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「美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!」の評価と感想 のうコメのあの下ネタが再び!!

「美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!」というライトノベルをご存じでしょうか?

この作品は、『角川スニーカー文庫』で出版されているライトノベルで、初版発売日が2017年7月1日です。

今回は、「美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!」に関する評価と感想を紹介していきたいと思います。

この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。

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「美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!」の評価と感想

画像は【スニーカー文庫公式twitter】より引用

久しぶりに涙が出るくらい笑った作品! まさかラノベ業界と下ネタコメディを組み合わせてきたかっっ!!

春日部タケル」先生の「美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!」。

「のうコメ」で知られる「春日部タケル」先生なのですが、「あの下ネタのオンパレードそのまま!!」ってくらいキレはまだまだ健在でした。

単純に心の底から笑える作品で、読んでいて本当に楽しい、「続きを早く出てくれ!」って心の底で叫びたくなっちゃいます。

そこに、ライトノベル作家としての業界の事も描かれており、下ネタ一辺倒ではないところは、かなり評価できる点なのではないかと思っています。

ストーリーが面白いのと、「単なるラノベ業界ものではないな」って思わせる文章がそこにはあるので、”下ネタ”と”ラノベ業界”の組み合わせは、斬新かつ面白かったです。

また、ライトノベル業界の事に関しても深く描かれているので、「なるほど!」と参考になるところも多いです。

編集者と作家の関係を描いており、タイトルにある通り、ミリオンセラー作家を目指すというテーマで、奥深く業界の事を知れるところは、ありがたいですね~

イラストに関して、イラストレーターは「Mika Pikazo」先生が担当しています。

「『雄鳥ひなこ』を生み出してくれてありがとうございます!!!」ってくらい好感を持てました。

「雄鳥ひなこ」のあの言動とあの天然ぷりはイラストと完璧に合致していて、もうたまりませんね~

また「雄鳥ひよこ」だけでなく、「天花光星」や「ソレイユ」といっためちゃくちゃ可愛いキャラクターばかりが登場し、イラストもそれぞれ最高ですよ。

気になった方は読んで欲しいし、この作品を読んでぜひとも笑って欲しいと思います。

そんな「美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!」の評価は、10点中10点です。

本当に涙が出るほど笑える作品なので、ぜひ読んでみて下さい。

ここから、「美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!」の主なストーリー、登場人物を紹介していきます。

「美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!」の主なストーリー

学生時代からバイトしていた大手出版会社『SADOKAWA』に入社した「黒川清純」であったのだが……。

「黒川清純」は、バイト時代に働いていた『佐土川文庫』から突如、”諸事情”により『佐土川S(サンダル)文庫編集部』への異動命令を人事部から言い渡されることになります。

『佐土川S文庫編集部』とは、ライトノベルの編集をしている部署であり、「黒川清純」はその異動に対して、あまり良く思っていなかった。

なぜなら、ライトノベルは売れないからであり、「黒川清純」が目標としている100万超え、ミリオンセラーの本を編集者として売るという夢にライトノベルに関わっている暇などなかったからだ。

しかし、「黒川清純」はほぼ強制的に『佐土川S文庫編集部』へと異動させられることになります。

そして移動日初日、『佐土川S文庫編集部』にいたのはスクブル姿の編集者「和小春」や会社で寝泊まりしている副編集長「霞忍」の姿であった。

また、編集長も失踪しているとかで……。

そんな副編集長から唐突に、「天花光星(あまはなこうせい)」先生の担当をするようにと言い渡されることになります。

「天花光星」は、アニメ化した『ガルディニア戦記』を書いた超人気の天才作家であって……。

また、もう一人の作家「オードリー・ブッルス・ガッリーナーケウス」の担当もするようにと「黒川清純」は言い渡されることになります。

作家と兼業しているOL「オードリー・ブッルス・ガッリーナーケウス」は、「天花光星」とは対極的に、過去に2本のラノベ作品が打ち切りに終わっている”普通”の作家であった、……のだが……。

そんな彼女ら二人には、ある共通点があって……。

それは、「棗ソウスケ」というライトノベル作家を目標にしているということであった。

そんなことで「黒川清純」は、編集者として、二人の新作に携わっていくことになります。

「美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!」の登場人物

  • S文庫新人編集者「黒川清純(くろかわきよずみ)」
  • 天才JK作家「光星天花(みつぼしてんか)」【P.N:天花光星(あまはなこうせい)】
  • 兼業OL作家「雄鳥(おんどり)ひよこ」【P.N:オードリー・ブッルス・ガッリーナーケウス】
  • 超人気イラストレーター「ソレイユ」
  • 新人賞に超問題作を持ち込んだ女子小学生「皇美門(すめらぎみかど)」
  • S文庫副編集長「霞忍(かすみしのぶ)」
  • S文庫二年目編集者「和小春(のどかこはる)」
  • 宇治見ファンタジー文庫の編集者、「清純」の同期「神楽遊麻(かぐらゆま)」
  • 伝説のカリスマ編集者、40代のおっさん「鳴海流生(なるみりゅうせい)」

ここまでが「美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!」の主なストーリー、登場人物の紹介でした。

「美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!」どんな展開のストーリー?

ここから「美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!」はどんな展開なのか、それぞれの巻について簡単に紹介をしていこうと思います。

「美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!」1巻の主な内容

「ミリオンセラー、それが俺の譲れない目標だ」
文芸編集者になるはずが、なぜかラノベ編集部に配属された黒川清純。作家の下ネタ電話にいつも涙目の先輩、会社に寝泊まりしてゲーム三昧の副編集長、失踪中の編集長……。さらに担当の打ち切り崖っぷち作家は「書きたいものが分からないの」とスランプで、頼みの天才JK作家は「まだ降りてきてないんです」っていつまで待てばいいんだよ!! 誰か俺と一緒に最高の物語を創ってくれ!

天才作家「天花光星」の新作は”ラブコメ”、そして”世界征服”を目論む!!

「天花光星」の担当となった「黒川清純」は、「天花光星」と会うことになるのだが、そこにいたのはおっさんのコスプレをした女子高校生であった。

そんな彼女こそが「天花光星」であり、本名を「光星天花(みつぼしてんか)」という。

「天花」は、『ガルディニア戦記』に続く新作を出版しようとしており、そのジャンルはなんと”ラブコメ”であった。

そして「黒川清純」は、その”ラブコメ”の試作品を早速読むことになるのだが、感想は「………クソつまらん」であった。

というか話の流れがめちゃくちゃであった。

実は、「天花」は自分が詳しい事や、実際に体験した事に関しては天才的な才能を発揮するのだが、未知の分野に関しては、からっきしの文章になってしまうらしい。

そのため、「天花」のラブコメの知識を増やすため、「清純」は「天花」と恋愛研究をすることになるのだが……。

また、「天花」にはある大きな夢があった。

それは”世界征服”であり、「棗ソウセキ」に追いつくことであった。

「雄鳥ひよこ」の発想力が斜め45度過ぎる!!

一方、「オードリー・ブッルス・ガッリーナーケウス」の本名は、「雄鳥ひよこ」、何故か「清純」は「ピヨ純」と命名されてしまうことになる。

そんな彼女は、かつては『佐土川S文庫』でS大賞を受賞し、さらに2本のライトノベルを出版していたのだが、その2本とも途中で打ち切りとなってしまっていた。

なぜなら彼女のラノベは、次の巻を読みたくなるような衝動に駆られることもなく、いわば”普通”のライトノベルであったからだ。

また、「ひよこ」のライトノベルには、作家の魂というものがこもっていなかった。

そして、「ひよこ」の新作に関して、「ひよこ」はまだ何を書くのか考えていないということで、「ピヨ純」と何度か打ち合わせをしていくことになります。

そこで「ひよこ」は、様々な案を出していくのだが、その発想力がぶっとんでいた。

基本、下ネタオンパレードの展開で読者を笑わしてくれます。特に「ひよこ」のタイトル決めの場面は面白かったです。そんな中、ライトノベル業界や作家の事など普段あまり知られることのない裏の世界なども知ることが出来ますのでぜひ!!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

「美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!」2巻の主な内容

「あ、あくまで作品の参考ですけど、もし女子高生に告白されたら……どうしますか?」
遂に傑作ラブコメを完成させた天花だが、顔が赤い&妙な質問ばかりで様子がおかしい。一方、新作筆筆中のひよこは「何かが足りない気がする」とスランプに戻ってしまう。悩める清純の元には、眼鏡でえっちな有名作家(パンツはいてない)や超売れっ子絵師(優しい×可愛い×〆切守る=天使)が現れて、リアルの方がいつのまにかラブコメ状態に!?

「天花光星」の傑作”ラブコメ”にイラストレーターを!!

「天花光星」の新作が完成した今、為すべき事はイラストレーターを決めることであった。

ただし、前作『ガルディ二ア戦記』の名前もあり、できればネームバリューのあるイラストレーターにお願いしたいというのが「清純」の意向であった。

そんな時、一件の承諾メールを受け取ることになります。

「天花光星」の新作のライトノベルのイラストの件に関して、承諾してくれたのは、業界でも五指に入る、『超』売れっ子イラストレーター「ソレイユ」であった。

しかし、実は「ソレイユ」がイラストレーターになったのではなく、もう一人のイラストレーター「歪凶魔」とのイラスト対決にて、どちらが「天花光星」のイラストにふさわしいのかを決めるということであった。

「ひよこ」のライトノベルに足りないこととは?

一方、「ひよこ」は、ライトノベルを今まで三人称で書いていたのだが、一人称にしてから、ライトノベルを書くのが楽しくなり、作品の質もかなり向上していた。

しかし、そこにはまだ何かが足りていなかった。

そんなある日、「ひよこ」は「ピヨ純」に専業作家の取材をしたいと言いだし、「暇本暇」という変態作家に「ひよこ」は取材することになります。

実は、「暇本暇」という作家は、『佐土川S文庫』で『二人で描く青空地図』を出版している超有名な作家であった。

しかし、作家の作風と本人の性格は大きくかけ離れていて……。

後に、この取材が「ひよこ」を変える起爆剤となろうとしていたのだが、またしても「ひよこ」は行き詰まることになってしまう。

そんな時、「ピヨ純」は”あること”を「ひよこ」に告げることになります。

その他にもラノベの文章は良くてもイラストがしっかりしてないとラノベは売れないことなど、この2巻は業界のことが結構描かれていました。一方で、下ネタもかなり盛りだくさんです。

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

「美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!」3巻の主な内容

「プロとして公私混同は絶対にしない――それでも私は、どうしようもなく、黒川さんの事が好き」
 ついに発売された天花の新作ラブコメはスマッシュヒット。天花の素直な笑顔を久しぶりに見た清純は、作品をもっと多くの人に読んでもらおうと決意する。ひよこの新作コメディもじわじわ人気に。加速するひよこの天然&ソレイユのツンデレに振り回されつつも、清純は夢のミリオンセラーへ近づいていた。「編集者って――楽しい」
 しかし天花と清純が付き合っているという噂がなぜか浮上し、ついには担当編集交代の危機に!?

「天花光星」×「歪凶魔」の新作ライトノベル、一方「雄鳥ひよこ」×「ソレイユ」の新作ライトノベルの売れ行きはいかに!?

「天花光星」と「歪凶魔」による新作ライトノベル『日陰ぼっこ』は、発売前からすでに重版がかかっており、「清純」の想定を超える売り行きをみせることに……。

一方、「雄鳥ひよこ」と「ソレイユ」の新作ライトノベル『ラノベ抹殺委員会!』の発売日も再来月に迫っており、そこで、『佐土川サンダル文庫』が月に一回行っている生放送番組『なまさん!』に「ソレイユ」が出ることになっていた。

絶大な人気を誇る「ソレイユ」であれば、視聴者数も相当な数を期待でき、また、「ソレイユ」はこの『なまさん!』に「ひよこ」を一緒に出演することを考えていた。

そうして「ピヨ純」は、会社員でもある「ひよこ」に顔を隠して出演してもらうよう話をすることになり、そのような事を聞いた「ひよこ」の返事はというと、即答で『なまさん!』に出るということであって……。

そして始まった『なまさん!』……、「ソレイユ」の人気はさることながらであり、一方、「ひよこ」とはいうと、真っ黄色の全身タイツに気持ち悪いひよこのかぶり物で登場することになって……。

そんな”ほうそうじこ”レベルの『なまさん!』であったが、『ラノベ抹殺委員会!』が発売されてからは売れ行きは好調であったりして……!?

「天花光星を――潰す」、ラノベを大量に購入しているギャル「散怠文子」との出会い……。

『サンダル文庫』から”本を出して”、その本が”売れる”というのがビジネスをしていく上で重要なことであり、その中で非常に重要な業務内容があった。

その業務内容とは、新人賞の選考であり、「清純」もその新人賞の選考をしなければならず、割り当てられた作品の本数は三十本であった。

そうして「清純」は、新人賞に応募された作品を読んでいくことになり、そこで『くたばれ』という作品と出会うことになります。

その『くたばれ』という作品は、「清純」の心を動かすほどの面白い作品であった……、のだが……。

その作品は、読む人を”不幸”にする文章であり、”エンターテイメント”を届けるライトノベルとはまさに正反対、出版できないレベルの作品であって……。

いつまで経っても『くたばれ』を忘れることは出来ない「清純」、そんな彼は気分転換のため、秋葉原のエンタメ書店を訪れることになり、そこで「清純」はラノベを大量に購入しようとしている「散怠文子」と出会うことになります。

今回の第3巻は結構”シビア”な展開、”マジな方”でした!

でも、この三巻で「ソレイユ」がめちゃくちゃ可愛いって思うかもしれませんし、「Mika Pikazo」先生のあのハムスターみたいな「ひよこ」のイラストも最高でした! また、「のうコメ」の台詞も出てきたりして……。

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

「美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!」4巻の主な内容

 ミリオンセラーを目指すラノベ編集者の清純は、新人賞選考で物議を醸した超問題作を担当することに。しかし打ち合わせにやって来た作者は、まさかの女子小学生! さらにひよこがそのJSに弟子入りすると言い出して――。
「プライド? なんで? 自分より凄い人にものを教えてもらうのに、肩書きとか年齢は関係ないよ?」
 かくしてJS・美門のスパルタラノベ講座が開幕……のはずが、なぜか3人で遊園地デート!? 美門のドSすぎる指導&ひよこの天然すぎる回答に振り回される清純だったが、実は美門には応募作品を出版できない秘密があって……。

最終選考に残った超問題作『くたばれ』という作品……、その担当をすることになった「黒川清純」であったが……。

新人賞選考、それは即戦力となる作家と、そのレーベルのイメージを背負って立つ作家を発掘する為の一大イベントであった。

サンダル文庫では、すでに最終選考まで進んでおり、十作品が残っていた。

その十作品の中から『大賞』『優秀賞』『特別賞』をそれぞれ決めていくわけだが、それを決めるのは編集者たちであり、あくまで合議制……、全員が納得するまで話し合いが為されるという事であった。

そうして選考会議が始まり、皆それぞれが推しの作品とその理由を挙げていくことになるわけだが……、「清純」はどうしても超問題作品『くたばれ』を担当したいと思っていた。

「そのグレイさんの担当――俺にやらせてもらえませんか?」

「リアルの小学生に好かれるのには……一体どうしたらいいんだ?」……、まさかのJC(女子高生)が参戦!?

「清純」は『くたばれ』の著者「グレイ」さんと接触しようと連絡をとるも、彼女から衝撃的な返事が返ってくることになって……。

「仮に何かの賞をいただけるような事になっても、私は辞退しますから」

「グレイ」が新人賞を応募したのは単なる気まぐれであり……、しかし、どうやら「天花光星」と顔を合わせる機会を設けてくれるのであれば『くたばれ』の刊行を視野に入れてもいいらしくて……。

そうして、「清純」はその「グレイ」さんと顔合わせをすることになるのだが、「グレイ」の正体は正真正銘のJS(女子小学生)であって……。

彼女の本名は「皇美門」、女子小学生離れした大人びた言動と振る舞いをし、しかも、かなりのドSであった。

JK(女子高生)→OL→JD(女子大学生)ときて、とうとうJS(女子小学生)……。この第4巻も間違いなく面白かったですし、特に「ひよこ」との絡みはグッチョブ! また、モノクロイラストも最高すぎでした。あのドS感満載の女子小学生の顔がたまらない……。

続きが気になる終わり方をしており、次巻がますます気になってきますので、気になった方はぜひ読んでみて下さいな!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

「美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!」5巻の主な内容

 ミリオンセラーを目指す新人ラノベ編集者の清純は、業界最強のカリスマ編集者・鳴海と出会う。新レーベル創設を宣言した彼から、天花、ひよこ、ソレイユ……自身が担当するクリエイターへ次々と引き抜きの声がかかり、焦る清純。
 さらに「究極の創作物」を何よりも優先する鳴海の影響で、天花は全てを捨てて創作にのめり込む異常事態に!? 天花を救うため、清純はもう一度だけ小説を書く決意をするが――。
「もう、俺達の間に言葉はいらない。ここからは、文字で語るのみだ」
 燃えよクリエイター魂!  熱血お仕事ラブコメ感動の第5巻!

カリスマ編集者「鳴海流生」の襲来! 今のラノベ業界をぶち壊す彼の目論見は”究極の創作物”を完成させること!?

伝説と化した編集者「鳴海流生」による新ラノベレーベルの立ち上げ……、業界トップクラスの巨大出版社が満を持してラノベ界に参戦する、一大プロジェクトの幕開け。

同期の編集者、サンダル文庫の編集者たち……、また、「清純」が担当するクリエイター「天花」や「ひよこ」、「ソレイユ」までも引き抜きの声がかかり……。

「清純」自身もスカウトの声がかかっていたのだが、それはあくまで編集者としてではなく、欲しいのは作家としての「棗ソウスケ」。

僕が欲しているのは、小説家としてのきみだ。

さあ、共にこの下らないライトノベル界をぶっ壊そうじゃないか、棗ソウスケ君。

『君は編集者なのか? それとも小説家なのか?』……、「清純」の魂の在り方を問う副編集長「霞忍」……。

今のラノベ業界をぶち壊すため、”究極の創作物”を完成させることに傾倒する「鳴海」によって「天花」は徐々に変えられていく。

「私の本気の遊びに付き合ってもらうよ」

「鳴海」の影響でアイディアが無限に浮かび続け、今なら世界征服の野望すら叶えられる、「棗ソウスケ」すらも超えられる。

「天花」の瞳に映るのは迸る熱意と僅かばかりの狂気……、「もう、俺達の間に言葉はいらない。ここからは、文字で語るのみだ」

小説家として、好き。編集者として、好き。男性として、好き。私は、あなたが大好きです。

感動の結末を目撃する第5巻! ”編集者なのか? それとも小説家なのか?”「清純」の出す答えとは……、そして、「鳴海」によって変えられた「天花」は「棗ソウスケ」と創作対決をすることに……。

「もう終わってしまうのか……」と寂しさ10割でしたが、1巻~5巻を通して本当に面白かったの一言! ぜひとも読んで欲しい作品、新作にも期待しておきます。

ちなみに表紙イラストは今までで一番グッとくる神イラスト!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

以上、「美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!」についてでした。

気になった方はぜひ読んでみて下さいね。

「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」

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  • どうも、赤の魔導書の管理人です。
    私は、アニメや漫画、ラノベ、アニメ映画など、見たり読んだりするのが好きで、「一人でも知らない人にこんなすごい作品があるんだ!!」という思いを伝えたくて、このサイトを立ち上げました。

    文章力など未熟ですが、日々(多分)頑張っているのでよろしくお願います。また、いつも赤の魔導書を見てくださっている皆様本当にありがとうございます。

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