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「転生少女の履歴書」感想と評価『ヒーロー文庫』で今最も推したいラノベ!

「転生少女の履歴書」というライトノベルをご存じでしょうか?

この作品は、『ヒーロー文庫』で出版されているライトノベルで、初版発売日が2016年2月29日です。

今回は、「転生少女の履歴書」の評価と感想を紹介していきます。

この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。

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「転生少女の履歴書」の評価と感想

画像は【ヒーロー文庫編集部公式twitter】より引用

『ヒーロー文庫』で今最も推したい作品! 最近の異世界転生ものにはない独創的な世界観を持っている!!

唐沢和希」先生の「転生少女の履歴書」。

異世界転生もののこの作品……、主人公である「リョウ」が様々な場所、出会いを通して成長していく様は本当に惹かれますよ!

文句なしに面白かったラノベであり、異世界ファンタジーではありますが、他のライトノベルにはない独創性があったと思います。

ただ愛されたいという主人公の気持ちが文章からひしひしと伝わってきて、感動できるシーンもあれば、彼女の気持ちになって考えると何だか悲しくなってくるんですよね。

でも、彼女を支える登場人物がいて、主人公自身も陽気なキャラクターなので、おそらく楽しく読めると思いますよ!

そんな中で、やっぱりこの作品の魅力は「リョウ」というキャラクターなんですね~

彼女の独り言などは笑わせてくれますし、読んでいて本当に楽しいです。

その上、どの登場人物も個性的で、巻数を重ねていくうちにキャラクターも増えていきますぜ!

イラストに関して、イラストレーターは「桑島黎音」先生が担当しています。

どの表紙も引き寄せられるイラスト……、死んだカエルのような目は置いておいて、「リョウ」ちゃんマジ可愛い!

個人的には『ヒーロー文庫』で一番推したいと思っている作品であり、彼女が成長していく様をぜひ読んで確かめてくだせぇ!

そんな「転生少女の履歴書」の評価は、当然10点中10点です。

ここから「転生少女の履歴書」の主なストーリー、登場人物の紹介をしていきます。

「転生少女の履歴書」の主なストーリー

私がいい子になれば、欲しいものが手に入ると思っていた。

高校二年の夏休み、その日はすごく蒸し暑い日だった……、そのような日に、両親がいい年して愛人まで作って恋愛に必死になるなんてどうかしてるとか思っていたら、私は空を舞っていた。

そう、私は信号無視の車に撥ねられてしまって……、その時、悲しそうに泣いている親の背中が脳裏に浮かんだ。

でも、驚いたことに、振り返った親の顔が真っ白で、ぼやけてて……、暗くて何も見えない。

私はどうすればお父さんとお母さんが家に帰ってくるのかと、それだけを考えて生きてきた……、ただ私は、私のことを見ていてほしかった……、側にいてほしかった。

愛されているという実感。ただそれが欲しかっただけなのに。

そうして目を覚ますと……、死んだのに生きている私、”転生”したとすぐに気付く現在の私は赤ちゃんであった。

前世の私は裕福だったので、貧乏というのが想像できない……、大病院の院長の一人娘として生まれ、母似の美人……、しかも、運動神経もよく、何より成績優秀。

ハイスペックすぎて、高嶺の花的な存在になってしまい、男性とお付き合いしたことはなかったけど。あと友達も少なかった……、べ、別に性格は悪くなかったんだからね!……多分。

ここはどこだろう? 生まれて四ヶ月経った頃、いくつかわかったことがある……、私が住んでいるこの辺りは、小さな農村みたいで、村人は皆痩せ細っていた。

そして、私の名前は「リョウ」というらしく、六人兄弟の末娘として生まれた。

しかし、その村『ガリガリ村』では、ろくな畑の知識もなければ、魚を捕まえる術さえ知らない開拓村。

そのような村で「リョウ」は、身売りされないため、飢え死にしないため、また、前世では得られなかった親の愛を求めて、村の改革に奔走することになります。

「転生少女の履歴書」の登場人物

  • 優秀な成績を修めていたハイスペックな元女子高生「リョウ」
  • 手の付けられないわがまま小僧、魔法使い「アラン」
  • 魔法使いではないが、剣の才能を持つ「アラン」の兄「カイン」
  • 「リョウ」の面倒を見ることになるオネエ山賊「コウキ」

ここまでが「転生少女の履歴書」の主なストーリー、登場人物の紹介でした。

「転生少女の履歴書」どんな展開のストーリー?

「転生少女の履歴書」はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。

「転生少女の履歴書」1巻の主な内容

優秀な成績を収めていた少女は、親の愛に恵まれずに不慮の事故でその人生を終える。転生先は、ろくに畑の知識もなく、魚を捕まえる術さえ知らない農民達が暮らす開拓村。その村の6人兄弟の末娘としてリョウと名付けられる。あまりにも極貧な生活のなか、身売りされないため、飢え死にしないため、また、前世では得られなかった親の愛を求めて、村の改革に奔走する。リョウの活躍で、とりあえず飢え死には免れたと思ったところに、魔法使い達がやってくる。魔法使いが絶対の支配階級である異世界で、リョウは前世の知識や技術を役立たせながら、農家、貴族の小間使い、山賊……居場所を転々としていく――。

ハイスペック女子高生が転生したのは貧農である『ガリガリ村』!? その村で「リョウ」は前世の知識をフル稼働!

この村では、基本的に10歳以上は労働力とみなされ、十歳以下の子供達は、仕事の邪魔をしないよう他の家の子供達と外に遊びに出かけるという流れであって……。

「リョウ」のような乳飲み子は、遊びに出ることもできないため、誰かに背負われてるか、布団の上でお留守番。

そんな「リョウ」は焦っていた……、なぜ焦っていたのかというと、原因はこの貧しさ。

養えない子供を殺したり、売ったり……そういうのを若干懸念している、しかも、お母さんの私を見る目が、たまに怖い。

そういうことにならないため、「リョウ」は情報収集から始まり……、ある日、五男の「シュウ」とともに川辺にやって来ることになります。

転生した場所には魔法使いが実在していて……、異世界では絶対の支配階級である魔法使い!!

その川辺で「リョウ」は、魚を捕まえるためのどうぐを作ろうとしていた。

しかし、魚を捕まえるための道具を知らない村の子供達……、しかも、魚のどうぐのことを話すと笑われるし、完全に馬鹿にされるしで……。

「あはは! すごいよー! どうぐ作るなんて、リョウちゃんは魔法使い様になりたいんだね? すごーい」

そんな時、四男の「マル」兄ちゃんから衝撃の一言が……、それはもうすぐこの村に魔法使いが訪れるらしい。

この世界には魔法使いがいて、人々の生活に役立つことをしてくれるとのこと……、でも、「リョウ」は魔法使いのことなんて全くこれっぽっちも信じていなかった……、のだが……。

貧農から始まり、ハイスペック少女は様々な環境を渡り歩いていく!? しかし、困難の連続でもあり、様々な出会いもあって……。本当に面白い作品ですので、気になった方はぜひ読んでみて下され。

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

以上、「転生少女の履歴書」の紹介でした。

後の巻についても読み終わり次第、更新していこうと思います。

気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。

「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」

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