「青春失格男と、ビタースイートキャット。」感想と評価 こんなラノベはアリなのか?
公開日:
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最終更新日:2018/05/31
おすすめライトノベル 恋愛, ラブコメ, 青春, 学園, 富士見ファンタジア文庫, 人間関係, エッチィ
「青春失格男と、ビタースイートキャット。」というライトノベルをご存じでしょうか?
この作品は、『富士見ファンタジア文庫』で出版されているライトノベルです。
今回は、「青春失格男と、ビタースイートキャット。」の評価と感想を紹介していきます。
この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。
「青春失格男と、ビタースイートキャット。」の評価と感想
INDEX
画像は【富士見ファンタジア文庫公式twitter】から引用
ガチで生々しい描写にドキドキハラハラさせられる!? こんなライトノベルはアリなのか?
「長友一馬」先生の「青春失格男と、ビタースイートキャット。」。
こんなライトノベルはアリなのか……、とんでもねえライトノベルが世に出てきやがったです!
この作品は、ひとりきりの男女が出会い、逃げ続け、逃げた先で、世界の美しさを知るまでの物語であり、ストーリーの展開、登場人物たちの行動が全然読めなかったです。
その中でもやはり目立っていたのが、とてもとてもエッチィシーンが多かったということです。
ガチで生々しい描写を描いており、そんな場面の文章を読んでいたら、ドキドキハラハラさせられてしまいましたね~
また、ラブコメ、恋愛ものの観点から見てみても、斬新さがあって良かったと思いますよ!
いや~、こんな”青春”をしてよいものなのか……、と思ってしまいますし、「西條」さんと「宮村」さんの行動がマジでヤバいです。
「こんな女の子がいていいのか?」「この女の子がエッチィ……」、驚きの行動ばかり見せてくれますよ!
イラストに関して、イラストレーターは「いけや」先生が担当しています。
表紙イラストのこう艶めかしい感じがたまりませんよね~、特におへそが出ている所がなんとも言えないほどの官能さを醸し出しています。
また、ページをめくってのいきなりのあのカラーのイラストや「西條」さんのイラストの数々……、もう最高でしたね~
そんな「青春失格男と、ビタースイートキャット。」の評価は、10点中9点です。
ここから「青春失格男と、ビタースイートキャット。」の主なストーリー、登場人物の紹介をしていきます。
「青春失格男と、ビタースイートキャット。」の主なストーリー
私と契約しなさい。
偽りの学園を正し、真の学園を取り戻すために。
私とあなた以外、すべての人間関係を破壊する、と。
入学式の朝、「野田進」は仔猫を助けようとしていたとある女子高生「宮村花恋」をお姫様だっこをして助けることになります。
そこで「進」が「宮村」さんに投げかけた言葉はというと……、「肌、きれいだね」「きれいな名前だね」という言葉であり、「宮村」さんはそんな彼に対して一目惚れをしてしまうことになり……。
そんな入学式から間もない日、「進」は高校へと向かう途中、「宮村」さんと出会うことになり……、そんな彼女は「進」の目の前で突然胸元のブラウスのボタンに手をかけ、すべてのボタンを外してしまうことになります。
「私の気持ち、受けとってください!」
そこには、薄い桜色の下着に包まれた、大きく柔らかなふくらみがあって……、そして、彼女の胸にはラブレターが挟まれていた。
しかし、「進」の気持ちはというと……、好きであるのかどうか理解できず、恋人としての好きに発展するのか分からなかった。
「宮村」さんに直接呼び出された時も胸がときめくことはなく、まったくドキドキしなかった……、そうしてあのラブレターの返事は一端保留となって……。
その場には「進」と「宮村」さんだけでなく、彼らのクラスメイトである「西條理々」もいた。
そんな「西條」さんは唐突にも「進」に向かって「あなたは青春不感症なんです」……、と告げることになり……、実際に「進」はかわいい女の子に告白されても、友達に誘われて遊ぶときも面倒だと感じていた。
でも、そのようなことが当たり前のことであり、幸せなことであるから結局は周りに合わせなければならないと「進」は考えていた。
「楽しくない、くだらない、価値のない現実に自分を合わせる必要なんか、どこにもねぇです」
「青春失格男と、ビタースイートキャット。」の登場人物
- 眼鏡をかけた王子様であり、新入生「野田進(のだしん)」
- 傍若無人な天才児、クラスで孤立している「西條理々(さいじょうりり)」
- 思い込みが激しい清楚系女子「宮村花恋(みやむらかれん)」
ここまでが「青春失格男と、ビタースイートキャット。」の主なストーリー、登場人物の紹介でした。
「青春失格男と、ビタースイートキャット。」どんな展開のストーリー?
「青春失格男と、ビタースイートキャット。」はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。
「青春失格男と、ビタースイートキャット。」1巻の主な内容
高校に入学した日。野田進は桜の木から落ちてきた清楚系女子、宮村花恋と運命的な出会いをし、誰もが羨む高校生活を手に入れる。だが進は、そんな普通の幸せに満足できなかった。
「あなたは、青春不感症なんです」
そこに、エキセントリックな孤高の天才児、西條理々が現れる。彼女の言葉で、進の日常は甘くきれいに溶けだした。
「私の足を舐めろ、です。大人の味を教えてあげます」
友人も、家族も断ち切って、世間から孤立する。進と理々だけの秘密の共犯関係――“楽園追放計画”が始まった。
目を背け、逃げ続ける。ふたりだけの幸せを信じて。第30回ファンタジア大賞“審査員特別賞”受賞作。
「西條」さんを舐めると不思議な気持ちになる……、「西條」と「進」によるprpr(ペロペロ)の関係!?
「西條」さんの前に正座をさせられることになる「進」、そんな「進」は「西條」さんからとんでもない発言をされることになって……。
「よし、では次は私の足を舐めろです」
いきなり靴を脱ぎ、黒いタイツに手をかけ、脱いでいく「西條」さん……、「どうぞ」と「進」が「西條」さんに差し出されたのは、「西條」さんの足であり、大人の味がするらしい。
そうしてprpr(ペロペロ)しだすことになる「進」……、変態極まりない行為であるという自覚があるにも関わらず、その行為は悪くはなかった。
むしろ「進」はこのとき、初めて満たされ、肯定された……、心の底から楽しいと、恥ずかしいと、楽しいと感じたのであった。
「西條さんの身体……甘い、でもちょっと苦い味がしたんだ」
私とあなたが、私とあなた以外を追放する”楽園追放計画”の始動!
”楽園追放計画”とは、すべての人間関係を清算し、世界でふたりきりになることであり、「進」も素晴らしい発案だと感じていた。
なぜなら、「進」を満たしてくれるのは「西條」さんしかおらず、「西條」さんもまた、「進」以外の人間を求めていないからである。
だったら、二人だけでいい……、他の人間に嫌われて、関係を絶とうというのが「西條」さんの考えであった。
手始めに「西條」さんは、「進」に切ってもいいと思うツイッターのフォロワーをブロックしてくださいとか言い出すことになって……。
エッチィ描写にドキドキハラハラさせられるし、ストーリーの展開が本当に読めないので、気になった方はぜひ読んでみて下さい!
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★☆
以上、「青春失格男と、ビタースイートキャット。」の紹介でした。
後の巻についても出版され次第?、更新していこうと思います。
気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。
「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」