ザ・青春リア充ストーリー『千歳くんはラムネ瓶のなか』が最高に面白い!
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最終更新日:2021/01/11
おすすめライトノベル ラブコメ, 青春, 学園, ガガガ文庫, 小学館ライトノベル大賞, 2019年ラノベ
『千歳くんはラムネ瓶のなか』というライトノベルをご存じでしょうか?
この作品は、『ガガガ文庫』で出版されているライトノベルで、初版発売日が2019年6月23日です。
今回は、『千歳くんはラムネ瓶のなか』の感想を紹介していきます。
この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。
『千歳くんはラムネ瓶のなか』の感想
INDEX
画像は【ガガガ文庫公式twitter】より引用
誰がどう言おうがこの作品こそ”ザ・青春リア充ストーリー”
「裕夢」先生の『千歳くんはラムネ瓶のなか』。
青春の中の青春、リア充の中のリア充、マジでかっこいいベストオブ主人公、千歳朔(ちとせさく)。
非リア側の視点の『俺ガイル』『弱キャラ』とは異なり、リア充の主人公視点で物語が進むのが特徴的です。
千歳の言動や行動などマジで男前で、リア充とか関係なく「友達になりたい」と思えるような人間性を持っています。表面上ボケることも多く、ユーモア溢れる人物ですが、裏ではあれやこれや思いを巡らせ、とにかく人間思いなのがかなり好感を持てますね。
そして、しっかりと自分を持っているのも良きですね! 「惚れてまうわー」です。
ストーリーとしても、”青春”を100%感じられる展開で、千歳の思想にぶっささりますね。
自分を変えていくという強い信念が感じられ、「仮に高校に戻れたなら、こんな学園生活を送りたいッ!!」って思えるほど羨望の眼差しで見てしまいます。
イラストに関して、イラストレーターは「raemz」先生が担当しています。
もうみーんな可愛いイラスト。特に七瀬さん可愛いすぎません? 私は七瀬派になりました。
『千歳くんはラムネ瓶のなか』の評価
総合得点 | 30点 |
オススメ度 | ★★★★★★★★★★ |
ストーリー | ★★★★★★★★★★ |
登場人物 | ★★★★★★★★★★ |
―『千歳くんはラムネ瓶のなか』のハッシュタグ―
#ベストオブ青春ラノベ |
#本物のリア充 |
#ガガガ文庫らしい青春ラブコメラノベ |
『千歳くんはラムネ瓶のなか』の主なストーリー
『五組の千歳朔(ちとせさく)はヤリチン糞野郎』
本当の青春を謳歌できるのはほんのひとにぎりの存在。壮絶なマウント合戦を生き残り、スクールカーストを駆け上がったリア充にのみ許された領域だ。
俺はリア充と非リア充という分類には心底しょうもないと思っている。けど、定着してしまった以上、大多数の高校生にとってやるべきことはひとつ。できれば前者に、最低でも後者にはならないよう、うまく泳いでいくしかない。
高校二年生となった千歳。学校の裏サイトで誹謗中傷十割の男で、青春を謳歌している男であった。
”チーム千歳”は、きらきらのメンバーばかり。仲間になりたそうに見ているグループや露骨に不快感ビームを飛ばすやつらもちらほらと。
べつに意識してカーストの違いを見せびらかそうとしているわけでもなければ、きらきらした自分たちなんてものをひけらかしているわけではない。
俺たちはただ当たり前のように、友達と同じクラスになれた喜びを素直に表現し、仲間同士でじゃれ合っている。
けれど、ただそれだけのことができない人間があまりにも多いから、いつの間にか俺たちはリア充だとか陽キャだとかDQNなんてレッテルを貼られ、名前の知らない誰かに学校裏サイトで好き勝手に書かれたりする。
……と、そんなこんなで学生生活を”美しく”生きるのが千歳にとって美学であり、この”美しく”は「かっこよく」とか、「モテモテ」とか「チヤホヤされながら」とか「女の子に囲まれて」とかに置き換えても可。
そんな千歳であったが、担任からとある用事を引き受けることになって……。
『千歳くんはラムネ瓶のなか』どんな展開のストーリー?
『千歳くんはラムネ瓶のなか』はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。
『千歳くんはラムネ瓶のなか』1巻
『五組の千歳朔はヤリチン糞野郎』――学校裏サイトで叩かれながらも、藤志高校のトップカーストに君臨するリア充・千歳朔。彼のまわりには、外見も中身も優れた友人たちがいつも集まっている。圧倒的姫オーラの正妻ポジション・柊夕湖。努力型の後天的リア充・内田優空。バスケ部エースの元気娘・青海陽……。仲間たちと楽しく新クラスをスタートさせたのも束の間、朔はとある引きこもり生徒の更生を頼まれる。これは、彼のリア充ハーレム物語か、それとも――? 第13回ライトノベル大賞、優秀賞受賞。新時代を告げる“リア充側”青春ラブコメ、ここに堂々開幕!!
担任より言い渡されたのは、”クラスの中に一人不登校の生徒がいるらしく、その生徒を説得して登校させてほしい”という依頼だった。
「手の届く場所に自分なら解決できる問題が転がってるのに、それを放っておいてもいいのか? ……なんでもできるみんなのスーパーヒーロー千歳くん」
去る者は追わないが来る者は拒まない。自分から人のことを助けたりはしないが、頼られた以上は、誰よりも完璧に、美しく、相手の想像を超える水準で期待に応える。
俺は俺として生きていくために、千歳朔がみんなの思い描く千歳朔でいるために、”そう在り続けなければならない”のだ。
「……やり方は任せてくれるんですよね。見返りは期待しますよ」
そして、千歳は不登校の生徒を更正させるべく動き出すことになるのだが……、問題ばかりで……。
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★★
以上、『千歳くんはラムネ瓶のなか』の紹介でした。
気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。
「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」