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「エノク第二部隊の遠征ごはん」感想と評価 メルちゃんに癒やされるグルメ作品がここに!

「エノク第二部隊の遠征ごはん」というライトノベルをご存じでしょうか?

この作品は、『GC NOVELS』で出版されているライトノベルです。

今回は、「エノク第二部隊の遠征ごはん」の評価と感想を紹介していきます。

この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。

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「エノク第二部隊の遠征ごはん」の評価と感想

画像は【GC NOVELS公式twitter】より引用

おいしいものを嬉しそうに食べている「メル」ちゃんを見ていると、癒やされるし、ほっこりする……。

江本マシメサ」先生の「エノク第二部隊の遠征ごはん」。

ほっこりと癒やされる作品でした……、料理を食べて喜んでいる姿を見ると、こちらまでそのごはんを食べたいと思えてきましたね~

この作品は、不運なことに『エノク第二部隊』へと配属された「メル・リスリス」衛生兵が遠征でもおいしいごはんを食べるために、奮闘していくストーリーであり、とにかく頑張っている「メル」ちゃんを見ていると癒やされます!

可愛い「メル・リスリス」衛生兵が色々な料理を聞いたことのない食材を使って作り出していくのですが、それでいて食べたくなるような文章の表現力は流石です。

そして、おいしくごはんを食べている「メル・リスリス」衛生兵を見ていると、もう本当にほっこり……。

また、遠征とグルメを掛け合わせているところもこの作品の魅力であり、出てくる料理もその世界観に合っているというのも個人的に良かったところです。

戦闘シーンが主体というわけではなく、料理を食べている日常シーンの方が多く、おそらくグルメ作品を読みたい方にとったらかなりおすすめの作品だと思いますよ!

イラストに関して、イラストレーターは「赤井てら」先生が担当しています。

何度もいいますが、「メル・リスリス」衛生兵が可愛すぎます……、イラストが神です。

特に食事をしているイラストが印象的で、最後のモノクロイラストなんかはほんとにたまらなかった!

そんな「エノク第二部隊の遠征ごはん」の評価は、10点中10点です。

ここから「エノク第二部隊の遠征ごはん」の主なストーリー、登場人物の紹介をしていきます。

「エノク第二部隊の遠征ごはん」の主なストーリー

――どうしてこうなった。

目の前の山賊達……、否、騎士団の面々を見ながら『エノク第二部隊』の衛生兵「メル・リスリス」はダレていた。

それもそのはず、普段山奥に暮らしているはずの『フォレ・エルフ』が騎士団に所属しているのだから……、それは、「メル」の家が大家族で、かつ、貧乏であったため、「メル」は騎士団に入らなければならなかったのだ。

つい先日、結婚を約束していた相手に、婚約破棄を言い渡された。

理由は「メル」の家が貧乏であったことと、「メル」の器量と魔力のなさが原因であったりして……。

「メル」は、”美しき森の妖精”と呼ばれる『フォレ・エルフ』の中では容姿はパッとせず、魔力もからっきし……、その上、狩猟も苦手であった。

総合的に残念な「メル」には嫁の貰い手はなく、そのため、出稼ぎをするため、はるばる王都へとやって来ることになって……。

「メル」はなかなか就職先を見つけることはできなかったのだが……、そんな時、紹介された就職先は『王国騎士団エノク』であった。

『エノク』は国に忠誠を誓う騎士隊のことであり、どんな種族でも受け入れ、平等に仕事を与えてくれ、そして、給料も高かった……、のだが……。

配属された先は『エノク第二部隊』という、隊員の頭数が四名しかいない部隊であった。

そうして言い渡された「メル」の役職名は衛生兵であり、彼女は遠征部隊として各地に派遣され、魔物討伐や災害救助を行わなければならなかった。

そんな『エノク第二部隊』のメンバーには、山賊のような隊長「クロウ・ルードディンク」、黒髪青目の副隊長「アンナ・ベルリー」、「メル」と同い年くらいの青年「ジュン・ウルガス」、そして、寡黙な狼獣族の「ガル・ガル」がいた。

そんなメンバーで、仕事内容の説明も受けぬまま、私は遠征へと連れ出された。

「エノク第二部隊の遠征ごはん」の登場人物

  • エノク第二部隊衛生兵のフォレ・エルフ「メル・リスリス」
  • 女性のような美青年、エノク第二部隊隊員「ザラ・アート」
  • 「メル」と同い年くらいの青年、エノク第二部隊隊員「ジュン・ウルガス」
  • 山賊のような容姿、エノク第二部隊隊長「クロウ・ルードディンク」
  • 黒髪青目のエノク第二部隊副隊長「アンナ・ベルリー」
  • 寡黙な狼獣族、エノク第二部隊隊員「ガル・ガル」

ここまでが「エノク第二部隊の遠征ごはん」の主なストーリー、登場人物の紹介でした。

「エノク第二部隊の遠征ごはん」どんな展開のストーリー?

「エノク第二部隊の遠征ごはん」はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。

「エノク第二部隊の遠征ごはん」1巻の主な内容

「美しき森の妖精」フォレ・エルフに生まれたものの、貧乏・不器量・無魔力の三重苦に苛まれる少女メル・リスリス。可愛い妹たちをせめて貧乏から救い出したいと、王国騎士団エノクに就職することに。四人しかメンバーがいない第二遠征部隊に衛生兵として配属された彼女がそこで見たものは――石のように硬いパン、噛み切れない謎の干し肉だった!? こんな食事は許せない! 遠征先でも美味しいごはんを食べるため、森の妖精の知恵を武器にリスリス衛生兵の戦いが、今始まる。

石のように硬いパン、噛み切れないほどの謎の干し肉……、「メル・リスリス」衛生兵にとったら食べることのできない保存食!?

結局、今回の魔物討伐は夕方まで続き、夜間の移動は危険とのことで、今日は野営になるらしい。

しかし、用意された干し肉を「メル」は口にするも……、うん、噛み切れない。

しかも、味がまったくなく、素材の味はとうの昔に死んでいる……、パンを囓ってみても硬ったいし、酸っぱい。

パンはパンでも食べられないパンであり、「メル」は代わりに近くにあったいくつかの食材を使って、”森の恵みの山賊風スープ”を作り出すことになります。

「メル」が作ったそのスープはかなりおいしくて……、また、「メル」は『エノク第二部隊』のメンバーたちに野鳥を使った朝食を作り、その朝食が皆から絶賛されることになって……。

「いつも食べていた物と同じ肉とは思えない」

「今まで食べ方を間違っていたんですねえ~いやあ、本当においしい!」

遠い遠征でも食事が楽しめるように! 「メル・リスリス」衛生兵はおいしくて、温かな食事を作り出していく!!

二日ぶりに帰ってきた「メル」は『エノク第二部隊』の本拠地へと足を運ぶことになり、その中でもあの硬くて不味い保存食を作っている保存食小屋を「ウルガス」に案内されることになります。

しかし、その中に入ると肉の傷んだような臭いがするし……、どうやらあの干し肉は間違った知識で「ウルガス」が作っていたとのこと。

そのことを聞いた「メル」は、ちゃんとした工程で干し肉とパンを作ることになって……。

また、遠い遠征でも食事が楽しめるように、「メル」は保存食の種類を増やすことを考えていて……、そんなことで「メル・リスリス」衛生兵は森の妖精の知恵を用いておいしいごはんを披露していくことになります。

「メル・リスリス」衛生兵の戦いがここから始まり、彼女の知識を用いておいしいおいしいごはんを作り出していくことになります! 気になった方はぜひ読んで見てくださいな!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

以上、「エノク第二部隊の遠征ごはん」の紹介でした。

後の巻についても読み終わり次第、更新していこうと思います。

気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。

「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」

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