「自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?」感想と評価 学園頭脳バトルで今最高に熱くて面白い作品!
「自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?」というラノベをご存じでしょうか?
この作品は、『MF文庫J』で出版されているライトノベルです。
「名前が長い……」と思うかもしれませんが、非常に面白い作品です。
今回は、「自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?」の評価と感想を紹介していきます。
この機会に、ぜひこの作品について知っていただければと思います。
「自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?」の評価と感想
INDEX
画像は【MF文庫J公式twitter】より引用
学園頭脳バトルで今最高に熱くて面白い作品! 絶対に見逃せない物語がそこにあり、鳥肌が立ってしまうほど読みたくなってしまう!?
「三河ごーすと」先生の「自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?」。
読んでいて非常に面白いですし、鳥肌が立つくらい熱い展開が見逃せなくなりますよ。
今、管理人が一番推している作品なのかもしれません。
というのも、ストーリーの展開がグッと際立たせる展開で、最後の最後に主人公のかっこよさがより鮮明に映ってくる展開などは本当に熱かったからです。
遊戯やゲームで勝敗を決める頭脳戦は、個人的にめちゃくちゃ好きなジャンルなので、かなり嵌まりましたし、頭脳戦が好きな方は、絶対に嵌まるのではないかと思います。
また、読んでいて思ったことが、話の展開が非常に早いことです。
そのため、話がどういう方向に進んでいくのかも全然予想がつかないし、常にワクワクして読むことができますよ!
イラストに関して、イラストレーターは、「ねこめたる」先生が担当しています。
表紙がいつも神イラスト……、文句なしの完成度です。
可愛らしいイラストや美しいイラスト、かっこいいイラスト、その他にもちょっとエッチィイラストなど毎巻毎巻クオリティが高くて圧倒されてしまいますね~
特に3巻の表紙は神すぎて、「まさかのはいてない説が実証されてしまったのか?」と思う所もあって……。
そんなことはさておき……、「本当に買って損なし!」と思う作品なので、気になった方はぜひ読んでみて下さいな!
そんな「自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?」の評価は、当然10点中10点です。
ここから、「自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?」の主なストーリー、登場人物の紹介をしていきます。
「自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?」の主なストーリー
実際、この世界の裏側では、あらゆることがゲームで決定されている。
世界の裏側では、ゲームが全てを解決する。その人の人生、国家絡みの内政・外交、民営会社の事業等々……。
そんな裏世界にうんざりし、「砕城紅蓮」は、『獅子王学園』に入学したのだが、そこは、あらゆることが遊戯(ゲーム)で決まる学園であった。
その学園は、裏の社会を模したような学園、遊戯至上主義の学園であったのだ。
人工知能『SLSAI(略称SAI)』によって決められる階級と『クオリアシステム』
『獅子王学園』の生徒は、Sランク~Fランクの階級に分かれています。
そのため、『GPポイント(その学園の仮想通貨)』は階級によって配布されます。
全ては、人工知能である『SAI』の管理下において実践さながらの遊戯を繰り返し、その実力に応じて、『GPポイント』が増え、そして、階級も上がります。
また、『クオリアシステム』とは、3D映像と物理演算、AR技術やVR技術などあらゆる空間を作り出すことができる装置のことです。
このシステムの前では、あらゆる不正を見抜き、絶対の裁定を下します。
それ故、この装置を使った遊戯(ゲーム)は、真の遊戯(ゲーム)へとなります。
『クオリアシステム』は、軽い遊戯などに決して使われることがなく、大規模なGPポイントが動く場合か、”黒の採択(ブラックバウト)”の遊戯にて活用されています。
その遊戯の名前は、”クオリアネスト”と呼ばれており、オリジナルの遊戯を作ることも可能です。
ちなみに、”黒の採択(ブラックバウト)”とは、闇の”遊戯(ゲーム)”のことであり、勝者は、全てを手に入れ、敗者は破滅する絶対の遊戯、社会的な死の宣告に等しいです。
「砕城紅蓮」は、そんな”黒の採択”で5年間無敗を誇る最強の中の最強であった。
しかし、その裏世界から足を洗い、何気ない日常を求めて『獅子王学園』に入学することになり……。
そして、『獅子王学園』でブラコン妹「砕城可憐」と再開し、物語は展開していきます。
「紅蓮」は、『獅子王学園』でFランクなのですが、彼はもうゲームをする気などなく、また、目立ちたくないため、いつも手を抜いているが故のFランクであった。
しかし、そんな「砕城紅蓮」の日常は、『獅子王学園』の前では、踏みにじられることになっていきます。
そのため、「紅蓮」は、この学園がいかにバカげたことをしているか、そして彼の日常を踏みにじったことを後悔させるため、本当の遊戯を思い知らせるため、かつての実力を垣間見せることになります。
「自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?」の登場人物
- 元・裏世界最強遊戯者、平凡な日常を求める「砕城紅蓮(さいじょうぐれん)」
- 「紅蓮」の妹、「紅蓮」を愛しすぎるあまりたまにヤンデレ属性になる「砕城可憐(さいじょうかれん)」
- 「紅蓮」の隷徒、馬鹿力であり天然系少女「桃貝桃花(ももがいももか)」
- 高飛車系のお嬢様「楠木楓(くすのきかえで)」
- 謎に包まれている「紅蓮」の同級生「白王子朝人(しろおうじあさと)」
- 生徒会会長、『獅子王学園』の絶対的強者「白王子透夜(しろおうじとうや)」
- 生徒会副会長、神に愛された女「フラヴィア・デル・テスタ」
- 生徒会監査「聖上院姫孤(せいじょういんひめこ)」
- 生徒会会計、ウサミミ姿の「時任(ときとう)ミミ」
- 生徒会会計(元第二会計)、”氷剣(エストック)”を異名を持つ「御嶽原静火(みたけはらしずか)」
- 「静火」の双子の姉であり、「静火」の隷徒である「御嶽原水葉(みたけはらみずは)」
ここまでが、「自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?」の主なストーリー、登場人物の紹介でした。
「自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?」がアニメ化したらどんな展開?
この作品は、アニメ化して欲しいですね~、それほど読み応えがありましたし、何よりゲームの内容が面白い……。
さてここから「自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?」のそれぞれの巻について簡単に紹介していこうかと思います。
「自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?」1巻の主な内容
学業、運動、家柄、あらゆる分野のエリートだけを集めた日本最高峰の名門校・獅子王学園。だが、その実態は、ゲームの結果ですべてが評価される弱肉強食の学園。絶対的な強者――獅子のみが生き残れる修羅の世界だった。裏世界のゲームで常勝無敗の伝説を残しながらも、面倒のない普通の人生を歩みたい主人公砕城紅蓮は、入学試験で手を抜き、目論見通り最低位のFランクに認定される。しかし兄を心から愛する血の繋がった妹砕城可憐と再会し、事態は急変。そして学園の『悪意』が可憐を襲ったとき、紅蓮は真の実力を発揮する――!
(自称)Fランクの紅蓮が並み居る強敵を屈服させる、学園ゲーム系頭脳バトル開幕!
ゲームで全てが決まる学園『獅子王学園』への入学……、平凡な日常を求めた「砕城紅蓮」にとって……。
Fランクとして、『獅子王学園』に入学した「砕城紅蓮」は早々にある遊戯を目撃することになります。
それは、”脳漿炸裂ルーレット”という遊戯。
”脳漿ルーレット”とは、ロシアンルーレットのことであり、その遊戯に使われる銃は『獅子王学園』が作り出した本物の銃らしく、その銃の引き金を引いて銃弾を引き当ててしまった方が負けという至ってシンプルなルールであった。
そんな”脳漿炸裂ルーレット”という遊戯で、「桃貝桃花」と「楠木楓」は己のGPを賭けて対戦していたのだが……。
「紅蓮」は、”脳漿炸裂ルーレット”に介入してしまい、後に「桃花」を隷徒にし、「楠木楓」には目をつけられ”NGワードゲーム”という遊戯をさせられることになります。
『奴徒』というのは、『獅子王学園』のルールのうちの一つであり、GPの残高が0になってしまうと一週間以内に退学するか、あるいは、他の生徒に隷属して『隷徒』になるしかないとされている決定事項であった。
それ故に、ゲームで”全て”が決まる学園であった。
「砕城紅蓮」VS生徒会会計「時任ミミ」による”マインフィールド・チェス”、異能力を持つ二人の激突!
『獅子王学園』の生徒会はSランクで構成された最強のメンバーが集っており、彼らには何らかの人間離れした能力を有していた。
その中でも生徒会会長である「白王子透夜」は『獅子王学園』で異彩を放っており、そのため、その学園の頂点に立つ存在であった。
そんな生徒会である「時任ミミ」と「紅蓮」は遊戯をすることになり……、その遊戯名は、クオリアネストによる遊戯”マインフィールド・チェス”。
”マインフィールド・チェス”とは普通のチェスなどではなく、相手のターン開始時に、チェスのマス目に地雷を置くことができ、もし、地雷のあるマスの目にチェスの駒を置いた場合、そのチェスの駒は消失されます。
マスに置ける地雷の上限は3個までであり……、そのゲームで「時任ミミ」は、常人離れした特殊能力を見せることになる。
一方、「紅蓮」も『共感覚〈シナスタジア〉』という相手の能力の思考を目で視るという能力を見せ、本来の力を発揮することになり……。
日常の始まりにして早くも日常の終わりを告げる第1巻! 本当の”最強”を見せる頭脳戦の数々……、気になった方はぜひ読んでみて下され!
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★☆
「自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?」2巻の主な内容
ゲームの結果ですべてが評価される弱肉強食の学園・獅子王学園。面倒のない日常を過ごしたい砕城紅蓮は、Sランクの生徒会役員を倒して得たポイントを妹の可憐に譲渡し、最低位のFランクを維持していた。だが、生徒会会長・白王子透夜の『生徒会選賭』開幕宣言により事態はまたも激変。学園全てを巻き込んだゲームが始まってしまう――。「教えてやる。あんたらが遊び半分で望んでいた――戦争(ゲーム)の怖ろしさをな」
愛する妹との絆を断ち切ろうとする卑劣な罠を前に、圧倒的な天才の力が愚かな生徒たちを断罪する! 今、最も熱い学園ゲーム系頭脳バトル、伝説再来の第二弾!
「白王子透夜」による『生徒会選賭』の開幕!! その遊戯の裏で「紅蓮」に迫る少女の姿があって……。
生徒会の席が空いてしまったため、生徒会会長「白王子透夜」による『生徒会選賭』が突如宣言されることになる。
『生徒会選賭』は生徒全員が強制参加、棄権する権利もなく……、そして、その選賭の遊戯名は”ディストピアゲーム”。
ディストピアゲームでは、生徒全員に毎日『禁則事項』が送られ、それに違反した場合、即失格となっていきます。
期限は、二週間以内とし、その期間までに十人にまで絞らなければならなかった……、期限が超えてしまった場合、全ての生徒はGPを徴収され、その上で再選賭となります。
そんな中、生徒会会計の「御嶽原静火」の双子の姉であり、隷徒の「御嶽原水葉」が「紅蓮」と接触することになり……。
接触した理由は、妹であり、生徒会Sランク序列4位の「静火」と本当の姉妹関係になるためであり、そのため、ディストピアゲームを勝ち残らせて欲しいとのことであった。
「紅蓮」の自慢の妹「砕城可憐」VS氷剣「御嶽原静火」による”フェイクポーカー”
ディストピアゲームで勝ち残った十人は、「御嶽原静火」と遊戯をしていくことになります。
その遊戯の内容はフェイクポーカー……、一般的なポーカーとは違い、フェイク、すなわち、嘘をつくことができるポーカー。
例えば、♠3♠5♠6を持っており、二枚を公開せず、ロイヤルストレートフラッシュと宣言することができます……、ただ、その場合、相手側に審判(ジャッジ)の権限が与えられます。
その審判に成功した場合、相手にペナルティが課せられ、審判に失敗した場合、審判をした者がペナルティを負うことになります。
フェイクポーカーの勝敗を決めるためには、互いに最初渡された100枚あるチップを5枚未満にしなければならず、フェイクポーカーの賭けチップは最初5枚からスタートし、賭けるチップの枚数は、当然レイズするなりして、上限を決めることも可能です。
そして、フェイクポーカーの勝敗でチップが移動し、また、審判のペナルティにおいてもチップが10枚移動します。
そして、「可憐」はフェイクポーカーで、論理的思考力を試される遊戯において絶対の勝率を誇る「御嶽原静火」と激突することになります。
次巻が非常に気になる激動の頭脳戦への予兆の第2巻? ますます見逃せなくなる展開になっていきますので、気になった方はぜひ読んでみてくださいな!
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★★
「自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?」3巻の主な内容
裏世界最強の男である事実を隠し、ゲーム至上主義の学び舎――私立獅子王学園に通う砕城紅蓮は、全校を巻き込んだ『生徒会選賭』に参加させられた。だが、最終選の《フェイクポーカー》で、妹の可憐が御嶽原水葉と生徒会長・白王子透夜の奸計により敗北。兄妹の接触が禁じられ、最愛の妹を傷つけられた紅蓮は、生徒会全員に対して宣戦布告した。「徹底的に潰して、わからせてやるよ。お前が捨てたもの、お前が傷つけたもの、それがどれほど俺にとって尊く、かけがえのないものだったのかを」――学園を支配する獅子たちはこの日、『不敗の伝説』の悪魔じみた策謀に翻弄されることになる。今、最も熱い学園ゲーム系頭脳バトル、神話再誕の第三弾!
大切なものを傷つけた報いを分からせるために……、己を全て賭けた生徒会との全面戦争の開幕!
「砕城紅蓮」は、大切なものを傷つけた報いを分からせるために、己の全てを賭けて生徒会のメンバーと全面戦争をすることになります。
その戦争は、チーム戦を意味し、「紅蓮」は「桃貝」と「楠木」、そして何故か協力することになった「朝人」と生徒会監査「聖上院姫孤」と共に、「白王子透夜」を除く生徒会五人のメンバーと遊戯という名の戦争(ゲーム)をすることに……。
そして『クオリアネスト』が導き出した遊戯は、黒と赤、二陣営による団体競争遊技”ゴーメンガースト”、その遊戯の内容は、赤と黒の二チームは、亡霊館を探索し、合間合間に小さな遊戯を挟みながら秘密を暴いて、脱出するという遊戯であった。
また、ゴーメンガーストの情景は常にリアルタイムで中継され、獅子王学園の生徒全員がこの遊戯に介入する権利が与えられています。
とここで、ゴーメンガースト前哨戦である”イイネ稼ぎゲーム”が始動することになる。
イイネ稼ぎゲームとは、ただ一つの投稿で『獅子王学園』の生徒達にどれだけのイイネが集まるのかを競い、そのイイネの数によって、今後の探索を左右する資金が与えられます。
また、その資金は各探索者達の生命資金とし、ライフポイントとして機能することを意味しています。
そして、イイネ稼ぎゲームで友達が少なく圧倒的に不利かと思われた「紅蓮」は、ある爆弾を投下することになって……。
”本物”の遊戯者、絶対強者との格の違い、”アリスゲーム”の開幕!
脱出を目指し、それぞれのヒントを探すべく探索を開始した両チーム、「紅蓮」は、その探索中に、生徒会副会長である「フラヴィア・デル・テスタ」と接触することになり……。
「フラヴィア」もまた、圧倒的な実力を持つ遊戯者であり、「紅蓮」と同じく”本物”であった。
また、「紅蓮」たちは、そうこう屋敷内を探索する内にあるイベントが発生し、それは六人参加のミニゲーム”アリスゲーム”であった。
アリスゲームとは、人狼ゲーム亜種のようなものであり、プレイヤーはそれぞれ自分の正体と役割(ロール)を隠しながら、相手陣営のプレイヤーを処刑することを目指す遊戯です。
六人のプレイヤーには毎ゲーム、それぞれ異なる役割が与えられ、正体に関しても皆がバニーガール姿、同じ声ということもあり、誰がどのプレイヤーで、どんな役割をしているのかについては、敵味方なく見当がつかなくなります。
また、それぞれの役割の中でも”女王”と呼ばれる役割は、どのバニーガールを処刑するのかを毎ターン決定することができ、毎ターン交互に両陣営に女王の役割が振り分けられます。
処刑された人は、ペナルティとして1000万円が引かれ、どちらかの陣営から所持金ゼロ=死亡者が出た時点で勝敗が決します。
人狼ゲームとは違い、より複雑な推理と駆け引きが要求される遊戯、しかし「紅蓮」は、その遊戯で格の違いというものを生徒会に分からせることになる。
この巻で、「楠木楓」が大きく成長することになります。また、謎のベールに包まれていた「白王子朝人」についても徐々に明かされていきますよ。「次巻よ、早く出てくれ!」と思う第3巻、ぜひ読んでみて下さい!
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★★
「自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?」4巻の発売日
裏世界最強の男である事実を隠し、ゲーム至上主義の学び舎―獅子王学園に通う砕城紅蓮は、世界で一番大切な妹との繋がりを失った。掛け替えのない絆を取り戻すべく、生徒会との遊戯を戦う紅蓮たちの前に、遂に怪物・御嶽原水葉と絶対不敗の聖女・フラヴィア・デル・テスタが立ちはだかる。「もう一度、お前を壊してやる」「うん。くだらないことに命を賭けよう?」互いに譲れないものを賭けて、学園の頂点に挑む紅蓮と朝人。そして、命と名誉を賭けた遊戯の末、全ての生徒は『最強』の本当の意味を知ることになる――。今、最も熱い学園ゲーム系頭脳バトル第四弾。二つの死闘が終わる時、物語は新たな展開に突入する――!
次元を超えた最強同士の激突! 「砕城紅蓮」VS「御嶽原水葉」、ついに勝敗が決する!?
「はぁ……っ、紅蓮さま、紅蓮さま、紅蓮さまぁ……♪」
「紅蓮」の目の前に立っていたのは、愛にくるう狂戦士「御嶽原水葉」、己自身の脳と意識の改造によってあらゆる予想を覆すチカラ……、『明鏡止水』と『陰陽相克(ダブルフェイス)』の異能を兼ね備えた異質の強さを持った存在……。
その最強の二人が今一度激突することになる遊戯名は、”決闘者(デュエリスト)のダーツ”。
それは、プレイヤーどちらかのライフがゼロになった時点で勝敗が決定し、さらにこの遊戯にはある特別ルールが導入されており……。
「もう一度、お前を壊してやる」
ダーツを投げる度に互いの命が削られる……、壮絶にして因縁の「紅蓮」と「水葉」による激戦がついに決することになる。
秘密と命を賭けた破滅へと至るダイスロール……、神に愛された女「フラヴィア・デル・テスタ」の圧倒的な実力……。
「確かにそう言ったよ、姫狐姉さん。兄さんから、彼の婚約者である君を奪う。どんなに卑怯でも、カッコ悪くても、紅蓮という悪魔の手を借りてでも」
一方、「白王子朝人」の前に君臨するのは神に愛された女「フラヴィア・デル・テスタ」、正真正銘の奇蹟を起こす豪運の持ち主であり、彼女が勝利を望む限り、運命を必ず叶える……、そんな彼女と「朝人」は遊戯で激突しようとしていた。
遊戯の種目は、”Dice of Doom(ダイス・オブ・ドゥーム)”。
互いに六面体ダイスをひとつ振り、出自が大きい方が勝利、敗者は出自の差を差し引いた×100万円を卓に支払わなければならず、所持金が0になった時、敗北とみなされます。
しかし、この遊戯はそれだけではなく、1ゲームごとに”秘密チップ”というものを支払わなければならなかった。
それは、参加者のプライベートに関係する秘密の提示であり、ゲームに敗北した場合、所持金を支払うのと同時に、彼らの秘密もクオリアを通じてSNSに情報公開されることになっており……。
実質、”Dice of Doom(ダイス・オブ・ドゥーム)”とは、社会的な死を賭けたデスゲームであった。
そうして秘密と命を賭けた遊戯が開始されることになるのだが、ここで「フラヴィア・デル・テスタ」が圧倒的な実力を示すことになる。
第4巻はこれでもかというくらい熱い遊戯の頭脳戦があって、まさに”神回”でした! 裏の裏をかく”最強”にふさわしい彼らの壮絶な遊戯戦……、巻頭のカラーイラストからでも凄まじく伝わってくるかっこよさ! 文句なしなので、気になった方はぜひ読んでみて下さい。
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★★
以上、「自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?」についてでした。
後の巻に関しては出版され次第、更新していきます。
本当におすすめのライトノベルなので、ぜひ読んでみて下さい!
「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」