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「異世界行けない委員会」感想と評価 最大の目的は異世界に行くこと!?

「異世界行けない委員会」というライトノベルをご存じでしょうか?

この作品は、『ファミ通文庫』で出版されているライトノベルです。

今回は、「異世界行けない委員会」の評価と感想を紹介していきます。

この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。

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「異世界行けない委員会」の評価と感想

画像は【ファミ通文庫公式twitter】より引用

最大の目的は異世界に行くこと!? でも異世界へと行けない彼らを見ていると……。

更伊俊介」先生の「異世界行けない委員会」。

ちなみに、「更伊俊介」先生といえば、「犬とハサミは使いよう」なんかでも有名な作家さんですよね~

さて、「異世界行けない委員会」を読んだわけですが、面白いか面白くないかで尋ねられると面白かったです。

昨今流行の異世界もの、しかし、この作品は異世界に行かせないためにあれやこれやとドタバタしており、そのような展開はなかなか良かったと思いますよ!

でも、キャラクターで勝負したいのか、コメディ風に笑わせたいのか、それとも、異世界というストーリーで攻めたいのか、どれも中途半端だったのかなと読んでいて正直感じました。

強いていうならもう少しキャラクター性に個性を持たせて欲しかったと思いますし、ストーリーにおいても何か中盤~終盤にかけて目を見張る展開も欲しかったのかなと思います。

イラストに関して、イラストレーターは「有河サトル」先生が担当しています。

表紙のイラストは良かった……、良かった……、この手をギュッとしている感じがね。

まぁ、読んでいて面白かったという気持ちは嘘ではないので、気になった方は後のストーリーでも見てぜひ読んでみて下さいな!

そんな「異世界行けない委員会」の評価は、10点中7点です。

ここから「異世界行けない委員会」の主なストーリー、登場人物の紹介をしていきます。

「異世界行けない委員会」の主なストーリー

この世界では、人々が異世界に召喚されてしまうという事案が多発し始めていた……、のだが……。

近年の異世界召喚はハードルが下がり、くだらない理由ばかりで異世界へと連れて行こうとする者が増えており……、それでいて異世界召喚してくる頻度は増すばかりであって……。

日本政府はそうした異世界へと人材が流れる危機を防ぐため、異世界に行けるだけの優れた能力を持ちながら、しかし異世界へと流れることのない人材を集めることになった。

その集められたメンバーは、「異世界行けない委員会」と呼ばれ、貴重な人材を異世界へと召喚される前に保護し、あるいは直前で守り、決して異世界へと行かせない活動を繰り広げていた。

「……俺より先に、異世界に行かせる訳にはいかないんだよ」

そんな『異世界行けない委員会』に所属している「池中鷹広」は、今日も今日とて異世界へのいざこざを解決している真っ最中であった。

しかし、「鷹広」の目的は今やっている仕事と正反対であったりして……。

「鷹広」はあの日以来、どうしても異世界へと行きたいという願望を持っていた……、そう「鷹広」は異世界召喚を防ぎつつも自分は異世界へと行きたいのであった。

「俺は絶対に異世界に行く!」

「異世界行けない委員会」の登場人物

  • 異世界に憧れを持つ「池中鷹広(いけなかたかひろ)」
  • 異世界を憎む「鷹広」の後輩「隼瀬歩理(あゆり)」
  • 異世界を救った英雄「本多史雄(ほんだふみお)」
  • 「鷹広」の上司「阿部征五(あべせいご)」
  • 異世界由来の謎生物「ポチ」

ここまでが「異世界行けない委員会」の主なストーリー、登場人物の紹介でした。

「異世界行けない委員会」どんな展開のストーリー?

「異世界行けない委員会」はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。

「異世界行けない委員会」1巻の主な内容

昨今、異世界からの過剰な召喚が世間を騒がせている。貴重な人材が大量流出し、政府としても対策を余儀なくされていた。そして、ついに対策チームが結成されたのだが、チームのエース鷹広は異世界召喚を妨害しながら、一方で自分が異世界に旅立とうと画策しているのだった! そんなある日、異世界への誘拐事件が発生! 鷹広はこれを異世界転移の絶好の機会だと考えるのだが!? 異世界に憧れるすべての人たちに贈る、異世界に行くまで物語、登場。

何故「鷹広」は異世界へと行きたいのか……、それはあの頃へと遡る……。

何故、「鷹広」が異世界へと行きたいかというと……、その始まりは、子供の頃であった。

「鷹広」には小さい頃から家族のように遊んでいた”アイツ”がおり、これからもずっとアイツと変わらない日常を送ると思っていた。

しかし、そのような日常はいきなり終わりを迎えることになり……。

目の前に突如として光り輝く魔法陣が現れ、アイツはその魔法陣の中へと入り、この世界から姿を消してしまうことになります……、そう、異世界へと行ってしまったのである。

その状況の中、「鷹広」が考えていたこととは”アイツともう会えないかもしれない”……、ということではなく、かえってこのような事を考えていた。

「どうして俺が、召喚されなかったんだよぉぉぉぉ!?!?!?」

労せずに異世界へと行ける方法……、それは『異世界行けない委員会』に所属すること!?

それ以来、どうしても異世界へと行きたいと思っていた「鷹広」は、いつ異世界へと呼ばれても良いように自分を鍛え上げるという結論に至った。

また、知識においても勉強で補い、できる限りの努力を重ねた……、のだが……。

「鷹広」がいる『異世界行けない委員会』は、彼にとって不都合なものでしかない……、だって、異世界へと行きたい「鷹広」が異世界召喚を防がなければならないのだから。

ただし、それと同時に「鷹広」はこのような事も考えていた。

『異世界行けない委員会』に所属していると、異世界召喚の現場に多く関わることができるということ。

そして、異世界行きの魔法陣にこっそり……あるいは堂々と、相乗りしてしまえば、労せずに異世界へと行けると「鷹広」は思っていたのである。

異世界へと彼らは行くことができるのだろうか……、ドタバタあり、笑いありの異世界もの、気になった方はぜひ読んでみて下され!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★☆☆☆

以上、「異世界行けない委員会」の紹介でした。

気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。

「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」

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