「辺境都市の育成者」感想と評価 デザインがヤバすぎるのだが……
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おすすめライトノベル 主人公成長, ツンデレ, 主人公最強, カクヨム, 富士見ファンタジア文庫, ヒロイン最強
「辺境都市の育成者」というライトノベルをご存じでしょうか?
この作品は、『富士見ファンタジア文庫』で出版されているライトノベルで、初版発売日が2020年7月20日です。
今回は、「辺境都市の育成者」の評価と感想を紹介していきます。
この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。
「辺境都市の育成者」の感想
INDEX
画像は【富士見ファンタジア文庫公式twitter】より引用
全ての常識を覆す最強の育成者と、
それに応えるよう成長していくヒロインの姿に心惹かれる。
「七野りく」先生の「辺境都市の育成者」。
「俺TUEEE」でもあり、主人公がもの凄い勢いで成長する物語。
”すべての最強は一人の『育成者』から生まれた”というキャッチコピーは、まさにその通りで「育成者さん何者?」って何回思ったことか……。
それくらい謎に包まれており、育成者の実力は本物です。
そうした成長のストーリーは心惹かれ、光る原石がダイヤになっていく様は読んでいて心地よいです。
読む気もそそられ、1日で読み終わってしまうレベルで面白い。
全てを理解する育成者と努力を惜しまないヒロイン……、努力を惜しまないからこそ共感する部分があり、心惹かれたのかもしれません。
また、彼らの関係性にも注目ですよ。
ヒロインは誰に対してもツンツンしているのですが、育成者と出会ったことで“ツンデレ”になっていきます。
この要素は大事ですよね~
まあ、でも最後のあのシーンの最強っぷりを見せられたら惚れてしまいます。
イラストに関して、イラストレーターは「福きつね」先生が担当しています。
表紙のセンスはまさに神。成長したヒロインの姿を描いており、”成長”というこのラノベにバッチリですね。
全てのイラストに関しても間違いなく最高クラス。
特に表紙を開いた1ページ目の育成者のイラストは表紙レベルのクオリティです。育成者のキャラデザも素晴らしいが、背景がとにかくヤバい、すごいです(語彙力が崩壊するくらいの高クオリティ)。
ちなみに、最初と最後のおへそはいいね……(おへそは正義!)。
「辺境都市の育成者」の評価
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★☆
【ストーリーの構成・読みやすさ】
★★★★★★★★★☆
【登場人物・イラストの良さ】
★★★★★★★★★★
〈5つの好きに共感できるのであればおすすめ!〉
#主人公成長が好き!#ツンデレヒロインが好き!#おへそが好き!#最強すぎる育成者さんが好き!#ヒロイン全員最強が好き!
「辺境都市の育成者」の主なストーリー
「僕の名前はハル。育成者をしてるんだ。助言はいるかな?」
辺境都市の廃教会で暮らす温和な青年・ハル。だが、彼こそが大陸に名が響く教え子たちを育てた伝説の『育成者』だった。彼が次の指導をすることになったのは、伸び悩む中堅冒険者・レベッカ。彼女自身も諦めた彼女の秘めた才能を、『育成者』のハルがみるみるうちに開花させ――!
「君には素晴らしい才能がある。それを磨かないのは余りにも惜しい」レベッカの固定観念を破壊する、優しくも驚異的な指導。一流になっていく彼女を切っ掛けに、大陸全土とハルの教え子たちを巻き込んだ新たなる『育成者』伝説が始まる!
この世界を一人で生きていく為に、冒険者・レベッカは早く強くなりたかった。
「レベッカさん――残念ですが、能力値も魔力も上がっていませんね」
しかし、現在伸び悩んでいる状態だ。
冒険者になった当初、剣と魔法をそれなりに使えたレベッカは、その成長ぶりから”天才レベッカ”と呼ばれていた。
こんなに長く上がらないのは初めてのことで、私の限界はここまでなのかと思い詰めていた。
そんな時、レベッカにとあるお遣いを頼まれ、それはレベッカの運命を大きく変える出会いとなる。
「僕の名はハル。育成者をしているんだ。ここで知り合ったのも何かの縁だし、何か役に立つ助言はいるかな?」
お遣いの場・廃教会で出会ったのはハルという青年。ハルはレベッカ自身しか知らない情報を知っており……。
『その男は【育成者】を自称している』
『その男に育成を頼んだ冒険者は今や皆、大陸級である』
「辺境都市の育成者」どんな展開のストーリー?
「辺境都市の育成者」はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。
「辺境都市の育成者」1巻の主な内容
「一つ目の助言をしようか。レベッカは炎だけじゃなくて雷を使った方が良いね。苦手にしているみたいだけど、君の適性は雷だよ」
「…………どうして、私の属性を知っているの?」
「ふふ、僕は育成者だから。見れば分かるのさ」
「代わりに二つ目の助言をしよう。魔法剣を使いたいなら今のままじゃ永久に駄目だよ。君が成長するには、さっきも言ったように、炎魔法じゃなく雷魔法が鍵だからね。炎魔法の成長は雷魔法を究めた後でも出来るさ」
誰も知らない情報を知る青年・ハル。一方、レベッカはそんなハルと接するうちに危険な相手と思い警戒するのだが……。
「君には素晴らしい才能がある。それを磨かないのは余りにも惜しい。どんなに良い原石も、磨き方次第で輝き方が変わるのだしね」
ますます疑問に思うレベッカ。どうして会ったばかりの私をそこまで知っているのか、そしてここまで評価するのか。
レベッカの固定観念を覆すとともに、誰よりもレベッカの努力を認めるハル。驚異的な指導を受け、この出会いを通してレベッカは大きく成長していく。
第3回カクヨムWeb小説コンテスト《特別賞&読者賞》を受賞した作品で間違いなく面白い作品ですので、ぜひ読んでみて下さいな!
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★☆
以上、「辺境都市の育成者」の紹介でした。
後の巻についても出版され次第、更新していこうと思います。
気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。
「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」