「世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)」感想と評価 自作自演して世界の闇と戦うまさに発想を転換したラノベ!
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おすすめライトノベル コメディ, 小説家になろう, 異能バトル, オーバーラップ文庫, 2019年ライトノベル
「世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)」というライトノベルをご存じでしょうか?
この作品は、『オーバーラップ文庫』で出版されているライトノベルで、初版発売日が2019年2月25日です。
今回は、「世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)」の評価と感想を紹介していきます。
この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。
「世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)」の評価と感想
INDEX
画像は【オーバーラップ情報局公式twitter】より引用
自作自演して世界の闇と戦うまさに発想を転換したラノベ! 超能力とは非日常を作り出すものである……。
「黒留ハガネ」先生の「世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)」。
超能力秘密結社を創設し、自らが非日常を作り出すという何とも斬新なライトノベル!
超能力に目覚めたが、目覚めただけで特に何も起こらない……、何も起こらなければどうすればいい?
”俺が! 俺自身が! 超能力秘密結社だッ!”自分自身が秘密結社となり、非日常を演出してやればいい。超能力を使う同胞を集め、共通の敵である世界の闇を作り出してやればいい。
自作自演する主人公、そして、主人公によって超能力に目覚めた同士たち……、そんな展開にコメディが加わり、加速化する非日常にどんどん読みたいという気持ちが強くなっていきますよ。
面白いこと間違いなしの作品であり、今までになかったライトノベル……、発想の転換とはまさにこのことを言うのだと個人的に思っています。
「超能力とは一体何なんだ?」……、中二心をくすぶる圧倒的マッチポンプギャグコメディ! 気になった方はぜひ読んでみて下さいな。
イラストに関して、イラストレーターは「カット」先生が担当しています。
表紙の「鏑木」さん……、可愛いですね……、ただそれだけ。
そんな「世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)」の評価は、10点中9.5点です。
ここから「世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)」の主なストーリー、登場人物の紹介をしていきます。
「世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)」の主なストーリー
人間、誰でも一度は超能力願望を持った事があると思う。テレポートが使えたらなー、とか、透明になれたらなー、とか。
「佐護杵光(さごきねみつ)」……、ごく普通の高校生だった彼はある日、超能力に目覚めることになる。
そんな「佐護」は超能力に目覚めた日から基礎訓練を重ね、念力の熟練度を上昇させる日々を送った。
これは我流で鍛えた超能力で俺TUEEEあるか? 始まっちゃう? 非日常始まっちゃう?
平凡に念力を鍛えて、何事もなく鍛えるだけで終わるかもしれない。
しかし、極限まで鍛えたら、念力で大騒動を起こすのも悪くない。もしかしたら目も覚めるようなファンタジーが幕を開ける事も無い事もないかもしれない。
それまではただひたすらに念力を鍛える事にしよう。
本当に、何も起きなかった。これだけ一生懸命念力を鍛えたのに、華の学生時代に謎の秘密結社も異世界からやってきたヒロインも接触して来なかった。
どうするんだよこれ。社会人になっちまうぞ。来るなら早く来いよ非日常! おっさんになってから大冒険とかキツいから来るならマジで早くしてくれ!
来ないのか? 本当に来ないのか?
……来ないわ。「佐護」は何事もなく大学を卒業し、就職した。
そんな「佐護」は後に自問を繰り返し、心に二年間の社会人生活で消えていた火が灯る。”非日常がやって来ないなら、俺自身が非日常を作ってやる。”
俺が!
俺自身が!
超能力秘密結社だッ!
「世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)」の登場人物
- 最強の超能力を持つ『天照』リーダー「佐護杵光(さごきねみつ)」
- 秘密結社『天照』の副官を務める美女「鏑木栞(かぶらきしおり)」
- 『天照』メンバーの仏教系少女「蓮見燈華(はすみとうか)」
- とあるイベントを経て、中二病化した少年「高橋翔太(たかはししょうた)」
ここまでが「世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)」の主なストーリー、登場人物の紹介でした。
「世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)」どんな展開のストーリー?
「世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)」はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。
「世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)」1巻の主な内容
ある日突然、超能力に目覚めた佐護杵光。そしてその力を狙う悪の組織が、突如彼の前に現れ――なかった。隣の家の幼馴染が実は退魔師の子孫だと発覚し――なかった!謎の美少女が転入し―なかった!! 平和過ぎる日常に逆ギレした佐護は、自分自身が秘密結社になる事を決意する。日本中を探して見つけた有能美女・鏑木栞を副官に引き入れ秘密結社「天照」を創設、資金調達事業も成功。蓮見燈華、高橋翔太という新メンバーも加えたところ、ついに世界を滅ぼす魔王が現れ――なかった! そこで佐護は、とある計画を思いつくことになり…?
ひとりの最強能力者が紡ぐ、圧倒的マッチポンプギャグコメディ、開幕!!
最強の超能力を最高に無駄遣い……、自作自演で演じる非日常の開幕!?
秘密結社を作る決意を固めた「佐護」は会社を辞めた。
俺が実現すること……、それは秘密結社とその敵作り、構成員に非日常を楽しんでもらい、それを見て俺も楽しむ。
しかし謎の黒幕ポジションを演じるとして、中間管理職がいないとマジで困る。
謎に包まれたボスが頻繁に構成員の前に現れて作戦を伝えたり相談に乗ったり訓練をつけたりしていたら、それもう全然謎じゃないだろ。
せめて一人、一般構成員とボスの間のクッションになる、副官的存在が欲しい。その副官になら、まあマッチポンプの真実を知らせてもいいだろう。
「佐護」は後に副官にふさわしい面白い女性を見つけることになる。名前は「鏑木栞」。
使用人に自分の事をお嬢様と呼ばせており、文句なしの美女。
美容への並々ならぬ情熱と努力をし、本格的ドレスを普段着としている。貪欲な向上心と高い知性をも持ち、ガチすぎて馬鹿にできない中二ノートを書いている。
これほどの逸材がいるとは思いもしなかった。彼女はもうほとんど物語の住人だ。
秘密結社の構成員集めから始まり、世界の闇と戦う展開を作り出していく「佐護杵光」……、本当に面白いラノベですので、気になった方はぜひ見てみて下され!
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★☆
以上、「世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)」の紹介でした。
後の巻についても出版され次第、更新していこうと思います。
気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。
「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」