「君死にたもう流星群」感想と評価 これからどんな”感動”を見せてくれるのか?
「君死にたもう流星群」というライトノベルをご存じでしょうか?
この作品は、『MF文庫J』で出版されているライトノベルです。
今回は、「君死にたもう流星群」の評価と感想を紹介していきます。
この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。
「君死にたもう流星群」の評価と感想
INDEX
画像は【MF文庫J公式twitter】より引用
これからどんな”感動”を見せてくれるのか? 夢と向き合う大切さを教えてくれる感動の作品、そして続きが非常に気になってくる!?
「松山剛」先生の「君死にたもう流星群」。
この作品を読んでいて思ったことが、これからどんな”感動”を見せてくれるのか、また、どのような展開になっていくのかということです。
この作品は、夢を追うことを諦めてしまった「平野大地」がある日流星群によって犠牲になってしまった「天野河星乃」を助けるため運命に抗う作品なのですが、続きが非常に気になってしまいましたね~
命を落としてしまった「星乃」の運命をどのように抗っていくのか……、そしてそこから「平野」は”夢”と向き合っていくのだろうか……、気にしすぎるときりがないくらいです。
あと、「天野河星乃」がめちゃくちゃ可愛いし、恋の行方も気になってくると思いますよ!
ただ、少々物足りなさも感じましたね~
そこまで登場人物に感情移入できるというわけでもなく物語が進んでいたので、感情がそこまで刺激されたのかといわれるとそうではなく、一巻だけではそこまで感動という要素は薄かったのかなと思います。
まぁ、これからでしょう!
イラストに関して、イラストレーターは「珈琲貴族」先生が担当しています。
表紙イラストのこちらを見つめている「天野河星乃」がヤバいですね~、最高です!
ほとんどこの作品はタイトルと表紙の影響で購入しており、特に表紙イラストの影響は凄まじかったですね~
そんな「君死にたもう流星群」の評価は、10点中8点です。
ここから「君死にたもう流星群」の主なストーリー、登場人物の紹介をしていきます。
「君死にたもう流星群」の主なストーリー
ある日、夜空に青い流星群が現れ、天上の世界を埋め尽くした。
その流星群は尽きることはなく、世界中で観測された……、まるで命が潰える最後の瞬間のような、哀惜の念を感じさせるような、誰もが胸に熱い感動を覚えることになります。
これが、二〇二二年十二月十一日――僕が決して忘れられぬ日。
しかし、その流星群の正体は人工衛星の墜落によって起きたことであり、何者かによるハッキングによって引き起こされたのかもしれなかった……、ただ、事実は誰にも解明されずにいた。
それは『世界一美しいテロ』と呼ばれ、幸いにも地上に流星群が落ちてこなかったことから地上における死者はいなかった……、ただし、それは『地上』に限ったことであり……。
この流星群には、一人だけ犠牲者が存在した。
「平野大地」、彼は今やただの無職であり、ある日、友人である「盛田伊万里」から同窓会に誘われ、同級生たちのその同窓会に参加していた……、のだが……。
その同級生たちの会話の中で、流星群で死んでしまった”宇宙人”の話題になり、そこで唐突に怒りを露わにする「平野」の姿があって……。
それもそのはず、その流星群で死んでしまった”宇宙人”こと「天野河星乃」のことをこの同窓会の場で誰よりも理解していたのが「平野」であったからだ。
「平野」は、重度の引きこもりであった「星乃」を広い世界へと連れだし、宇宙飛行士になりたいという彼女の夢を誰よりも応援していた。
しかし、あの大流星群によって「星乃」の命は絶たれてしまうことになり……、そんなある日、「平野」は亡き「星乃」から着信が入ることになります。
「君死にたもう流星群」の登場人物
- 何をするにもコスパを重視するも今ではただの無職になってしまった「平野大地(ひらのだいち)」
- 宇宙で初めて誕生した人類、後に人間不信の引きこもりとなってしまう「天野河星乃(あまのかわほしの)」
- 高校ではギャルであったのだが、今では新進気鋭のデザイナー「盛田伊万里(もりたいおり)」
- 「星乃」を養子として引き取ることになる「惑井真理亜(わくいまりあ)」
- 小さい頃からよく「平野」と遊んでいた「惑井葉月(わくいはづき)」
- 「大地」の友人であり、今では「伊万里」の夫「山科涼介(やましなりょうすけ)」
ここまでが「君死にたもう流星群」の主なストーリー、登場人物の紹介でした。
「君死にたもう流星群」どんな展開のストーリー?
「君死にたもう流星群」はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。
「君死にたもう流星群」1巻の主な内容
二〇二二年十二月十一日。それは僕が決して忘れられぬ日。その日、軌道上の全ての人工衛星が落下し、大気圏で光の粒となり消えていった。『世界一美しいテロ』と呼ばれたこの現象にはたった一人、犠牲者がいて……! 引きこもりの少女・天野河星乃を救うため、高校生の平野大地は運命に抗う。「まさか読み終わる頃に自分が泣いているなんて考えもしませんでした」「切なさ、絶望、一縷の望みと試行錯誤の日々、さわりだけ読むはずが先が気になってもう止まりませんでした」「この作品を読んで僕も夢を諦めたくなくなりました」発売前から多くの人を感動に巻き込んだ『宇宙』と『夢』がテーマの感動巨編スタート!
初めて宇宙で出生した「天野河星乃」と「平野大地」のファーストコンタクト……、しかし、その出会いは……。
「平野」が「天野河星乃」と出会ったのは八年前、「星乃」は「平野」がいるクラスに転校してくることになり、しかし、そのクラスに彼女が見せる姿はなかった。
「天野河星乃」、彼女は初めて宇宙で誕生した”スペースベイビー”であり、全世界の注目を浴びている人物であった。
しかし、「星乃」の両親が宇宙での事故により亡くなった後から人間不信になってしまい、学校に通わない引きこもりの少女になってしまっていた。
そんな「星乃」のもとにある日プリントを届けることになったのが「平野」であり……、しかし、その届けたプリントを「星乃」がバラバラにばらまき、そして、「平野」にエアガンを浴びせることになって……。
これが「平野」と「星乃」の出会いであり、「平野」が「星乃」に抱いた第一印象は「凶悪すぎる……」の一言であった。
”宇宙飛行士”になることが夢である「天野河星乃」であったのだが……、あの大流星群によって……。
「星乃」と二度目に出会ったのがJAXA筑波宇宙センターというところであり、そこで「平野」は「星乃」に濡れ衣を着せられることになって……。
そして、「星乃」との三度目の出会いが『大ISS展』というところであり……、そこでは何故か「星乃」は泣いていた。
「星乃」は二人の宇宙飛行士……、両親でもある「弥彦流一(やひこりゅういち)」と「天野河詩緒梨(あまのかわしおり)」の写真を見て泣いており……、その三度目の出会いが二人の距離を一気に縮めることになります。
そうして二人はある日、夢の話をすることになるのだが、そこで「星乃」が「平野」に打ち明けた夢とは”宇宙飛行士”になるということであった。
しかし、「星乃」はあの大流星群によって命を失うことにより夢潰えることになってしまい……、そんなある日、亡き「星乃」から「平野」に着信が入ることになって……。
一巻だけでは少し物足りなさがあるのですが、これからが非常に気になってくるような作品だと思いますので、気になった方はぜひ読んでみて下さい!
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★☆☆
以上、「君死にたもう流星群」の紹介でした。
後の巻についても出版され次第、更新していこうと思います。
気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。
「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」