筋肉が光る力強いラノベ「パワー・アントワネット」が尖り過ぎている!
「パワー・アントワネット」というライトノベルをご存じでしょうか?
この作品は、『GA文庫』で出版されているライトノベルで、初版発売日が2020年11月10日です。
今回は、「パワー・アントワネット」の感想を紹介していきます。
この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。
「パワー・アントワネット」の感想
INDEX
画像は【GA文庫公式twitter】より引用
裏付けられた歴史を基に筋肉が光る力強いラノベ!
「西山暁之亮」先生の「パワー・アントワネット」
「独創的で尖ったライトノベルが出てきたな」と思いつつ、読み終わった後の感想は筋肉(フランス)。
まさに筋肉が印象に残るラノベであり、ストーリーの展開も力強く読み応えがありましたよ。
主人公は世界的に有名な「マリー・アントワネット」。彼女が処刑される場面から物語が始まるのですが、筋肉で未来を切り拓いていく姿に心打たれます。
筋肉を駆使して敵を圧倒し、先導する彼女の無双っぷりは、爽快感があって鮮烈な印象を受けました。
ただただかっこいいんですよね。
そんな彼女がどのように歴史を覆し、そして王政復古へと至るのか、そこが読みどころポイント(※筋肉、筋肉と言いつつも、ギャグ要素は少なめです。。。)。
ストーリーの構成について、ロジックある展開で、起承転結もしっかりしているため、1巻だけでも楽しめるラノベです。
仲間同士の絆や家族間の愛から紡がれる筋肉の輝きがあり、また、後半の筋肉のぶつかり合いは熱く、楽しめます。
ちなみに、作中の「マリー・アントワネット」は誰に似ているか想像すると、真っ先に思い浮かべたのは「HUNTER×HUNTER」でいうビスケ(まぁ、あんなゴリゴリではないですが……)。
イラストに関して、イラストレーターは「伊藤未生」先生が担当しています。
表紙は力強い「マリー・アントワネット」が描かれており、また、文字のフォントも力強くすごく良い!
ただ、中面のモノクロのイラストはこのライトノベルの骨子でもある筋肉を見せたイラストがもう少しあっても良かったのでは……と思ったり、思わなかったり……。
「パワー・アントワネット」の評価
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★★
【ストーリーの構成・読みやすさ】
★★★★★★★★★★
【登場人物・イラストの良さ】
★★★★★★★★☆☆
〈3つの好きに共感できるのであればおすすめ!〉
#歴史ファンタジーが好き!
#バッキバキの筋肉が好き!
#主人公が無双するラノベが好き!
「パワー・アントワネット」の主なストーリー
ハプスブルク家に伝わる、筋肉の秘術を知るものは少ない。
だが今やその一子相伝の秘術は、革命の火によって失われようとしていた。
マリー・アントワネットは処刑台に送られた。聞こえてくるのは殺意のこもった下卑た民衆の言葉。
彼女の筋肉は皆のためのものだった。神の御名のための筋肉だった。フランスのための筋肉だった。
だがどうだ。愛すべき人々は逃げた。ここにフランスの民はいない。
「この美を知らぬ駄肉どもがあああああああああああああああああああああああああああ!」
「私はフランス。たった一人のフランス」
ハプスブルク家に伝わる宮廷格闘術『白百合の牙』。彼女は今、バキバキのバルクを誇る筋肉(フランス)へと姿を変えた。
筋肉により、歴史は流転する。これは再生の物語。
真に歴史を知る者は、アントワネット王妃を必ずこう呼ぶ。
――『パワー・アントワネット』
力とは正義であり、故に、フランスである!
「パワー・アントワネット」どんな展開のストーリー?
「パワー・アントワネット」はどんな展開なのか、簡単に紹介していこうかと思います。
「パワー・アントワネット」1巻の主な内容
「言ったでしょう、パンが無いなら己を鍛えなさいと!」
パリの革命広場に王妃の咆哮が響く。
宮殿を追われ、処刑台に送られたマリー・アントワネットは革命の陶酔に浸る国民に怒りを爆発させた。自分が愛すべき民はもういない。
バキバキのバルクを誇る筋肉(フランス)へと変貌したマリーは、処刑台を破壊し、奪ったギロチンを振るって革命軍に立ち向かう!
「私はフランス。たった一人のフランス」
これは再生の物語。筋肉は壊してからこそ作り直すもの。
その身一つでフランス革命を逆転させる、最強の王妃の物語がいま始まる――!!
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革命軍と戦闘を繰り広げるマリー。
圧倒的に有利であった兵士たちは、たった一人の彼女の上品で優雅な筋肉の前に屈することになる。
「私はなにも失ってはいない。筋肉が。そして、武がある」
マリーがゆっくりと、実に優雅にして腕を下ろす。両腕の上腕二頭筋が強く盛り上がり、バルクはキレッキレであった。
これこそが宮廷武闘界隈において、勝利を示す形。
筋肉を美とするならば、美とはダブルバイセップスと言っても過言ではないだろう。
「この国を、そして子供たちをあいつらに委ねることはできない。まずは囚われている子供たちを救うわ」
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★★
以上、「パワー・アントワネット」の紹介でした。
気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。
「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」