社会人ラブコメの中で群を抜いて面白いラノベ「僕の軍師は、スカートが短すぎる」
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最終更新日:2020/12/31
おすすめライトノベル ラブコメ, GA文庫, 年の差, 2020年ラノベ
「僕の軍師は、スカートが短すぎる」というライトノベルをご存じでしょうか?
この作品は、『GA文庫』で出版されているライトノベルで、初版発売日が2020年10月10日です。
今回は、「僕の軍師は、スカートが短すぎる」の感想を紹介していきます。
この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。
「僕の軍師は、スカートが短すぎる」の感想
INDEX
画像は【GA文庫公式twitter】より引用
心温まる年の差ラブコメ、これまでの社会人ラブコメの中で群を抜いて面白い!
「七条 剛」先生の「僕の軍師は、スカートが短すぎる」。
社会人との面白いラブコメは最近よくありますが、その中でも群を抜いて楽しく読めたラノベでした。
頼まれた仕事を断れず何でも引き受け、残業ばかりの生活を送る主人公と、そんな主人公を定時帰りにさせようとするヒロイン兼軍師。
そんな二人による心温まるラブコメであり、一切合切妹のように扱う主人公と徐々に主人公に思いを寄せていくヒロインとの絡みがすごく良い(ほのぼのとさせてくれます)。
そして、何故群を抜いて面白いと思ったのか……、それは、社畜の会社事情を心理学的な要素を取り入れうまく解決していくシーンは何かスッと納得できますし、共感もできたからです(ちなみに、「雄山(おやま)ウゼぇ」って何度思ったことか……)。
なお、後輩の鴇田(ときた)さんが可愛すぎたこともグッチョブなポイント。
密かに恋心を抱きながらも、積極的な言動を見せる彼女にどんどん惹かれていきます(いや、もう虜です)。
イラストに関して、イラストレーターは「パルプピロシ」先生が担当しています。
イラスト最高すぎません?
綺麗で明るいイラストで何かほんわかさせてくれます。ただただ「ふつくしい……」としか出てこない。
「僕の軍師は、スカートが短すぎる」の評価
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★★
【ストーリーの構成・読みやすさ】
★★★★★★★★★★
【登場人物・イラストの良さ】
★★★★★★★★★★
〈3つの好きに共感できるのであればおすすめ!〉
#年の差ラブコメが好き!
#グイグイではなく、徐々に自分の気持ちに気付いていくラブコメが好き!
#屋根の下から始まるラブコメが好き!
「僕の軍師は、スカートが短すぎる」の主なストーリー
「あー……結局、今日も終電か……」
北条史樹(ほうじょうしき)は、大きく息をついた。
「もうこんな時間……日付が変わる前に帰ったのって、最後いつだったっけ……?」
帰宅途中……、最寄り駅から自宅まで見慣れた景色に、見慣れた自宅であったが、いつもと違う点が一つだけあって……。
玄関のドアに寄り掛かるようにして、一人の女の子が蹲っていた。慌てて駆け寄った史樹であったが、彼女が発した言葉は「お腹……空いた……」。
実に見事な食べっぷりだった。
「美味しい……凄く美味しいよ……」
「さて。じゃあ、助けてもらったお礼をしないと。お兄さん、なにかして欲しいこととかないかな?」
「こう見えても、ボクは軍師だからね」
彼女の名前は板柳穂春(いたやなぎほはる)。今晩は泊めてほしいらしく……。
史樹には由希(ゆき)という妹がいた。今は伯母の家に住んでいるのだが、いずれ一緒に暮らす約束をしていた。
しかし、条件があって……。それは、由希と一緒に住む場所を確保することと、夕食を一緒に食べること。
一緒に住む場所を確保しているものの、現状残業続きの史樹にとって妹と夕食を共にすることは難しいことであった。
「僕の軍師は、スカートが短すぎる」どんな展開のストーリー?
「僕の軍師は、スカートが短すぎる」はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。
「僕の軍師は、スカートが短すぎる」1巻の主な内容
「おにーさん、助けてくれたお礼に、定時帰り、させてあげよっか」
ブラック企業で終電帰りの日々を送る会社員・史樹。ある夜、路上にうずくまっていた女子高生・穂春を家に泊めることに。穂春はそのお礼にと、史樹の仕事上のトラブルをたちどころに解決してみせた。
どうしても定時帰りしたい史樹と、身を寄せるところを探していた穂春。史樹は衣食住を提供する代わりに、穂春のアドバイスに頼ることにする。
「人は先に親切にされると、お返ししなきゃって思う生き物なんだよ」
二人の同居生活が始まると同時に、史樹の社畜生活は一変するのだった。
サラリーマンとJKの、温かくも奇妙な同居生活ラブコメディ、開幕。
穂春との一件後、家に持ち帰った仕事をするつもりであったが、そのまま眠ってしまった史樹。
クライアントに怒られる覚悟で出社したのだが、穂春に渡された菓子パンが全ての状況を覆すことになる。
それは、穂春が言った「お兄さんは、久々の定時帰りができるはずだから」が現実となっていき……。
「――返報性の原理」
「人ってさ、誰かからなにかしてもらったら、お返ししなきゃ! っていう心理が働くものなの」
そんな彼女からさらに告げられた予期していなかった発言。
「ボクを、この家の子にしてくれないかな?」
「ボクの願いはただ一つ。普通の女の子として、ある高校に通いたいんだ」
その条件として、史樹をプロデュースするらしい。
「お兄さんだけの専属軍師が、お兄さんを定時帰りの社畜にプロデュースしてあげるよ」
由希と一緒に暮らすために今最もほしいのは定時帰りをすること。
ただ史樹は妹と同じくらいの歳の女の子に頼りっぱなし、というのも気が引けて、折衷案として彼女と仮契約することになって……。
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★★
以上、「僕の軍師は、スカートが短すぎる」の紹介でした。
後の巻についても出版され次第、更新していこうと思います。
気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。
「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」