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「最強同士がお見合いした結果」感想と評価 ポンコツすぎる二人の姿をぜひ楽しんで欲しい!

「最強同士がお見合いした結果」というライトノベルをご存じでしょうか?

この作品は、『GA文庫』で出版されているライトノベルです。

今回は、「最強同士がお見合いした結果」の評価と感想を紹介していきます。

この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。

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「最強同士がお見合いした結果」の評価と感想

画像は【GA文庫公式twitter】より引用

「レファ」さんの最強と最弱の”ギャップ”が最高すぎません? 最強の二人が恋愛に関して発揮する”ポンコツ”ぶりが本当にたまりません!!

菱川さかく」先生の「最強同士がお見合いした結果」。

最強なのに、恋愛に関してポンコツな二人を見ていたら、何だか笑けてきますし、このような設定のストーリーはなんだか新鮮に感じられました。

この作品は、”最強”の二人である「レファ」と「アグニス」がお見合いをするという所からストーリーは展開していくのですが、その二人は、恋愛に関してなんと”最弱”で、二人のお見合いは意味が分からない方向へと向かっていくことになります。

その中で、恋愛のことについて全く鈍感で、それでいて乙女チックな「レファ」のデレや「レファ」に対して色々とやらかしてくれる「アグニス」の姿を見ていたら、「そうくる?」「そういう行動をするのか?」とツッコミたくなるような気持ちにさせてくれます。

また、そのお見合いで仲介役として、「女司教」が登場するのですが、彼女のことを見ていたらなんだかかわいそうに思えてきます。

だって、そのお見合い場所というのが「女司教」の礼拝堂であり、その礼拝堂が二人のポンコツな恋愛によって、めちゃくちゃになっていく様は、同情もするし、それを見ていたら逆に面白くなってきますよ。

恋愛音痴の二人による”壁ドン”や”間接キス”、そして、”デート”と様々なイベントがあり、そこに笑いがあるので、気になった方はぜひ読んでみて下さい。

イラストに関して、イラストレーターは「U35(うみこ)」先生が担当しています。

「レファ」が恋愛の事でポンコツぶりを発揮し、そのポンコツシーンのイラストが要所要所に描かれているので、そのポンコツぶりがイラストでグッと伝わってきたと思います。

「レファ」さんの最強と最弱のギャップが本当に良かった!

また、「レファ」のメイドである「ロゼリーヌ」も良いキャラクターをしていました! 所々に容赦ない言葉を「レファ」にぶつけていくシーンは注目です。

そんな「最強同士がお見合いした結果」の評価は、10点中10点です。

ここから「最強同士がお見合いした結果」の主なストーリー、登場人物の紹介をしていきます。

「最強同士がお見合いした結果」の主なストーリー

「アグニス・レスター」、大陸南東部の大国『エスキア共和国』出身、名門の出の彼は、幼い頃より剣を手に戦場を駆け巡り、いつしか”最強”の剣士となり、『獄炎帝(フレイムロード)』という二つ名で呼ばれるようになっていた。

そんな彼の眼前には、同じく魔術研究が盛んな北の大国『イグマール王国』で随一の氷の魔術師、”最強”の異名で呼ばれている『氷結姫(ブリザードローズ)』こと「レファ・エルドリート」が向かいあっていた。

そう、これはお見合いなのである。

何故、このようなお見合いが組まれるようになったのかというと、それは”ある事情”があった。

『エスキア大陸』と『イグマール王国』の二国間の仲は最悪で、多くの血が流れた『東国戦争』とも呼ばれる果てなき戦いの歴史は既に幾数年と及んでいるようだ。

そんな両国がいがみ合う中、五年前大陸に突如として建立(こんりゅう)された軍事国家『ギルガンディア帝国』、その帝国は隣国に侵攻し、支配域を広げていったそうで……。

『ギルガンディア帝国』の勢いは凄まじく、仲違いしていた『エスキア大陸』と『イグマール王国』は、『ギルガンディア帝国』に対抗するため、同盟を結ぶことになった。

その友好の先駆けとして、両王国の最高戦力同士の縁談が組まれることになったのである。

期間は一年であり、期限までに婚姻が成立しなければ、同盟は破談とすることに……。

しかし、”最強”の二人、「レファ」と「アグニス」は、お見合いの開始早々でやらかすことになる。

それは、お見合い会場の破壊、そう、”最強”たる二人は、恋愛に関してはポンコツであり、”最弱”、誤解が誤解を招き、お見合い会場の破壊へと……、そして。お見合いはいきなり延期となることに……。

二人の『最強』による、国家の威信を賭けたお見合い劇はこういう形で幕を開けた。

「最強同士がお見合いした結果」の登場人物

  • 最強の魔女『氷結姫ブリザードローズ)』「レファ・エルドリート」
  • 最強の剣士『獄炎帝(フレイムロード)』「アグニス・レスター」
  • 『レヴァーミント王国』第一王女「エリカ・リヒトシュタイン」
  • 「レファ」のメイド「ロゼリーヌ」
  • 「アグニス」の妹「メイ・レスター」

ここまでが「最強同士がお見合いした結果」の主なストーリー、登場人物の紹介でした。

「最強同士がお見合いした結果」どんな展開のストーリー?

「最強同士がお見合いした結果」はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。

「最強同士がお見合いした結果」1巻の主な内容

「凄まじい殺気と魔力、まさかこの機会に俺を暗殺する気か!?」
「開始早々の斬撃!? この緊張を恋のドキドキと勘違いさせる気ね!!」
 エスキア国最強の剣士≪獄炎帝≫ことアグニスは、仇敵イグマール国最強の魔術師≪氷結姫≫レファとお見合いをすることになった。
 だが二国が講和するキッカケのはずのお見合いは、実際は相手の最高戦力を籠絡して取り込むための化かしあいだった!? しかも何度お見合いを重ねても事態は進まず、会場を焦土に変えるばかり。そう二人は戦場では最強だが、恋愛方面ではまったくのポンコツだったのだ! 国家の命運を背負った二人の最強は果たして幸せな結末に辿りつけるのか!?

”最強”によるお見合い、しかし、恋愛は”ポンコツ”

「レファ」と「アグニス」によるお見合いが開始されるも、開始早々「アグニス」は、何故か「レファ」に睨まれることになる。

しかも、睨み続ける「レファ」の魔力で、部屋もなんだか寒くなってきて……。

そんな「アグニス」は、殺気を向けられたと勘違いして、「レファ」に向かって、ペンダントから愛剣『ゼムス』を呼び出し、紅蓮の炎で斬りかかろうとする。

早くも二人は衝突寸前、そんな二人に仲介人である神聖教会の「女司教」が止めに入るも……。

「女司教」の余計な一言で、”最強”が本格的にぶつかりあうことになり、お見合い会場はほぼ壊滅状態、そして、会場をめちゃくちゃにされた「女司教」は、大泣き。

二人のお見合いは、急遽延期することに……。

恋愛慣れしていない”最強”の二人

そんなお見合いの過程には、相手を籠絡し、虜にしなければならないという名目が「レファ」と「アグニス」には課されていた。

相手の最大戦力を取り込んで、圧倒的に優位に立つという目的のもと、「レファ」と「アグニス」はそのお見合いに挑んでいたのである。

要するに、”相手を惚れさせる”というわけであって、それは、両国の今後の力関係が決まるといっても過言ではないということを示唆していた。

しかし、”最強”の『氷結姫』は、『聖騎士と囚われ姫の恋事情』とベッタベタの女児が読む本ばかりを読む乙女趣味で、一方、「アグニス」は、「ぶつかって、倒れている女の子がいたらどうする?」と問われれば、「…………斬る」というくらい恋愛に関してからっきしであった。

この二人は、『最強』なのだが、恋愛においては、『最弱』でポンコツ、恋愛音痴であって……。

そんな恋愛音痴の二人には、延期されていたお見合いが数日後に迫っており、そのお見合いでも”何か”をやらかすことになる。

 恋愛に関して”ポンコツ”な二人のラブコメをぜひ読んで欲しいし、楽しんで欲しい!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

「最強同士がお見合いした結果」2巻の主な内容

「初めましてアグニス様。しばらくこちらでご厄介になります」
 二度にわたる聖堂の崩壊を受けてお見合いが頓挫する中、アグニスの砦に一人の少女が現れた。外遊にやってきたというレヴァーミント王国の王女エリカの魅力に周囲は早速メロメロ。そんな彼女の目的は『最強』の剣士アグニスの籠絡だった!?
「そろそろ落としにかかるわよ」
 だが、生来の恋愛ポンコツたる最強剣士にはまったく手管が通用せず、逆に地獄の修業につきあわされる始末。さらにはもう一人の恋愛ポンコツ『最強』の魔女レファの参戦で事態はどんどん面倒くさいことに!? お見合いから始まる最強同士の恋愛ファンタジー第2弾!

”風光の神子”と謳われる『レヴァーミント王国』第一王女「エリカ・リヒトシュタイン」の来訪

『神聖教会』は、突如として『エスキア共和国』と『イグマール王国』の同盟交渉の仲介に立たないということを告げることになります。

『最強』勢力同士のお見合い、そんな二人によって破壊し尽くされたお見合い会場である聖堂、『聖堂教会』はもう手に負えないと判断したが故の行動であった。

協力できる期間は『東方三国会談』という『ギルガンディア帝国』に対する情報交換や今後の歩調を揃えるという名目で開催される三国の外交会議まで……、その会議では『エスキア共和国』と『イグマール王国』の他に『レヴァーミント王国』が参加する予定であった。

そうしてやって来ることになるのが『レヴァーミント王国』第一王女「エリカ・リヒトシュタイン」、彼女は外遊という目的で「アグニス」へとお近づきすることになります。

「しばらくこちらでご厄介になります。ふつつか者ではございますが、どうぞ宜しくお願い致します。アグニス様」

一方、右手にメリケンサックをはめた「レファ」も「アグニス」の元に『レヴァーミント王国』の第一王女がやって来ているということを耳にすることになって……。

腹黒王女である「エリカ・リヒトシュタイン」であったが、色恋沙汰に鈍感な「アグニス」には通用しない!?

「エリカ」は「アグニス」の元へ来るやいなや料理を振る舞ったり、清楚でドジっこ属性を発揮していた……、のだが……。

「ほんと男なんてちょろいもんよ。ちょっと清楚で抜けているふりをするだけでこれだもの。砦の男たちはもうすっかり私の虜のようね」

「エリカ」が「アグニス」に近づいたのはあくまで計画のためであり、そのため清楚で抜けているふりをしていたのであった。

しかし、最強の剣士である「アグニス」は例外であり、後に「エリカ」は彼に振り回されることになります。

一方、恋愛小説を元に妄想をしていた「レファ」……、「その手で……私を守ってくださいますか?」とか想像を膨らませるうちに「アグニス」が気になってしょうがなかった。

それもそのはずお見合いがもう終わってしまうと聞いていたのだから……。

2巻も間違いなく面白かったし、「レファ」がより可愛く見えましたね~ また、「エリカ」が振り回されるシーンも面白かったし、顔が真っ赤になってポンコツぶりをさらに発揮する「レファ」の姿が印象的でした。気になった方はぜひ読んでほしい!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

以上、「最強同士がお見合いした結果」の紹介でした。

後の巻についても出版され次第、更新していこうと思います。

気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。

「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」

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