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「ボクは再生数、ボクは死」感想と評価

「ボクは再生数、ボクは死」というライトノベルスをご存じでしょうか?

この作品は、『エンターブレイン』で出版されているライトノベルスで、初版発売日が2020年10月30日です。

今回は、「ボクは再生数、ボクは死」の感想を紹介していきます。

この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。

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「ボクは再生数、ボクは死」の感想

画像は【ファミ通文庫公式twitter】より引用

「とんでもないコンセプトであり、よく出版できたな」と思わせる作品

石川博品」先生の「ボクは再生数、ボクは死」。

VR、Vtuber、AIといった要素を取り入れ、そこにバイオレンスとエロを絡ませ現実であって現実的ではないストーリーで、かなり引き込まれます。

疑問に思うのは、リアルとバーチャルどちらが”本物”なのかということで、読んでいくうちに何が何だかその境界線が分からなくなります。

リアルで見ず知らずの人とセンシティブな描写を描かれているし、そもそも中身の性別さえ分からない上にですよ。

しかも、バイオレンスにいたっても相手を銃で撃って絶命させ、その過激さうえに動画の配信でPV数を稼ぐという……、冷静になって考えらればとんでもないストーリーを読まされていることに気付きます

でも、やっぱり最後には”面白い”で締めくくりたくなります。

尖りに尖り過ぎていて、読んでいて新鮮です。

バイオレンスと言っても、本当に過激を通り越して理不尽すぎますし、エロの描写も生々しい。

「こんなライトノベル他にあったか……?」と思えるくらい独自性があり、ならでは感がびしびしと伝わってきます。

また、現在流行のエンタメの情勢をうまく取り込んでいるため、とにかく面白いです。

石川博品」先生の作品は本当におすすめです。

イラストに関して、イラストレーターは「クレタ」先生が担当しています。

少し艶めかしい感じの表紙がめちゃくちゃ良き。

裏表紙まで表紙のイラストが描かれており、ダイナミックでついつい見とれてしまいます

また、動画を配信している様も描かれており、細部まで拘っている感が伝わります

「ボクは再生数、ボクは死」の評価

画像は【ファミ通文庫公式twitter】より引用

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

【ストーリーの構成・読みやすさ】

★★★★★★★★★☆

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★★★

〈3つの好きに共感できるのであればおすすめ!〉

#百合で、エッチィのが好き!

#VR、Vtuber関連が好き!

#石川博品先生の作品が好き!

「ボクは再生数、ボクは死」の主なストーリー

世界一の美少女になるため、俺は紙おむつを穿いた。

「ボクって今日もカワイイ」

世界最大のVR空間サプライム・スフィアの住人にして世界一の美少女・シノちゃん。

リアルの部屋では紙おむつおじさんが突っ立っていて、これは殺風景を通り越した何かなのだが、シノには関係ない。

VR空間で俺が求めるのは、それは快楽だ。

「『シノ』って呼んでいい?」

「ボクも『ツユソラ』って呼んでいい?」

俺、狩野忍ことシノはVR世界で娼婦であるツユソラへ恋をしてしまう

しかし、ツユソラはとある事情で他のお店に移ることになり……、しかも、そのお店は四時間で百万円で……。

シノはまとまった金銭を稼ぐため、動画配信を開始する

「ボクは再生数、ボクは死」どんな展開のストーリー?

「ボクは再生数、ボクは死」はどんな展開なのか、紹介していこうかと思います。

「ボクは再生数、ボクは死」1巻の主な内容

世界一の美少女になるため、俺は紙おむつを穿く――。
しがない会社員の狩野忍は世界最大のVR空間サブライム・スフィアで世界最高の美少女シノちゃんとなった。
VR世界で恋をした高級娼婦ツユソラに会うため、多額の金銭を必要とするシノは会社の先輩である斉木みやびと共に過激で残酷な動画配信を行うことで再生数と金を稼ぐことを画策する。
炎上を繰り返すことで再生数を増やし、まとまった金銭を手にしたシノはツユソラとの距離を縮めていくのだが、彼女を取り巻く陰謀に巻き込まれていき――!?

百万円貯めてツユソラに会いに行くと決意したシノは、動画配信を開始する。

同じ会社で働く先輩・斉木みやびことイツキさんとともに……。

「はろはろ~、いつも元気印、イツキで~す」

「ハトムギ茶大好き、ミネラル増量中、シノです」

彼女らは過激で残酷な動画配信を行い、再生数とお金を稼ぐことになって……。

「よ~し、それじゃあ殺っていきま~SHOW☆」

「SHOW☆」

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

以上、「ボクは再生数、ボクは死」の紹介でした。

気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。

「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」

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