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「リオンクール戦記」感想と評価 レベルが高すぎる戦記ファンタジー、ここに開幕!

「リオンクール戦記」というライトノベルをご存じでしょうか?

この作品は、『ツギクルブックス』で出版されているライトノベルで、初版発売日が2018年9月25日です。

今回は、「リオンクール戦記」の評価と感想を紹介していきます。

この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。

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「リオンクール戦記」の評価と感想

画像は【ツギクルブックス公式twitter】より引用

生々しく、リアルな中世の世界観! これこそ”生きる”と思わせられる描写に何度も鳥肌が立ちました!!

小倉ひろあき」先生の「リオンクール戦記」。

英雄の歩みを記す英雄譚ではあるのだが、王道の英雄譚とはほど遠い……、しかし、そこに読ませる力がある。

リアルすぎる凄惨な描写とその凄惨さを主人公が徐々に当たり前の思考になっていく展開は恐ろしい光景。

というのもこの作品「リオンクール戦記」は”異世界転生”のジャンルに分類され、主人公は中世のヨーロッパ風の世界に当初は驚きを隠せない状況であった。

しかし、上記で述べたように主人公の道徳心は次第になくなっていき……、しかも、冒頭では最も偉大な王となると描かれている……、何故そのような経緯になっていくのか気になりますよね。

また、主人公の戦う姿も凄く豪快で爽快!

表紙の武器を見てもらったら分かるように、この武器で敵を筋力だけで振り回しなぎ倒していくのである……、これこそまさに英雄の器に相応しい。

イラストに関して、イラストレーターは「toi8」先生が担当しています。

「リオンクール戦記」と合っているとしか言いようがないイラスト……、表紙も迫力があって最高の一言!

数多くの登場人物のイラストも魅力的だし、とにかく主人公の「バリアン」がかっこいい……、また、中世の世界観もしっかりとイラストから伝わってきましたね~

そんな「リオンクール戦記」の評価は、10点中10点です。

ここから「リオンクール戦記」の主なストーリー、登場人物の紹介をしていきます。

「リオンクール戦記」の主なストーリー

俺の名前は「田中正(たなかただし)」41歳……、平凡な人生を歩むサラリーマンであったが、病気により短い人生の幕を閉じてしまう。

しかし、死んだはずの「田中」は目を覚まし……、そこは見知らぬ中世ヨーロッパ風の異世界であった。

文明から離れて自然の生活をする人たち、ここは日本ではなく、おそらく時代も違うのではないか。

今の俺は子供の姿をしており、髪も瞳も黒色、名前は「バリアン」というらしい。

この国の住民は俺から見れば外国人、白人だ……、髪は黒が稀……、文明が発達していない世界でまずは言葉や常識を身につけなければならない。

2カ月が経った頃、「バリアン」は自らのフルネーム「バリアン・ド・リオンクール」だと理解し、年齢は7歳……、しかも、リオンクール家は大貴族であり、リオンクール盆地という領地も持っている。

当主は「ルドルフ・ド・リオンクール」、「バリアン」の親父であり、彼は軍人として活躍し、王国の偉いさんとして王都『アモロス王国』に住んでいる。

一方、母親の「リュシエンヌ」は貴族の娘であり、メイドの指揮をとって家事をしている。

一緒に住んでいる兄弟は一番上の「ロベール」のみ……、あとの兄弟は庶子らしく、そちらは兄弟扱いではなく家来扱いらしい。

俺は「バリアン」として生きる決意をしていた……、だが普通の会社員だった俺、やっていけるのだろうか。

『リオンクール戦記』、本書は偉大な英雄の歩みを記す真実の書、リオンクール王国建国の祖にして、最も偉大な王の物語である。

「リオンクール戦記」の登場人物

  • アモロス王国の貴族リオンクール家の次男として異世界転生した「バリアン・ド・リオンクール」
  • リオンクール家の奴隷、学友であり「バリアン」の親友「ロロ」
  • 「バリアン」・「ロロ」とともに戦闘教育を受けた学友「ジャン」
  • 幼い「バリアン」の守役、「バリアン」の大切な友人「オノレ・ジロー」
  • 「バリアン」の後の妻になる存在「スミナ・コカース」
  • 「スミナ」の兄、後に「バリアン」の部下となる「アンドレ・コカース」
  • リオンクール家の奴隷、「バリアン」の幼なじみ「ロナ」
  • 過酷な訓練を実施する「バリアン」の教育係「アルベール・ド・グロート」

ここまでが「リオンクール戦記」の主なストーリー、登場人物の紹介でした。

「リオンクール戦記」どんな展開のストーリー?

「リオンクール戦記」はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。

「リオンクール戦記」1巻の主な内容

平凡な人生を歩んできたサラリーマン田中タダシ。病気により41才という短い人生を終えたはずが、気付けば中世ヨーロッパ風の異世界に立っていた。リアルな中世は暖炉もなく、食事は手づかみ、挙句の果てには都市で豚を放し飼い……。国同士の殺し合いも日常茶飯事。
田中タダシは、この厳しい世界で「バリアン・ド・リオンクール」として第二の人生を歩む。平凡なサラリーマンは、この厳しい世界で果たして生き残れるのか?
田中=バリアンのサクセスストーリー、いま開幕!

平凡な日本のサラリーマン……、「バリアン」として第二の人生ここに開幕!

「バリアン、どうだい? 何か思い出したかい?」

ある日の早朝、屋敷の庭で武術の朝稽古が終わり、共に訓練に参加していた兄の「ロベール」が声をかけてきた。

「バリアン」は、記憶がなくなっていることになっている。

「ロベール」の年は12歳、俺より5歳年上……、「ロベール」曰く、今の「バリアン」は少し変わったらしく、今までの俺より今の方が好きらしい。

実の兄貴が記憶がなくなって喜ぶとは……、「バリアン」は本当にクソガキだったんだなと思う自分がいた。

この地で生きるためには、『アモロス王国』の宗教を知る必要がある……。

俺は母に連れられて教会へと向かい、そこでとあるお坊さんと出会うことになって……。

「リュシエンヌ様、驚きました。バリアン様は神に愛されておいでです。記憶が無くなられたのも、きっと意味があるのでしょう」

しかも、そのお坊さんは「バリアン」を非常に高く評価し、その出会いが学問を学ぶきっかけとなります。

『アモロス王国』の社会常識に疎い俺にとって、学問を教えてくれるとはかなりありがたい申し出であり、次第にこの地について知っていくことになる。

第六回ネット小説大賞を受賞した戦記ファンタジー作品! 気になった方はぜひ読んでみて下さいな!!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

以上、「リオンクール戦記」の紹介でした。

後の巻についても出版され次第、更新していこうと思います。

気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。

「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」

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Comment

  1. kei より:

    これってどの辺が感想になるの?小説の帯を完コピしたの?凄いね!

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