、読んでいて本当に楽しい、「続きを早く出てくれ!」って心の底で叫びたくなっちゃいます。

ストーリーが面白いのと、「単なるラノベ業界ものではないな」って思わせる文章がそこにはあるので、”下ネタ”と”ラノベ業界”の組み合わせは、斬新かつ面白かったです。

また、ライトノベル業界の事に関しても深く描かれているので、「なるほど!」と参考になるところも多いです。

ちなみに、何故涙が出るくらい笑えるのかというと、ヒロインが残念すぎて、発想がすごすぎて笑えてくるんです!

天才作家と普通の作家二人を、突如担当することになった新人編集者「黒川清純」……。

「黒川清純」は、バイト時代に働いていた『佐土川文庫』から突如、”諸事情”により『佐土川S(サンダル)文庫編集部』への異動命令を人事部から言い渡されることになります。

『佐土川S文庫編集部』とは、ライトノベルの編集をしている部署であり、「黒川清純」はその異動に対して、あまり良く思っていなかったのだが……。

「黒川清純」は、ほぼ強制的に『佐土川S文庫編集部』へと異動させられることになり……。

そこで唐突に告げられたのが、天才作家である「天花光星」と普通の作家「オードリー・ブッルス・ガッリーナーケウス」の担当をするようにということであって……。

そんなことで「黒川清純」は、編集者として二人の新作に携わっていくことになります。

残念ヒロインの発想ぶりに、ぜひ笑って欲しい作品であり、巻が進むにつれてキャラクターがどんどん魅力に思えてきますよ! せひ読んでみて下さい!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★☆

【文章の構成・読みやすさ】

★★★★★★★★★☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★★☆

20作品目:「おにぎりスタッバー」〈著者:大澤めぐみ イラスト:U35〉

中萱梓。愛称アズ。見た目も成績も地味なのに「なんか援交だか売春だかをやっているらしい」という噂によって、クラス全員に避けられている。彼女があの時男を連れ込んで、俺が台所にいて、まあいわゆる修羅場になったせいで、魔法少女やらおにぎりやらが出てくる奇怪な事件が始まったんだが、そんなのは些細な話だ。俺が誰かも気にしなくていい。だけどどうか彼女の話を聞いてやってくれ。
世界を巻き込む危険で切実な恋愛小説、登場。

ついつい2回読みたくなるようなどんでん返しの作品!

いや~、この作品には終始驚かされっぱなしの作品でした。

2017年一番驚かされたライトノベルであり、急展開なシーンも何度もありましたね~

一般人とは違う非日常の世界は、「こんな感じなのか?」と疑問に思うくらい驚かされっぱなしになります。

その驚きの急展開の中に、ほんのりと甘い恋愛を入れてくるのだから読みたくないわけがないです。

また、なんか「西尾維新」先生と少し似た作風のような気がして、読んでいて非常に楽しかったですよ。

ベージュ系女子「アズ」が贈る地味な高校生活から~

「中萱梓」、彼女は、高校に通う普通の地味な女子高生で、自称魔法少女と名乗る同級生の「サワメグ」しか友達がいなかった。

しかも、「アズ」は、援交だか売春だかをやっているらしいと高校で噂になっており、実際に「アズ」本人も男を食いまくっていたため、その噂というのは、まるっきり流言飛語というものでもなかった。

そんなある日、「アズ」は、同じ高校の先輩「日下部穂高」と出会うことになるのだが、彼は「アズ」のことが好きっぽいようで……。

そんな「穂高」センパイと「アズ」はなんやかんやで距離を縮めていくのですが、ある日、「アズ」の家に連れ込んでいた男と「穂高」センパイが遭遇することになっちゃいます。

これってまさかの修羅場っていうやつ?

「アズ」の行動もいちいち面白い! ぜひ、驚いて欲しい作品で著しく展開する場面にページをめくって下さい!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★☆

【文章の構成・面白さ】

★★★★★★★★★☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★☆☆

『オーバーラップ文庫』から出版されているおすすめライトノベル

21作品目:「異世界迷宮の最深部を目指そう」〈著者:割内タリサ イラスト:鵜飼沙樹〉

「絶対におまえを助ける。そのためなら、僕は――!!」
見覚えのない回廊で目覚めた相川渦波は、魔物から受けた傷をラスティアラという美少女に治療してもらい、ここが非常にゲーム的な異世界であることを知る。カナミは優遇されたステータスやスキルを武器に、美少女剣士のディアと『どんな望みでも叶う』と噂される迷宮の最深部に向けて突き進んでいく――。
これは少年が迷宮の最深部を暴き、願いを叶える物語。

ヤンデレヒロインがたまらない!? 突如、異世界召喚させられた少年がヒロインたちとともにダンジョンへと潜るダークファンタジーがここにっ!

異世界召喚させられた少年がヒロインたちとともに異世界迷宮の最深部を目指すという作品、略して「いぶそう」。

今ではテンプレとなってしまった異世界召喚に、主人公最強やら主人公成長もののライトノベル……、しかし、「いぶそう」では独自の世界観に、主人公が精神的に成長していく様を描いており、読み応えはありますよ!

ダークファンタジー感を醸し出してくれる文章の表現から伝わる独特の世界観。

さらに、ヤンデレ属性のヒロインが多数加わるのだから、ダークなわけがないですよ!

目を覚ますとそこは掠れた白がちりばめられた白い壁……、目を凝らすことで、それが天井であることに気付く。

確か僕「相川渦波」は家のベッドで眠っていたはずだ……、しかし、今いるのは全てが異常で不吉な世界。

そんな時、殺意のこもった獣の慟哭が響き渡り……、また、人の話す声も聞こえてきて……、「渦波」はその人の声がする所に近づきそこで目にした光景とは……。

現実味のない人間たちが、回廊の途中、体長三メートルほどの巨大な狼を相手に大立ち回りしている状況。

そんな彼らに「渦波」は見つかってしまい、「渦波」は彼らに助けを求めるも、巨大な狼の相手をなすりつけられることになり……、そんな時、突如として正体不明の『表示』が僕の視界の端に浮かぶことになって……、まるでゲームの世界のようであった。

巻が増すにつれて面白くなっていく作品! 一方で、ヤンデレヒロインも増えていく!? 気になった方はぜひ読んでみて下され!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★☆

【文章の構成・面白さ】

★★★★★★★★☆☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★★★

22作品目:「最果てのパラディン」〈著者:柳野かなた イラスト:輪くすさが〉

かつて滅びた死者の街――人里離れたこの地に一人の生きた子供、ウィルがいた。少年を育てるのは三人の不死者。豪快な骸骨の剣士のブラッド。淑やかな神官ミイラのマリー。偏屈な魔法使いの幽霊のガス。彼らの三人に教えを受け、愛を注がれ少年は育てられる。そしていつしか少年は一つの疑念を抱く。「……この『僕』って、何者なんだ?」ウィルにより解き明かされる最果ての街に秘められた不死者たちの抱える謎。善なる神々の愛と慈悲。悪なる神々の偏執と狂気。「約束だ。ちょいと長いが、語ってやる。多くの英雄と俺たちの死の……そして、お前がここで育った話でもある」――その全てを知る時、少年は聖騎士への道を歩みだす。

重厚な世界観に圧倒されてしまう最高傑作! ファンタジーにしてこれほどのインパクトを与えてくれる作品は今までにあったのか?

めちゃくちゃのめり込んでしまった作品であり、時間を忘れて読みふけってしまったのは記憶に新しいです。

この作品は、主人公が異世界転生して……、というお話なのですが、そこからの主人公の成長、そして、生を全うして生きていく姿などを読んでいると、やはり読み応えがありましたね~

そんな中で、重厚な世界観に圧倒されてしまうシーンなどもありましたし、戦闘シーンもなかなか切迫感があって、私にとったら「本当におすすめしたい!」と思えるような作品でした。

やっぱりあれだけのインパクトを見せられたら、最後まで一気に読みたくなってしまうね!

また、この作品は家族の温かさという点も伝えてくれるような作品でした。

立派に育ててくれる親の存在がいたり、祖父のような存在もいたりして、とにかくとても温かくて時には厳しいそんな親の大切さを分からせてくれるようなシーンもあったので、それ故に、最後の場面は「ウルっ」と感動してしまいますよ。

異世界転生し、「ウィリアム」として生まれ変わった少年は”最果ての聖騎士”と呼ばれるようになる!

主人公はある日、後悔を残しながら死んでしまうことになる……、のだが……。

目を覚ますと、その目に飛び込んできたのはガイコツの姿であり、その他にもミイラ姿の女性やゴースト姿の爺さんの姿もあって…。

そうして主人公は気付くことになる。

自分が赤ん坊の姿をしており、「ウィリアム」という名で異世界転生してしまったことを……。

しかも、ガイコツ姿の『不死者(アンデッド)』である「ブラッド」と同じくミイラ姿の「マリー」、そしてゴースト姿の「オーガスタス」は、最果ての地で「ウィル(ウィリアム)」の育ての親であるということも知ることになる。

そんな赤ん坊となった「ウィル」は、最果ての地で生前の後悔を繰り返さないため、生を全うして生きることを決意することになります。

あのような世界観は完全に圧倒されてしまう! そして、最後のページに辿り着いた時、感動の結末も待っている! 気になった方はぜひ読んで欲しい作品です。

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

【文章の構成・面白さ】

★★★★★★★★★☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★☆☆☆

23作品目:「生ポアニキ」〈著者:アサウラ イラスト:赤井テラ〉

半不登校で孤独な生活を送る木村ユースケは、カウンセラーの勧めで新たに設けられた『恋愛生活保護』を申請した。これで相性の良い自分好みの女の子が現れて、幸せになれる…はずだったのだが、約束の日、家に来たのは女の子ではなく、一糸まとわぬマッチョな“アニキ”だった! 一方で本来現れるはずの鳳来寺ユリは転校生として現れるも、ユースケの好みとはことごとく違う。家に住み着いたアニキ、ユースケを拒絶する転校生、そして秘密を抱えて近づくクラスメイト・松笠アザミ…。謎が謎を呼び、アニキの汗がほとばしる! 果たしてユースケに恋人は出来るのか!? 全ての答えは筋トレの先にある! 少年少女と一人のマッチョが織りなす健全なる物語。ハイテンション・マッスル・ラブコメここに交付!!

男気あふれる「アニキ」の”強さ”に心から心酔してしまうちょっと変わったラブコメ作品!? 「アニキ」がとにかくかっこよす……。

最高の筋肉を見せてくれる作品でしたね~、筋肉は全てを解決するという言葉が何よりふさわしい作品だと思いました。

この作品は、”恋愛扶助”という形で国が相性のいいパートナーを用意してくれるという制度を確立し、その恋愛扶助を「木村ユースケ」が活用したところ、何故か筋肉バッキバッキのマッチョが来たという所からストーリーは展開していきます。

でも、このマッチョこと「アニキ」の男気あふれる彼の”強さ”に心から心酔してしまいますよ。

あんな「アニキ」を見せられたらどうしても魅了されてしまいますし、読みたくなっちゃいますね~

その中でラブコメの展開もあり、筋トレして少しずつ生まれ変わっていく「ユースケ」に果たして恋人はできるのだろうか……、そこもかなり気になってくるところだと思います。

マッチョな「アニキ」と美少女である「鳳来寺ユリ」……、恋愛生活保護としてやって来た二人であったのだが……。

数年前までは、八つしかなかった扶助であったのだが、最近になって九つ目の扶助が追加され、それは”恋愛扶助”というものであった。

それは、「ユースケ」にとってピッタリなかわいい子が扶助されるとのことであって……、そうしてカウンセラーからの勧め通り『恋愛生活保護』を申請した「ユースケ」、そんな彼は来る自分好みの恋人に胸をときめかせていた。

しかしやって来たのは美少女なのではなく、”マッチョ”であり、ターミネーターの音と共に姿を現わすことになります。

そして、そのマッチョが来るやいなや「ユースケ」はとんでもない目にあってしまうことになり……。

そんなマッチョとは別に「ユースケ」宅にもう一人の赤毛の美少女「鳳来寺ユリ」もやって来ていたのだが……。

「ユリ」が「ユースケ」宅で見たのは、決して見てはいけない場面であり……、そ、そ、それは「……ガ、ガチホモ……」と言わざるをえない状況であった。

何と言っても「ユリ」や「アザミ」といったキャラクターをはじめ可愛くて魅力的なキャラクターたちが登場しますので、気になった方はぜひ読んでみて下さいな!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

【文章の構成・面白さ】

★★★★★★★★★☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★★☆

『ファミ通文庫』から出版されているおすすめのライトノベル

24作品目:「女神の勇者を倒すゲスな方法」〈著者:笹木さくま イラスト:遠坂あさぎ〉

「勇者共をどうかしてくれ!」
いきなり剣と魔法の世界に召喚された外山真一に召喚主の”蒼の魔王”は土下座で頼み込んできた。魔王は可愛い娘のために、美味しい食料を求め人間界に来ただけで、人類に危害を加える気はないらしい。なのに殺しても蘇える勇者達に毎日襲撃され困っていたのだ。せっかく異世界に来たんだし、と真一は勇者撃退に乗り出すが、彼の策略は魔族すらドン引きするものばかりで――!! 魔王の参謀となった少年の勇者攻略譚、登場!

読んだ後、「セレス」さんを推したくなるようなそんな作品!

この作品を読んで良かった点は、話の設定が面白い所とヒロインが超絶に可愛い所です。

この作品はボス側の視点で捉えており、勇者を精神的に屈服させるために主人公がゲスな方法を用いて解決していく、そんなお話でなかなか現実的かつ頭脳的な主人公の暗躍を見ることが出来ますよ。

また、ヒロインの存在なのですが、特にそのヒロインの中で「セレス」さんのキャラクターが本当に良いんです。

なんたって”毒舌ツンデレエロメイド”ですからね、巻が進むにつれて、彼女のデレがどんどん表に出てくる所は、Goodポイントです。

他の登場人物においても一癖、二癖あるヒロインばかりで読んでいる人にとったら魅力に思えるキャラクターが一人でも出てくるのではないかと思います。

魔王に、異世界へと召喚させられた少年「外山真一」……。

といっても、突如として「蒼の魔王」にお願いをされることになり、そのお願いとは、チート能力持ちの”勇者”をどうにかして欲しいとのことであった。

「蒼の魔王」は、娘の「リノ」のため、人間界に住むことになったのだが、彼ら親子たちを討伐しようと勇者たちが毎日やって来たそうで……。

そんな勇者共を軽く「蒼の魔王」は殲滅していたのだが、勇者は死んでも生き返るというチート持ちであり、倒しても倒してもきりがないらしい。

そのことを解決して欲しいと頼まれた「真一」は、潔くその事を受け入れ、魔王の”ゲス参謀”として勇者の前に立ちはだかることになります。

ゲス参謀として勇者の前に立ちはだかるちょっと変わった作品、気になった方はぜひ読んで欲しいです。

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★☆

【文章の構成・面白さ】

★★★★★★★★☆☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★☆☆

『ヒーロー文庫』から出版されているおすすめライトノベル

25作品目:「転生少女の履歴書」〈著者:唐沢和希 イラスト:〉

優秀な成績を収めていた少女は、親の愛に恵まれずに不慮の事故でその人生を終える。転生先は、ろくに畑の知識もなく、魚を捕まえる術さえ知らない農民達が暮らす開拓村。その村の6人兄弟の末娘としてリョウと名付けられる。あまりにも極貧な生活のなか、身売りされないため、飢え死にしないため、また、前世では得られなかった親の愛を求めて、村の改革に奔走する。リョウの活躍で、とりあえず飢え死には免れたと思ったところに、魔法使い達がやってくる。魔法使いが絶対の支配階級である異世界で、リョウは前世の知識や技術を役立たせながら、農家、貴族の小間使い、山賊……居場所を転々としていく――。

『ヒーロー文庫』で今最も推したい作品! 最近の異世界転生ものにはない独創的な世界観を持っている!!

異世界転生もののこの作品……、主人公である「リョウ」が様々な場所、出会いを通して成長していく様は本当に惹かれますよ!

文句なしに面白かったラノベであり、異世界ファンタジーではありますが、他のライトノベルにはない独創性があったと思います。

ただ愛されたいという主人公の気持ちが文章からひしひしと伝わってきて、感動できるシーンもあれば、彼女の気持ちになって考えると何だか悲しくなってくるんですよね。

でも、彼女を支える登場人物がいて、主人公自身も陽気なキャラクターなので、おそらく楽しく読めると思いますよ!

私がいい子になれば、欲しいものが手に入ると思っていた。

高校二年の夏休み、その日はすごく蒸し暑い日だった……、そのような日に、両親がいい年して愛人まで作って恋愛に必死になるなんてどうかしてるとか思っていたら、私は空を舞っていた。

そう、私は信号無視の車に撥ねられてしまって……、その時、悲しそうに泣いている親の背中が脳裏に浮かんだ。

でも、驚いたことに、振り返った親の顔が真っ白で、ぼやけてて……、暗くて何も見えない。

私はどうすればお父さんとお母さんが家に帰ってくるのかと、それだけを考えて生きてきた……、ただ私は、私のことを見ていてほしかった……、側にいてほしかった。

そうして目を覚ますと……、死んだのに生きている私、”転生”したとすぐに気付く現在の私は赤ちゃんであった。

個人的には『ヒーロー文庫』で一番推したいと思っている作品であり、彼女が成長していく様をぜひ読んで確かめてくだせぇ!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

【文章の構成・面白さ】

★★★★★★★★☆☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★☆☆

おすすめライトノベル・おすすめラノベ25作品を振り返って

25作品紹介してきましたけど、何か読んでみたいと思えるライトノベルとの出会いはありましたか?

誰か一人でも何か読んでみたいと思えるようなライトノベルと出会えたのであれば、この記事を書いた甲斐があるというものです。

私自身もこの記事を書いていて楽しかったですし、その楽しさが少しでも伝わってくれればと思います。

ちなみに、紹介している中で個人的に今最もホットな作品は、「86―エイティシックス―」や「弱キャラ」、「七つの魔剣は支配する」、そして「ひげを剃る」などで発売日が本当に待ち遠しいです。

と、まぁなんか話が長くなりそうなのでここでまとめを……、この記事で紹介しているライトノベルは本当に面白い作品ばかりです。

私が実際に読んでいるライトノベルですし、私が読んだ数多くのライトノベルの中から気に入ったライトノベルを厳選して紹介しています。

だから、皆さんも購入とはいかないものの書店で見つけた際などは気にして頂ければと思います。

最期にここで紹介しているライトノベルの感想でも良いですし、またその他にもこんな面白いライトノベルがあるなどの意見がありましたら、コメントにて伝えてくれると嬉しいです。

「ここまで読んでくれた方、ありがとうございましたm(_ _)m」

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Comment

  1. 匿名 より:

    感想ではなく誤字の指摘で申し訳ないですが賭博師は祈らないの奴隷の名前がリーラではなくリーナになってます

    • AKAMADO より:

      「賭博師は祈らない」の誤字の指摘ありがとうございます。
      大変助かります。

      訂正しておきます。

  2. 匿名 より:

    「最果てのパラディン」と同じオーバーラップ文庫から出ている「異世界迷宮の最深部を目指そう」が物凄くオススメです。イラストはMF文庫の「異世界拷問姫」の鵜飼沙樹さんが担当しているのでイラストも素晴らしいです。
    ジャンルはダークファンタジーで、厨二心をくすぐる設定と詠唱の数々や凄まじい熱量のある戦闘シーンが魅力的で、1巻単体では「テンプレ」に感じますが、読み進めるにつれその全てが収束する様な感覚に陥いる程に作り込まれた世界観の物語です。2……3巻まで一気に買ってから読む事をオススメします。

    • AKAMADO より:

      コメントありがとうございます。

      「いぶそう」はもう巻数が多いので購入しなくても……って思っていましたけど、この機会にぜひ読んでみたいと思います。

  3. maron より:

    これ凄く読んでみたいと思うくらい評価、感想がとっても分かりやすく、興味をそそられるものでした
    また、色分けされていたり書き方も凄く見やすかったです

    最果てのパラディン
    やがて恋するヴィヴィ・レイン
    インフィニット・デンドログラム
    アサシンズプライド
    これは絶対読んでみたいと思いました

    • AKAMADO より:

      「maron」さんコメントありがとうございます。

      そう言っていただけると本望です。どれも面白い作品なのでぜひ読んでみて下さい(T_T)

  4. nanashi より:

    最近のラノベの評価がわかりやすく乗っていていいですね。
    弱キャラとアサシンズプライドが好きなのですがその辺の評価も乗っていて好みが近く参考になります。
    実利主義の面白さが1巻でピンときていないのですが評価を参考に読んでみたいと思います。

    • AKAMADO より:

      「nanashi」さんコメントありがとうございます。
      参考になったのであれば、幸いです。この記事を作った甲斐ががあります。

      また、「実利主義?」、「現実主義勇者のことなのかな……」と思うのですが、この作品は個人的には、昨今のラノベではオリジナルティがあって、面白いと思いました。

      ぜひぜひ読んでみて下さい。

  5. だっち より:

    異世界はスマートフォンとともにの小説がとても面白いですよ!主人公最強まとめで伏線がなくほのぼのとおっしゃっていましたがそんな事はありません!主人公の心の中や行動が凄すぎます!ぜひ小説家になろうで読んでみてください!

    • AKAMADO より:

      コメントありがとうございます。

      そうなんですか(O_O)
      アニメが終わったら、「小説家になろう」でアニメの続きから読んでみたいと思います。

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  • どうも、赤の魔導書の管理人です。
    私は、アニメや漫画、ラノベ、アニメ映画など、見たり読んだりするのが好きで、「一人でも知らない人にこんなすごい作品があるんだ!!」という思いを伝えたくて、このサイトを立ち上げました。

    文章力など未熟ですが、日々(多分)頑張っているのでよろしくお願います。また、いつも赤の魔導書を見てくださっている皆様本当にありがとうございます。

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