演技で無双、幼女が無双!?「ホラー女優が天才子役に転生しました」が面白い!
「ホラー女優が天才子役に転生しました」というライトノベルをご存じでしょうか?
この作品は、『ガガガ文庫』で出版されているライトノベルで、初版発売日が2020年8月25日です。
今回は、「ホラー女優が天才子役に転生しました」の感想を紹介していきます。
この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。
「ホラー女優が天才子役に転生しました」の感想
INDEX
画像は【ガガガ文庫公式twitter】より引用
演技で無双、幼女が無双!? 演技シーンは圧巻の一言で文章力も凄まじい!
「鉄箱」先生の「ホラー女優が天才子役に転生しました」。
ジャンルとしては転生ものですが、ホラー女優がまさかの転生です。しかも、20年後に……!?
面白かったですよ。まさに迫真の演技っていうやつ。
読んでいる私でさえそのシーンを想起させられるくらい圧巻の演技力で、そんな幼女の演技力に私も登場人物も虜になってしまいます。
演技のシーンは読んでいて何より面白かったですし、ゾクゾクしました。ページが止まらない、止まらない。
そんな演技シーンの文章力もさることながら凄まじく、ついつい時間を忘れさせてくれます。
また、転生したとはいえ20年後ですので、前世を知る人も多く……、そして、転生した彼女を見て前世の面影を登場人物たちが思い浮かべるシーンは何だか良い、やっぱ違う意味で無双は良き!
なお、ライトノベルで女優を目指すストーリー(しかも、ハリウッド)は読んだことなかったため、新鮮で楽しかったです。
ぜひとも読んで幼女の演技力の虜になって下さい。
イラストに関して、イラストレーターは「きのこ姫」先生が担当しています。
幼女可愛い、幼女可愛い……、そして、不意の104ページのモノクロイラスト(なにあれ、ホラー小説読んでいたっけ……)。
「ホラー女優が天才子役に転生しました」の評価
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★★
【ストーリーの構成・読みやすさ】
★★★★★★★★★★
【登場人物・イラストの良さ】
★★★★★★★★☆☆
〈4つの好きに共感できるのであればおすすめ!〉
#主人公無双が好き!
#幼女が好き!
#女優ものが好き!
#転生ものが好き!
「ホラー女優が天才子役に転生しました」の主なストーリー
ホラー女優として名を馳せる「桐王鶫(きりおうつぐみ)」。
元々ホラーが好きだったこともあって、現状に一切の不満を持っていなかった。
ホラーしか仕事がこないことに思うところもあるけれど、ある意味では本望というべきものだ。
好きなのはジャパニーズホラーではあるものの、役が降りたらなんでもやるのが私の信条。
目指すはハリウッドで人々の恐怖を背負うこと。不満はないけれど満足もしていない。
次の役は動く焼死体。現場までは台本を広げながら最終チェック……といったところだったのだが……、鶫が乗ったタクシーは事故に遭い、彼女は帰らぬ人となった。
目を覚ますとそこはベッドの上であった。でも……。綺麗で白い肌、見知らぬ両親……、私は銀髪ハーフの美少女(5歳)に転生していた。名前は「空星(そらほし)つぐみ」。
「そういえば、今は何年だろう? ――二〇二〇年……えぇ」
私が生きてきた時代から20年が経過していた。
「もしかして、つぐみは、演技がしたいのかい?」
病室の中、両親との会話で告げられた言葉。つぐみは少し考えたものの、前世で成し遂げられなかったハリウッドで人々を恐怖に陥れる女優になるという夢を叶えるため役者への道を再び歩むことになって……。
「ホラー女優が天才子役に転生しました」どんな展開のストーリー?
「ホラー女優が天才子役に転生しました」はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。
「ホラー女優が天才子役に転生しました」1巻の主な内容
貧乏育ちの苦労人ホラー女優の鶇(30歳。努力の甲斐あって演技力はピカイチ)が、自動車事故で即死。20年後に転生した先は銀髪ハーフの超美少女つぐみ(5歳)で、ドのつくお金持ち令嬢だった!! つぐみの両親はつぐみに「注入された」演技の才能をすぐさま見抜き、テレビドラマの子役オーディションへ飛び入り参加させる。天使そのもののつぐみの身体を得た実力派ホラー女優鶇は、その奇跡に感謝し、そして誓った。「今度こそハリウッドを目指します!」世界がひれ伏す大天才女優(5歳)がここに誕生!!
オーディション会場に連れられたつぐみ。そこは新春連続ドラマに出演する子役のオーディション会場であった。
「あさしろじゅりあ、六さいです! よろしくおねがいします!」
「ゆうがおみみ、六さいです。あの、がんばります。おねがいしましゅ。あぅ」
「よるはたりん、六さい。よろしくおねがいします」
なんらかの経験と才能を持つ三人。ここになにしに来たか、ちゃんと理解している。
私は他の参加者のように一歩を踏み出す。かつてのホラー女優としてではなく、未熟な幼女として健気な一歩を踏み出す。
「そらほしつぐみ、五さいです。どうぞよろしくおねがいします」
ホラー女優、桐王鶫はもういない。今日からは新生子役、空星つぐみとしての第一歩だ。
間違いなくオススメできるライトノベル! 面白い作品ですので、ぜひとも読んでみて下さいな!
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★★
以上、「ホラー女優が天才子役に転生しました」の紹介でした。
後の巻についても出版され次第、更新していこうと思います。
気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。
「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」