Re:ゼロから始める異世界生活の評価と感想 リゼロの2期があるとしたらどんな展開
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『MF文庫J』で出版されている「Re:ゼロから始める異世界生活」、通称「リゼロ」というラノベをご存じでしょうか?
ラノベを読んでいる人やアニメを見ている人なら知らない人の方が少ないくらい2016年に一世を風靡した作品ですよね。
今回は、「Re:ゼロから始める異世界生活」の評価や感想を紹介していきたいと思います。
また、アニメの第2期が放送されたら、アニメの展開はどういったものになっていくのか、それぞれの巻について簡単に見所を書いていければと思います。
アニメの続きもかなり面白い展開なので、ぜひ読んで欲しいところです。
「Re:ゼロから始める異世界生活」の評価と感想
INDEX
画像は【『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 twitter】より引用
ストーリー展開の構成と登場人物両方ともトップレベルの出来映えだったと思います。
最近のアニメ、ライトノベルの中だとかなり評価が高く、10点中10をつけたい作品です。
個人的に一番の魅力は、アニメではなく、ライトノベルの文章力とイラストだと思っています。
「Re:ゼロから始める異世界生活」をアニメだけしか見ていない方は、知らないかもですが、この作品の文章力は凄まじいです。
「長月達平」先生の伏線の張り方やバトルシーン、そしてグロい所などきめ細かに表現されていて、読んでいて楽しいですし、悲しいですし、感動もします。つまり、喜怒哀楽が激しくなります。
その中で、主人公が何度も何度も立ち向かっていくシーンは同情しましたし、また、主人公が折れてしまいそうになったときも支えになってくれるヒロインの姿に感動しました。
その他にも、感動するシーンはたくさんあるのですが、とにかく登場人物一人一人にたくさんのドラマがあって、その表現がすごいの一言に限ります。
また、「大塚真一郎」先生の毎巻のイラストも非常に高クオリティで、文句なしのイラストばかりです。
「小説家になろう」で投稿されているのですが、私はぜひともライトノベルを手に取っていただきたいと思っています。
「Re:ゼロから始める異世界生活」アニメの続きはどんな展開?
アニメの続きは、ライトノベルの10巻からです。(※ちなみに、9巻の最後でエミリアが爆弾発言するのですが、そこはアニメでは放送されていません。)
ここから簡単に10巻から始まる第四章の主なストーリー展開、新しい登場人物を紹介していきます。また、それぞれの巻の見所についても簡単に紹介していこうと思います。
第四章『聖域』編の主なストーリー展開
舞台は、『聖域』と呼ばれる場所。
魔女教との戦闘で、『アーラム村』の村人たちを連れて、「ロズワール」と「ラム」は、『聖域』と呼ばれる場所に向かい、後を追うように、「スバル」たちも『聖域』へと向かった。
そして『聖域』で、「スバル」は「ガーフィール」という少年と「リューズ・ビルマ」と呼ばれる集落の代表者と出会うことになります。
『聖域』には、亜人族の中でも混血の人たちが暮らす場所であり、または、『強欲の魔女』である「エキドナ」の墓所、実験場とも言われていた。
そこで、「スバル」たちは「ロズワール」と「ラム」と合流することになるのだが、「ロズワール」はむごい有様であった。
『聖域』には、結界というものがあり、混血の者は絶対に内から外に出ることは出来ない。(※このことは、「エミリア」も例外ではない。)
しかもその試練は、結界に干渉し得る血を持つことが前提条件にあり、”混じり”でないと試練に挑むことは出来ないばかりか、「ロズワール」のようにむごい有様を見せることになってしまう。
結界から解放されるためには、『聖域』の墓所で試練を受け、そしてその試練を乗り越えなければならなかった。
そんな中、「ガーフィール」の要求はただ一つ。それは、結界を解き、誰かがが試練に挑み、『聖域』を結界から解放すること。
この試練は、『聖域』の集落の住民も受けることはできるのだが、契約により、結界の解放までは至らないらしい。
そしてここから、「スバル」は幾度にも渡る困難と立ち向かうことになります。
第四章『聖域』編の新しい登場人物
- ロズワール邸のメイド「フレデリカ・バウマン」
- 聖域の守り手「ガーフィール・ティンゼル」
- 聖域の代表者「リューズ・ビルマ」
- 魔獣使い「メイリィ」
- 強欲の魔女「エキドナ」
- 暴食の魔女「ダフネ」
- 傲慢の魔女「テュフォン」
- 憤怒の魔女「ミネルヴァ」
- 色欲の魔女「カーミラ」
- 怠惰の魔女「セクメト」
- 嫉妬の魔女「サテラ」
- 「エミリア」の養母「フォルトナ」
- 「フォルトナ」と仲が良い「ジュース」
- 「エミリア」の兄のような存在「アーチ」
ここから、それぞれの巻の見所を簡単に紹介していきたいと思います。
「Re:ゼロから始める異世界生活」10巻の主な内容
魔女教大罪司教『怠惰』を討伐し、エミリアとの再会を果たしたナツキ・スバル。
幸い決別を乗り越えて和解した二人、しかしそれは新たな波乱の幕開けだった。
避難した村人の半数が戻らず、不安に揺れるアーラム村。同じく戻らないロズワールやラムとの合流を目指し、スバルたちは一路、『聖域』と呼ばれる地へ向かう。
そこでスバルたちを待っていたのは、一筋縄ではいかない住人たちと、妖しげに笑うロズワール。―そして、夢の草原に佇む一人の『魔女』だった。
「ボクの名前はエキドナ。『強欲の魔女』と、そう名乗った方が通りがいいかな?」
大人気Web小説、過去との誓いの第十幕。―過去と現在の交差する、新章突入!
新たな物語の舞台『聖域』へと「スバル」たちは向かうことに…。
”三大魔獣”である『白鯨』との死闘、そして魔女教との戦いも終え、「スバル」たちはロズワール邸に帰還することになります。
そんな「スバル」たちは、ロズワール邸にいた「フレデリカ・バウマン」と出会うことになります。
「フレデリカ」は、ロズワール邸のメイドであり、「エミリア」の”王戦”のため、少しばかりか休職をとっていたらしい。
一方、魔女教から村人達を遠ざけるために「ロズワール」と「ラム」は、『聖域』と呼ばれる場所に向かったのだが、帰還していなかった。
そのため、「スバル」は「フレデリカ」から『聖域』の場所を聞き出し、そして『輝石』と呼ばれる物を渡され、「エミリア」と「オットー」と共に『聖域』へと向かうことになります。
また、「ペトラ」からも「スバル」は白いハンカチを預かったりして…。
しかし、『聖域』での道中で異変が起き、突如として『強欲の魔女』である「エキドナ」の茶会に「スバル」は招かれることになります。
そこで「スバル」は、「エキドナ」と対峙し、『聖域』の試練に挑む資格を与えられることになって…。
『聖域』における”試練”が今、試される!!
「エミリア」は『聖域』の試練に挑むことになるのだが、「スバル」もまたその試練に挑む資格を得ていた。
そのため、「スバル」も試練を受けることになるのだが、そこで目にしたのは、第一の試練『己の過去と向き合え』。
そして「スバル」は、自身の過去、すなわち「スバル」の両親との過去に向き合うのだった。
一方、「エミリア」も己の過去と向き合うことになるのだが……。
今までにない困難に次ぐ困難の連続、予想外の展開ばかりとなる新章で始まる10巻をぜひ!!
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★☆
「Re:ゼロから始める異世界生活」11巻の主な内容
『試練』を乗り越え、元の世界に残してきた両親への想いを克服したナツキ・スバル。
エミリアを支え、レムを取り戻す―その決意を新たに奔走する覚悟を決めた矢先、スバルは懐かしき苦痛によって再び命を落とし、『死に戻り』する。
『腸狩り』のエルザ、それは異世界で初めてスバルを殺した殺戮者との再会。
強敵との再戦に戦慄するスバルは、『死に戻り』を生かして最善策を模索する。しかし、二度目の『聖域』は、スバルの記憶と全く違った展開を辿り―。
「俺様ア、お姫様以外が『試練』に挑むのは認めねェ。てめェだけは、絶対に」
大人気Web小説、波乱と混沌の第十一幕。―螺旋の歯車が、狂い始める。
「ガーフィール」の行動の齟齬、そして『腸狩り』の「エルザ」再び!!
死に戻りをしてしまった「スバル」に以前の死ぬ前の記憶とは大きく違った展開が待ち受けていた。
それは「ガーフィール」の行動であり、「ガーフィール」は「エミリア」自身で『聖域』の解放が為されるべきであるとし、「スバル」が試練に挑むことを認めなかった。
一方、「フレデリカ」の行動を疑問に思った「スバル」は、「ラム」を連れて再び屋敷に戻り、「フレデリカ」の真意を確かめることになるのだが…。
またしても「エルザ」の襲撃を受けることになります。しかも今度は、『魔獣』を連れて……。
獣化した「ガーフィール」による傍若無人な振る舞い
「スバル」の前に、『聖域の守り手』である「ガーフィール・ティンゼル」が『クレマリディの迷い森』で立ちはだかることになります。
「ガーフィール」の「スバル」に対する敵対心がますます上がり、そしてついには「ガーフィール」は獣化し、「スバル」たちを蹂躙しようと戦闘を開始する。
そんな中、「スバル」を屋敷へと向かわせるため、「レム」と「オットー」が「ガーフィール」と対峙することになるのだが…。
また、「ガーフィール」との戦闘時、「スバル」の『輝石』による転移が起こり、『聖域』へと再び戻ってくることになる。
しかし、そこはいつもの『聖域』と違い、真っ白な銀世界の『聖域』であった。
そして、その『聖域』に『白鯨』を含む『三大魔獣』の1つ、『大兎』が全てを喰らうため、飢えを満たすため、やって来ていた。
怒濤の悲劇の連続の11巻をぜひ!!
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★★
「Re:ゼロから始める異世界生活」12巻の主な内容
繰り返すたび、記憶と異なる展開を見せる『聖域』―四度目の機会を得たその場所で、スバルはついにあってはならない存在、『嫉妬の魔女』との邂逅を果たす。
影に呑まれる集落、敵であるはずのガーフィールの助力、実験場と呼ばれた『聖域』の真実。―そして、白い終焉を迎える世界でスバルの覚悟を嘲笑う魔人。
希望に裏切られ、真実に絶望し、それでも未来を諦められないスバルは魔女との再会を求めて墓所へ臨む。そこでスバルは、『ありうべからざる今』と対面し―。
「―もう、立てなくなってしまいましたか? スバルくん」
大人気Web小説、期待と裏切りの第十二幕。―置き去りにした世界の、声を聞け。
『聖域』を影で呑み込む『嫉妬の魔女』との邂逅
突如、『聖域』に『嫉妬の魔女』が現れ、『聖域』を”影”で呑み込もうとし、「スバル」の大切な人達の命をも奪いに蹂躙することになる。
そんな時、「スバル」と敵対する「ガーフィール」は、「スバル」に協力し、『嫉妬の魔女』と対峙することになるのだが、そこに「ガーフィール」は、20名以上もの「リューズ」の複製体を連れて、戦闘を始めようとしていた。
しかし、『嫉妬の魔女』の前では、「ガーフィール」も「リューズ」の複製体も為す術がなく…、そして「スバル」も影に呑まれてしまい…。
その時、「スバル」はその影に呑まれた瞬間、混濁した意識の『記憶』に触れ、その中に『聖域』に隠された秘密の一端を見ることになる。
そして「スバル」は、その記憶を手掛かりに『聖域』の中で、魔水晶の少女「リューズ・メイエル」を見つけることになります。
その存在こそが『聖域』の謎であり、『聖域』で行われていた実験の正体そのもののであった。
「ベアトリス」が『禁書庫』から出ない理由
「スバル」の最優先事項は屋敷の襲撃を防ぐことであった。
そのため「スバル」は屋敷に向かい、「ベアトリス」を連れ出すため、彼女と対面することになるのだが、「ベアトリス」が「スバル」に発したのはとんでもない発言であった。
そんな状況の中、『扉渡り』を破って、「エルザ・グランヒルテ」は、『魔獣使い』である「メイリィ」を連れて、屋敷を襲撃することになります。
そして「ベアトリス」は、「エルザ」と「メイリィ」を相手にするのだが、窮地に立たされ、「スバル」は『聖域』へと転移させられることになる。
しかし、「スバル」がそこで目にしたのは、二回目の真っ白な”雪”に包まれた『聖域』という銀の世界であった。
その雪を降らせたのは、ある”魔人”、そしてそんな彼から狂気の沙汰とも呼べる行動・発言を「スバル」は目撃することになる。
そんな「スバル」は、再び「エキドナ」に頼るべく『墓所』に入ることになるのだが、そこで目にしたものは『ありうべからざる今』、第二の試練が開始された。
この巻でほぼほぼ全ての伏線が明らかになっていきます。驚きに次ぐ驚きの連続、ストーリーの充実感、文句なしに最高の12巻でした。
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★☆
「Re:ゼロから始める異世界生活」13巻の主な内容
予期せぬ形で第二の『試練』と向き合わされ、地獄のその先の光景を知ったナツキ・スバル。己の罪を知り、救いを求めた魔女の本性に裏切られ、打ちのめされたスバルを取り囲むのは大罪の名を冠する六人の魔女と、それらを滅ぼした最後の魔女だった。激昂と慟哭の果てに、救いたいものを救えないナツキ・スバルの心は摩耗する。だが、どん底に突き落とされたスバルの下へ、一人の友から最後の希望が差し伸べられる。希望は硬い拳となって、諦める必要などないのだと、強く鋭く叩きつけられて―。
「―賭けをしよう。俺とお前の、願いをチップに」
大人気Web小説、愛情交錯の第十三幕。―今、鳴り響く、泣きたくなる再起の音。
「ナツキ・スバル」最後の挑戦が始まる!!
「スバル」は、”魔人”から”ある事実”を突きつけられることになります。
それは、屋敷に現れた二人の刺客「エルザ」と「メイリィ」による襲撃は、最初から仕組まれていたということ。
そして、『聖域』で起ころうとしている『大兎』による惨劇からの二つの悲劇によって、『死に戻り』でも打開できない詰みの状況、すなわち絶対に犠牲が出てしまうような状況は作られていたということを”魔人”から告げられることになります。
そして、さらに追い打ちをかけるように、その状況は「ナツキ・スバル」の足りない覚悟を研ぐためらしい…、しかもそれは『聖域』だけに限ったことではなく、「スバル」が異世界召喚された初日からすでに何もかも仕組まれていたのだった。
一方、「エミリア」の『試練』もうまくいかず、「スバル」は「エミリア」の覚悟を見くびってしまい、「スバル」はもう何をどうしたらいいのか迷走することになる。
そんな「スバル」の前に、一人の友人である「オットー・スーウェン」が現れ、いつまでもうじうじしている「スバル」に拳を振るうことになります。
そして、そんな「スバル」に「オットー」は本音をぶつけ、「スバル」は最後の挑戦を始める第一歩を踏み出す決意をします。
「オットー・スーウェン」VS「ガーフィール・ティンゼル」、『クレマリディの迷い森』攻防戦の開幕!!
「スバル」の最後の挑戦には、「ガーフィール」の共闘が必要不可欠であった。
『聖域』に迫る来る『大兎』、その”三大魔獣”から逃れるためには、『聖域』の解放が要求されるのだが、「ガーフィール」は、執拗に外の世界を嫌い、変わらぬ『聖域』を望んでいた。
なぜなら「ガーフィール」は、昔『試練』に挑み、母親との過去を見ていたからに他ならなかった。
そのため、「オットー」は「ガーフィール」と対峙することになり、友達のために奮闘する「オットー」による決死の時間稼ぎ『クレマリディの迷い森』攻防戦が開幕するのであった。
この13巻は、まさに「オットー」回でした。「オットー」がかなりかっこよく見え、「オットー」に対する評価が180度変わりました。
また、その他にも「エミリア」と顔がうり二つの『嫉妬の魔女』「サテラ」の素顔が明らかになったり、「パック」による「エミリア」との契約破棄などさらなる展開を見せる13巻、ぜひ読んでみて下さい!!
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★★
「Re:ゼロから始める異世界生活」14巻の主な内容
『聖域』の解放を拒むガーフィールとの決着、それは袋小路にあったはずの運命の打開であり、次なる戦いの始まりを告げる狼煙でもあった。墓所の『試練』で、心の奥深くに封じた自分の過去と対面するエミリア。彼女の無事を信じて待つスバルたちに、リューズの複製体の一人、シーマもまた過去を、『聖域』の成り立ちを語り始める。
エミリアと『聖域』、奇しくも同時に蘇る二つの過去。それはエミリアに決意を促し、ナツキ・スバルが救わなければならない、一人の少女の『後悔』へ至る物語で―。
「ベアトリス様。―甘いもの、食べすぎないでくださいね」
大人気Web小説、後悔と許しの第十四幕。―愛おしい貴女に、今、別れの親愛を。
『聖域』が作られた本来の理由が明かされる!?
『聖域』がある場所には、かつて「エキドナ」と「エキドナ」を母親だと慕う「ベアトリス」、「エキドナ」を師と慕う「ロズワール」、そして1人の少女「リューズ・メイエル」がいた。
そんな彼らは穏やかな日常を送っていたのだが、「エキドナ」たちの前に突如、『憂鬱の魔神』と呼ばれる存在が現れる。その存在こそが『聖域』が作られた大きな理由であった。
そして、その出来事が「ベアトリス」が四百年間、『禁書庫』で『叡智の書』を持って、孤独に過ごしてきたことにつながる。
「エミリア」の過去、そこには悲しい結末が待ち受けていた?
一方、「エミリア」は何度も何度も『試練』に挑戦していたが、失敗しており、なぜなら「エミリア」は、”試練”が見せる過去を受け入れられなかったからだ。
しかし「エミリア」は、「スバル」とある『精霊』のおかげで、”その過去”に向き合うことを決心します。
「エミリア」は幼少の頃、すでに両親がおらず、「フォルトナ」という養母に育てられ、実質「エミリア」にとったら、母親みたいな存在であった。
また、「ジュース」と名乗る青年もいて、「フォルトナ」といつも仲良くしているのを「エミリア」は見ていた。
やがて「エミリア」も「ジュース」と出会い、仲良くなっていき、3人で穏やかに過ごしていくかと思われた。
そこに突如として、『虚飾の魔女』と名乗る魔女と魔女教大罪司教『強欲』担当「レグルス・コルニアス」が現れることになります。
彼らが求めたのは「封印」であり、彼らの登場によって、後に大きな悲劇を生んでしまうことになります。
「エミリア」が長きに渡って眠り続けた理由、「エミリア」の過去が後悔へと変わる理由、故郷を凍漬けにしてしまった理由、「ペテルギウス・ロマネコンティ」が何故あのような狂った結末になってしまったのかという理由など、全てが明らかになります。
一方、「スバル」たちは、屋敷にいる大切な人達を守りに、「ガーフィール」と「オットー」を連れて、屋敷へと向かいます。また、『聖域』でも「ロズワール」VS「ラム」の戦いも始まろうとしていて…。
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★★
「Re:ゼロから始める異世界生活」15巻の主な内容
咆哮の蠢くロズワール邸で、ついに激突するエルザとガーフィール。頼れる援軍に仇敵を任せ、スバルはようやくベアトリスと、待ち望んだ再会の場面へと到達する。
時を同じくして、『試練』に臨むエミリアは自らの『ありうべからざる今』と相対し、本来ならばありえなかった幸福な世界で、魔女の描く祝福に包まれる。
魔人と鬼と精霊が、商人と村娘と半獣が、そして恐るべき魔獣が入り乱れるループの中で、バラバラだった仲間たちが今、一丸となって進むべき未来を切り開く―。
「―俺の名前はナツキ・スバル。エミリア。―君だけの、騎士だ」
大人気Web小説、四章終結の第十五幕。―月下、出鱈目なステップを、君と。
『聖域の盾』VS『腸狩り』による壮絶な戦闘
「エルザ・グランヒルテ」による屋敷の襲撃から、「エルザ」と対峙していたのは「フレデリカ」…、形勢は「フレデリカ」の方が悪かったのだが、そこに駆けつけたのは、『聖域の盾』こと「ガーフィール・ティンゼル」であった。
そして「エルザ」と「ガーフィール」は、まさに死闘と言わざるをえない激しい攻防戦を繰り広げ、一つの判断で命を落とすかもしれない緊迫した戦いを見せることになります。
しかしそんな中、「エルザ」は致命的なダメージを与えても即座に回復するという体質を持っており……。
殺意の荒れ狂う血肉の饗宴と化す屋敷の廊下、そして二人の戦いは、ますます激しくなり、やがて最終局面を迎えることになります。
144ページのあの最高の「エルザ・グランヒルテ」のイラストをぜひ見て欲しいです!!
一方で「エミリア」は、第二の試練『ありうべからざる今』、そして、最後の試練『いずれきたる災厄に向き合え』に挑むことになります。
第二の試練では、「エミリア」が望んだ理想の世界を見せ、そして最後の試練では、いずれ起こり得る未来の可能性を見せるものであった。
その試練で出した「エミリア」の答えとは一体…、そしてその試練で「エミリア」は後に大きく成長することになります。
精霊「ベアトリス」を『禁書庫』から連れ出すため、「スバル」が取った行動とは?
「ベアトリス」は、あの日以来、母親の言いつけ通りに、存在しない”その人”を『禁書庫』で四百年間待ち続け、そして白紙の『叡智の書』を渡された。
「スバル」は、そんな孤独な時間を過ごしてきた「ベアトリス」を何としても『禁書庫』から連れ出したかった。
そのため「スバル」は、正面を切って「ベアトリス」と向き合い、そして「スバル」は「ベアトリス」に救いの手を差し伸ばすことになるのだが…。
一方、「ラム」は、”大精霊”である「パック」の力を借りて、目の前にいる最強の魔法使い「ロズワール」と対峙していた。
その『聖域』での戦いで、「ラム」は「ロズワール」に思いがけない発言をし、そして「ロズワール」との戦いも終止符が打たれる。
しかしそんな中、雪が降り始め、『大兎』が『聖域』へと迫っていた。
第4章の終結にして、ようやく”王戦”のスタートラインに立てたって所ですね、次からの新章も非常に楽しみです。
ちなみに、15巻を読み終わった後に、表紙の笑っている「ベアトリス」を見ると納得します。
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★★
以上、「Re:ゼロから始める異世界生活」についてでした。
後の巻に関しては、出版され次第、更新していく予定です。
ちなみに、「Re:ゼロから始める異世界生活」の16巻は、2018年3月に発売予定みたいですよ。
「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました(^o^)」