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「始まりの魔法使い」感想と評価 出会いと別れを繰り返す”感動”の作品!

「始まりの魔法使い」というラノベをご存じでしょうか?

この作品は『富士見ファンタジア文庫』で出版されているライトノベルです。

ちなみに、「このライトノベルがすごい!2018」で第15位にランクインした作品です。

今回は「始まりの魔法使い」の評価や感想を書いていこうかと思います。

この作品を知らない方はぜひ、この機会に知っていただければと思います。

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「始まりの魔法使い」の評価と感想

画像は【富士見ファンタジア文庫公式twitter】アンケートに答えるともらえます。

出会いと別れを繰り返す”感動”の作品! 後半の展開にこみ上げてくる悲しさ……。

石之宮カント」先生の「始まりの魔法使い」。

「魔法を使ったラノベなんていっぱいあるし……」なんて思うかもしれませんが、この作品は決してそうではありません。

このライトノベルは、魔法の始まり、すなわち、魔法の原初となったものに注目して、その中で主人公は人や様々な人種と出会い、そして別れていく、そんな人間味あふれるドラマを通じて物語は進んでいきます。

毎巻感動できる場面があり、最終ページが近づくにつれて、もう号泣必須になってくるシーンがあって……うぅっ~。

管理人も1巻~3巻と感動してきましたし、時には悲しい部分もあったりして……、でもそんな時に、1巻の冒頭を読んだら、「後々になんか報われるのではないのだろうか」と思いながら、「最後の瞬間はどうなるのだろう」「どんな物語がここからさらに展開していくのだろう」と”ワクワク感”も持って一応読んでいます。

それでも悲しいのですけどね。

それだけ感情に訴えかけるという点で評価できるライトノベルであると思いますし、「もっと多くの人に読んで欲しい」と思った作品です。

イラストに関して、イラストレーターは「ファルまろ」先生が担当しています。

登場人物のイラストは、どのヒロインもかなり可愛かったですし、毎巻毎巻凄くクオリティが高く、「凄いなぁ~」とただただ思いました。

というのも、「始まりの魔法使い」という作品は、毎巻登場人物がガラリと変わり、トータルで数えたら本当にすごく多くのキャラクターが登場しているのに、それでもキャラクター原案の所からイラストの精度まで、どのイラストも抜かりなく描いていると思ったからです。

「本当に凄いなぁ~」とただただ思いますよ。

また、成長していく過程のイラストなどもしっかりと描かれており、そのような成長のイラストというのはこの作品の根底に関わっってくるイラストなのではないかと個人的に思っているので、そこも注目して読んで欲しいと思いました。

そんな「始まりの魔法使い」の評価は、10点中10点です。

ここから「始まりの魔法使い」の主なストーリーと登場人物の紹介をしていきます。

「始まりの魔法使い」の主なストーリー

かつて人間だった「私」は、死ぬまでずっと魔法について調べていた。

そんな「私」は、死を迎えることになり、魔法に関して分かったことはただ一つ、それは神秘など一切ないということであって……。

でも、そんな時「私」に”ある現象”が起きることになります。

その現象とは、前世の記憶を保ったまま、母親のお腹にいるような……、でも、違和感があって、生まれつくとそこには巨大な赤き竜がいた。

そう、「私」は竜として転生したのである。

異世界に転生し、竜の姿となった「私」は、ある日「ニナ」というエルフの少女と出会うことになり……。

そこで初めて、「私」は魔法の存在に気付き、『魔法学校』を作ることを決意することになります。

ちなみに、転生した異世界の文明レベルはほぼほぼなく、人間は流暢に話すことも出来ないし、魔法を使うことも出来ませんでした。

そんな中、ある日、竜である「私」と遭遇してしまった人間は、一人の少女を生贄という形で、差し出すことになり……。

「私」はその少女を返すわけにもいかず……、「私」は「アイ」と呼ばれるその少女を『魔法学校』に招き入れることになります。

「始まりの魔法使い」の登場人物

  • 竜となって転生した主人公「先生」
  • 「先生」の相棒であり、魔法の天才であるエルフ「ニナ」
  • 「先生」の初めての生徒となった少女「アイ」
  • 剣部一族の少女であり、「先生」に一番懐いている「ユウキ」
  • 活発かつ好奇心旺盛の人魚族の少女「リン」

ここまでが「始まりの魔法使い」の主なストーリー、登場人物の紹介でした。

「始まりの魔法使い」アニメ化したらどんな展開?

後々アニメ化して欲しい作品ではあります。さて、ここからそれぞれの巻について簡単に紹介していきます。

「始まりの魔法使い 名前の時代」1巻の主な内容

 かつて神話の時代に、ひとりの魔術師がいました。彼は、”先生”と呼ばれ、言葉と文化を伝え、魔法を教えました。そんな彼を人々はこう呼びました。――始まりの魔法使い、と。
 そんな大層な存在ではないのだが――「だから火を吹かないで!」「ごめんごめん。私にとってはただの息だからさ」竜として転生した”私”は、エルフの少女・ニナとともに、この世界の魔法の理を解き明かすべく、魔法学校を建てることにした。そこで”私”は、初めての人間の生徒・アイと運命の出会いを果たした―。これは、永き時を生きる竜の魔法使い(先生)が、魔術や、国や、歴史を創りあげる。ファンタジークロニクル。

健気に真面目に”魔法”のことを学ぶ初めての生徒「アイ」

「先生」となった”私”の初めての生徒は、「アイ」という少女。

彼女は、ひたむきに魔法のことを学び、「先生」の自慢の生徒へとなっていくことになります。

そんな「アイ」は、「先生」から”魔法”を学んでいく中で、「先生」を慕う以上の”感情”があったりして……。

そんなある日、「先生」は「ダルガ」という”魔法”を使える屈強な青年と出会うことになる。

「ダルガ」は、集落を作るほどの手腕であり、「先生」と意気投合するかと思われたが……。

『ジャックフロスト』と呼ばれる架空の存在が突如出現する!?

「ダルガ」の件も束の間、突如、「先生」たちの前に現れたのは「ジャックフロスト」という正体不明の雪だるま。

彼は、雪と氷を操り、「先生」と対峙することになるのだが……。

そんな戦いのさなか、「アイ」は「ジャックフロスト」に氷づけにされてしまうことになる。

その他にも「ニナ」との突然の別れや竜である「先生」が何故人間の姿になれたのかなど、出会いと別れの感動の第1巻、ぜひ読んでみて下さい!!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

「始まりの魔法使い 言葉の時代」2巻の主な内容

 竜歴509年。将来の食糧危機を見据え、”私”は新たに農耕と牧畜を始まることを決めた。とはいえ、異世界の動植物に知見がない”私”は、その方法を他種族から学ぶべく、人魚や半人半狼(リュコスケンタウロス)、蜥蜴人(リザードマン)の留学生を迎えることに。しかし、価値観の異なる生徒たちとの授業は困難の連続だった! そして、”私”が留学生を世界中から集めたもう一つの理由、それは魔法学校を有名にすることだった。いつか、”彼女”がこの場所に迷わずに戻れるように。――「でも、今はいないじゃない」剣部の一族の少女・ユウキの赤い瞳が真っ直ぐに”私”を映し出す。
 これは、すべての”始まり”を創った竜の魔法使い(先生)の物語。

「おにいちゃん」と慕う少女「ユウキ」の存在

第1巻から500年が経ったところから物語は始まります。

第1巻で出てきた「ダルガ」の家系は『剣部(つるぎべ)』と呼ばれるようになり、「ユウキ」という少女もその一族に含まれます。

「ユウキ」は、先生である”私”のことをいつも”おにいちゃん”と慕っており、誰よりも懐いていた。

そんな「ユウキ」は成長していくにつれて、”おにいちゃん”に対する違った”感情”が芽生えてきて……。

留学生という形で4人の生徒が『魔法学校』へ!!

このままだと100年後に食料が尽きてしまうということで、「先生」は農耕と牧畜を始めることを決意する。

そして、農耕と牧畜の方法を教えてもらおうと思い、四つの他種族を留学生という形で『魔法学校』に招待することになる。

一人目は「紫」という『エルフ』の少女、二人目は『半人半狼』の「ルカ」と呼ばれる少女、三人目は『人魚』の少女「リン」、そして四人目は『蜥蜴人』の少年「シグ」であった。

「先生」と「ニナ」は価値観の異なる四人の留学生に対して、最初は苦戦しながらも『魔法学校』で授業を進めていくことになります。

そして彼ら留学生は、後に大きく成長していくことになる。

また、農耕と牧畜も同時に進めていくのだが、”私”は、はじめて理性を持った動植物の怖さを知ることになり……。

そしてその時、改めて「ユウキ」がいかに大事な存在かも知ることになります。

これまた感動の第2巻、生徒たちの”成長と芽生える想い”ぜひ読んでみて下さい。

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★☆

「始まりの魔法使い 文字の時代」3巻の主な内容

 竜歴637年。研究機関として大学を設立した“私”は、その一歩として、研究成果を後世に残すための紙作りに挑んだ。そして、世界で初めてとなる日記帳を物忘れの多い人魚のリンに贈った。「書いたこと自体を忘れないようにね」「うん。大丈夫……多分」それは有史の時代の始まり。紙と文字は、知恵と、そして――記憶を未来に伝えていくことになる。
 貨幣や交通が急速に整備されていく中、他の「始まりの魔法使い」を始祖とする村の存在を知った“私”は、転生したアイの可能性を感じて、リンと一緒に調査に赴くが――!?
 これは、すべての“始まり”を創った竜の魔法使いの物語。

大学の創設、そして紙の誕生による有史時代の始まり

旅から帰ってきた「リン」、しかも立派に成長して……、「先生」はそんな「リン」と旅の会話をしつつ、そんな会話の中で「先生」は新しく学校を作ると、それも誰も知らないことを研究する機関、現代で言うと、大学を作ると言い出して……。

そして、その大学創設にいたって、”紙”を作らなければならなかった。

なぜなら、高度な研究成果を後世に残すために必要なのは”文字”であり、紙があったからこそ、時代を超えて己の意志を後世に伝え、人類の文明を大きく進める働きをしたと言われているからです。

そのため、「私」は「リン」と共に狩りへと繰り出され、動物の皮で作る羊皮紙を作るつもりであった。

しかし、ここでなかなか大苦戦……。

そんな大苦戦の中、出来上がった世界初の装丁本、その装丁本を「私」は「リン」に差し上げることになります。

「君は忘れっぽいから、それに日記でもつけるといいよ」と「リン」に告げて……、「リン」の心情は面倒くさい模様……。

「せんせーみたいに、竜になりたい!」、何を考えているか分からない「リン」の研究テーマ

その大学の生徒には、剣部一族の「ユタカ」とエルフ族の「水色」、巨人族の「ルフル」、小妖精族の「ティア」、そして「リン」を加えた五人の生徒で、彼らはそれぞれのテーマを決めて、大学で研究していくことになります。

そこには、身体のない人に、身体を作ってあげるような研究、強い魔法を使えるような研究、魔法そのものについての研究、人の役に立つ魔法の研究などがあって……。

しかし、その中で「リン」の研究テーマは異質なものであった。

その研究テーマとは、「せんせーみたいに、竜になりたい!」という研究であり、「リン」らしいといえば「リン」らしいテーマ……。

でも、「リン」のそのテーマの背後には、……があった。

「始まりの魔法使い」第3巻は、第1巻・第2巻と比べて違った”悲しみ”がこみ上げてきました。唐突に訪れる切ない悲しさ。思い出したら、何かがこみ上げてきますね~。気になった方はぜひ読んでみて下さい。

また、「アイ」のことについても少しですが、発展はあります。

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★☆☆

以上、「始まりの魔法使い」についてでした。

後の巻については、出版され次第、更新していくつもりです。

ちなみに、「カクヨム」でも読むことができるので、気になった方はぜひ読んでみて下さい。

「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」

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