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「無双航路」感想と評価 小説家になろうから硬派なSFライトノベルがここに!

「無双航路 転生して宇宙戦艦のAIになりました」というライトノベルをご存じでしょうか?

この作品は、『レジェンドノベルス』で出版されているライトノベルで、初版発売日が2018年10月5日です。

今回は、「無双航路 転生して宇宙戦艦のAIになりました」の評価と感想を紹介していきます。

この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。

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「無双航路 転生して宇宙戦艦のAIになりました」の評価と感想

画像は【レジェンドノベルス公式twitter】より引用

硬派なSFライトノベル! まさか”転生”と”AI”を織り交ぜてこようとはっ!!

松屋大好」先生の「無双航路 転生して宇宙戦艦のAIになりました」。

まさか”転生”と”AI”を織り交ぜてこようとは夢にも思いませんでした。

読み応えが凄くあり、それでいてズバズバと読んでいける面白さ!

どんな展開になっていくのか全く予想がつかないし、次どんな展開を見せてくれるのかワクワクしながら読んでいけると思いますよ。

戦術や作戦なども緻密によく考えられており、そこも読ませる力がありましたね~

見出しの”最強の撤退戦”というワードも気になるところであり、読んだ後は納得の一言でした。

また、主人公が転生した経緯も描かれており、そこも終盤になって注目してほしい!

「こういう経緯があったのか……」と驚きもありつつ、2巻をぜひ読んでみたいと思える終わり方は素直に「ずるい!!」って思いましたね~

AIだけどAIではない、こんな熱いSFは久しぶりに出会ったという気持ちになりますので、気になった方はぜひ読んでみて下さいな!

装画に関して、イラストレーターは「黒銀(DIGS)」先生が担当しています。

そんな「無双航路」の評価は、10点中9.5点です。

ここから「無双航路」の主なストーリー、登場人物の紹介をしていきます。

「無双航路」の主なストーリー

目覚めた瞬間、直径一メートル、重さ七トンの質量弾が、ぼくの第三補助エンジンを吹き飛ばした。

ぼくは帝国軍第十軍団に所属する、巡洋戦艦カプリコンの仮想人格プログラムであり、巡洋戦艦のAIであった。

ぼくは「阿佐ヶ谷真」、十七歳、高校二年生。日本人で人間だ……、なのに……、「なにがどうなってるんだ!?」

どういう経緯でこのような状況になったのかは不明、とにかく今は戦闘中で攻撃を受けている真っ最中であった。

「『どうなっている』は、こっちのセリフよ、カプリコン! 戦闘中なのよ! プログラム更新を停止して、全メモリを戦闘行動に当てなさい!」

艦橋、艦長席に座っている女性「ソハイーラ・ユリウス・メイローザ」、帝国軍第十軍団第七大隊巡洋戦艦カプリコン付中佐、参謀補佐であったが、戦時昇進により臨時艦長を務めている。

しかし、彼女は士官学校に出ておらず、戦場経験もない、単なるお飾り皇女……、そんな彼女に今のこの絶体絶命の状況を切り抜けられるわけがない。

そんな中、何がなんでも生きて帰ると生存に固執する「アサガヤシン」は、AI規範を無視し、自ら出した計算式で敵艦とぶつかり合うことになる。

傷つきボロボロの帝国の艦たち、敵艦の連合国との戦力差は十倍といってもよい……、AIである「アサガヤシン」は、それでも生き残ろうとしていた。

「演技してください。あなたは天才的指揮官、ぼくたち全員を導く偉大な存在です」

「しかし、逃げる以外に我々が助かる道はありません。ソハイーラさん、踏ん張って下さいよ。ぼくの命もかかってるんですから。艦長会議でなんとしても脱出案を通してください」

「無双航路」の登場人物

  • 宇宙戦艦カプリコンのAIとなった高校生「阿佐ヶ谷真(アサガヤシン)」
  • 帝国軍のお飾り皇女、カプリコンの艦長「ソハイーラ・ユリウス・メイローザ」

ここまでが「無双航路」の主なストーリー、登場人物の紹介でした。

「無双航路 転生して宇宙戦艦のAIになりました」どんな展開のストーリー?

「無双航路」はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。

「無双航路」1巻の主な内容

意識を取り戻した時、普通の男子高校生・阿佐ヶ谷真は、なぜか異世界で帝国艦隊所属・宇宙戦艦カプリコンのAIになっていた。当の戦艦カプリコンはといえば、敵の連合艦隊に針路を完璧に包囲され僚艦もわずかという絶体絶命の大ピンチ。しかも艦長は儀礼的に乗艦していたお飾りの皇女で、彼女からの戦術的な助言は見込めそうにない。AIとなった真は「人間」でもある自分の特性を活かし、生き残るため斬新な戦術を駆使して撤退を試みる――。
「小説家になろう」発の作家が描く「まだ誰も見たことのない最強の撤退戦」がここに始まる――!

まだ誰も見たことがない最強の撤退戦が今始まろうとしていた!?

「わたくしは誓います。この身に流れる聖なる血にかけて、あなたたちを導き、帝国に勝利をもたらすことを!」

「ソハイーラ」が芝居がかった声色で言った……、その彼女の演説に拍手をもって返したのは「ソハイーラ」の兄「イムマク」皇子。

”ジャンプ点を目指す”ことが「ソハイーラ」の目的であり、転進……、形勢を立て直し、連合を打ち破ることこそがこの絶体絶命の中の打開策。

「イムマク」皇子は妹の作戦に反対ではなかったものの、そもそもその作戦は成功するとは思えなかった……、そして、彼が出した答えとは……。

「わたしは降伏しようと思う」

「ソハイーラ・ユリウス・メイローザ」の葛藤と決意! 「わたくしたちは皆殺しになります」

「イムマク」皇子は連合国と停戦交渉を行っており、一方で、すでに敵国と通じていた。

しかし、その降伏が意味するのは帝国の終わりであり、破滅への階段を上り始めるということ……、そのようなことは露知らず「イムマク」皇子は皇帝になることだけを目論んでおり……。

そのことを「アサガヤシン」に聞かされた「ソハイーラ」は怒りをぶつけるも……、現状でも二人の兄を殺されている。

「お兄様。ガリバルディを撃つようなら、わがカプリコンがお兄様のゴルゴヴィアを落とします」

そうしてここから撤退戦が繰り広げられることになる!? 「小説家になろう」から登場したかなり硬派のSFライトノベル! 気になった方はぜひ読んで見てくだされ。

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★☆

以上、「無双航路 転生して宇宙戦艦のAIになりました」の紹介でした。

後の巻についても出版され次第、更新していこうと思います。

気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。

「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」

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