「七つの魔剣が支配する」感想と評価 今期トップ5に入るくらいの神作品がここにっ!?
「七つの魔剣が支配する」というライトノベルをご存じでしょうか?
この作品は、『電撃文庫』で出版されているライトノベルで、初版発売日が2018年9月7日です。
今回は、「七つの魔剣が支配する」の評価と感想を紹介していきます。
この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。
「七つの魔剣が支配する」の評価と感想
INDEX
画像は【電撃文庫公式twitter】より引用
今期トップ5に入るくらいの神作品!? 見逃せないほど壮絶な二人の剣戟がここにっ!!
「宇野朴人」先生の「七つの魔剣が支配する」。
ちなみに「宇野朴人」先生はアニメ化した「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」と同じ作者さんで、個人的に「天鏡のアルデラミン」はめちゃくちゃ好きな作品なんですよね~
そして、今回の新シリーズも言うまでも無く面白かったし、これは間違いなく今期トップ5に入るくらいの神作品だったと思いますよ!
とにかく世界観、話の設定と、とにかく凄いんですよね~、これぞ”学園ファンタジー”!!!
そうして、その世界観の中で繰り広げられるバトルには鳥肌が立ってしまいますし、本当に時間を忘れて読み込んでしまいましたよ!
読んでみると分かるのですが、とにかく熱すぎる剣戟に目が離せなくなりますし、そこに”魔法”も加わるのだから熱くないわけがない。
”魔剣”の示す意味を知った時、あなたは激動する!? これからが非常に楽しみな作品です!
イラストに関して、イラストレーターは「ミユキルリア」先生が担当しています。
イラストも間違いなく迫力が凄くあるんですよね~、表紙からも分かるように剣と剣のぶつかり合い……、「これは、購入意欲がそそがれるわ~」
また、「ナナオ」のイラストが本当に良かったですね~、モノクロ・カラーイラストとマジで最高でした!
バトルラノベが好きな方は必読!? 魔剣を巡る学園バトルファンタジーをぜひ読んでみて下され。
そんな「七つの魔剣が支配する」の評価は、当然10点中10点です。
ここから「七つの魔剣が支配する」の主なストーリー、登場人物の紹介をしていきます。
「七つの魔剣が支配する」の主なストーリー
――春の魔法を見たければ、キンバリー魔法学校の入学式準備を見に来い。
全長にして一キロ以上にも及ぶ満開街道(フラワーロード)……、今年も新入生がこの魔法学校名門『キンバリー』へとやって来る。
その新入生の一人……、紺色のズボンに灰色のシャツ、その上に重ね着た黒いローブ、腰には白杖と鞘に収まった杖剣が一振りずつ差してあり、身長は十五歳男子の平均に近い五フィート弱……、髪は程良い長さの黒の直毛。
彼の名前は「オリバー=ホーン」、誰の目にもごく一般的な、キンバリー新入生の装いのはずだった。
また、その新入生の列の中にはただひとり、他とは全く違った衣装を身にまとう少女もおり……、その特徴的な外見から導き出されるのは”サムライ”であった。
そんな中、魔法生物の行進(パレード)が行われることになっており、トロールなどの亜人種も歩かされていた……のだが……。
突如として、そのトロールが暴れ出し、危険迫るキンバリー新入生たち……、そこにあの東方(エイジア)のサムライがトロールと対峙することになります。
「……嘘だろおい。気合いでトロールに二の足を踏ませやがったぞ、あのサムライ」
「オリバー」もまた、その戦闘に加わることになって……。
「学校長のエスメラルダだ。――式典の管理に不手際があったことを、まず詫びよう」
ここは、魔法学校キンバリー、これから七年間通うことになる学び舎……、校風の二本柱は”自由主義”と”成果主義”。
ここキンバリーで七年間の学生生活を無事にまっとうして卒業できる生徒は平均して八割ほど……、残りの二割は、”魔に呑まれる”。
「一昨年も去年も、そして今年以降も、そうした輩が絶えることはない。なぜか分かるか。――それが魔道を学ぶということだからだ」
「七つの魔剣が支配する」の登場人物
- とある事情でキンバリー魔法学校へとやって来た黒髪の少年「オリバー=ホーン」
- 武家の生まれ、東方の少女「ナナオ=ヒビヤ」
- 誇りと格式の家系を持つ縦巻き髪の少女「ミシェーラ=マクファーレン」
- 動物全般が好きな少女「カティ=アールト」
- 勤勉で実直な少年「ピート=レストン」
ここまでが「七つの魔剣が支配する」の主なストーリー、登場人物の紹介でした。
「七つの魔剣が支配する」どんな展開のストーリー?
「七つの魔剣が支配する」はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。
「七つの魔剣が支配する」Ⅰ巻の主な内容
春――。名門キンバリー魔法学校に、今年も新入生がやってくる。黒いローブを身に纏い、腰に白杖と杖剣を一振りずつ。胸には誇りと使命を秘めて。そんな魔法使いの卵たちを迎えるのは、桜の舞う満開街道と魔法生物たちのパレード。
が、希望に胸躍らせるのも束の間。キンバリーの孕む数々の脅威が彼らに襲い掛かる。気まぐれに生徒を飲み込む地下迷宮、怪物じみた上級生たち、亜人種の人権を巡る派閥の対立――。
そんな魔境を仲間と生き抜く中、オリバーは一人の少女と縁を結ぶ。腰に日本刀を提げたサムライ少女――ナナオ。
二人の魔剣を巡る物語が、今、始まる。
一足一杖の間合い、その決着の間合いは近距離に収束する……、”魔法剣”による戦闘!
「……む? そこにいるのは、もしやオリバーではござらぬか? 貴殿も朝が早ぅござるな!」
公共の場で肌を晒す「ナナオ」、そんな彼女の肌には無数の傷があり、それは前の戦で負った傷であるらしい。
自分と同じ年頃の少女が、どんな経緯でこれほどの傷を負うに至るのか、ここに来る前、彼女の故郷でいったい何があったというのか……、「オリバー」はかつて目にした至高と、不覚にもその像と重ねてしまっていた。
そうして、ついに迎えた初授業……、それは”魔法剣”の授業であり、そこに立っていたのは担当教師「ルーサー・ガーランド」。
魔法剣とは、この限られた世界で競われる、剣と魔法の術理……、杖剣で斬り付ければ相手を殺せる距離、すなわち、一足一杖の間合い。
「ナナオとの立ち合いを希望します」
「オリバー」VS「ナナオ」、そうして彼らはどちらかが息絶えるまで斬り合うのだと確信していた……。
模範演技で対峙する「オリバー」と「ナナオ」……、時間は無制限、どちらかに致命打が入ったらそこで終了。
剣を両手で握り、全身が風と化す「ナナオ」、退けば死ぬ……、そう直感した「オリバー」はとっさに前へ踏み込み、火花を散らす二本の刃。
杖剣の刀身に魔力を旋回させ、「オリバー」は全力の剣術に勝負を懸けた……、踏み出した両者がほぼ同時に繰り出す唐竹割りの斬撃。
同一直線上を走ったふたつの刀身が衝突――重なる剣閃が斬り合い、斬り違う。
おそらくは十や二十にすら留まらず、一体どれほどの血潮を浴びてここに在るというのか……、その末にしか辿り着きようのない、正真正銘の武者の剣――!
「――ここにござった」
「――――」
これぞバトルライトノベル! 見逃せないほどの剣戟がありますので、気になった方はぜひ読んでみて下さいな!
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★★
「七つの魔剣が支配する」Ⅱ巻の主な内容
学園内の事件を解決し、一目置かれる存在となったナナオとオリバー。しかしそれは、魔法使いとしての研鑽に励む同級生たちの、矜持と野心に火を点けた。誰が一年生でいちばん強いのか? その問いに結論を出すために、お互いのメダルを奪い合う、バトルロイヤルの開催が告げられる。ナナオやオリバーを倒すべく、次々と名乗りを上げる強者たち、そしてこの機に乗じる存在が動き出し――。
一方、その盛り上がりをよそに、ある大きな変化がピートを襲う。彼の体に隠された秘密が明かされ、それは大きな可能性を少年にもたらすのだが――。
運命の魔剣を巡る、至高の魔法×剣術バトルファンタジー第2巻!
メダルをかけた至高にして熱き争奪戦、一年生で一番強いのは誰なのか?
「まぁまぁ、大したことやないって。ほらな、ボクらも入学からもう半年経ったやろ? 先輩方にならって、そろそろ決めとかなアカンと思うんよ。――一年最強が誰かくらいは」
「やり合おうやん、最後のひとりまで。この中で誰がいちばん強いんか白黒付けようや。でないとスッキリせぇへんやろ。さ、話は聞いてたな? ――名乗りあげぇや! 祭りに参加するヤツ、ここで今すぐ!」
一年生の「トゥリオ=ロッシ」は腕に覚えのある一年生に向けて誰が一年最強にふさわしいかメダル争奪戦を開幕させる。
魔法使いたちはオリジナルのメダルを生成し、そのメダルをかけて7日間奪い合う。持ってるメダルが全部なくなったら脱落……、最終日にはメダル保有数上位四人が決勝戦を行う。
「皆、覇気に満ちた良い顔でござるな。――その意気や心地よし。宜しければ、拙者も参加仕る」
「……一年最強なんてトロフィーに興味はないが、同学年との試合をことさらに避ける理由もない。――参加しよう。これで満足か、Mr.ロッシ」
このバトルロワイヤルで「オリバー」は、「ナナオ」は、そして「ミシェーラ」は己の信念を貫きそれぞれの戦いを見せる。
そしてこの戦いの果てに彼らがみた光景とは……、予期せぬ展開、波乱の幕開け……、そして七つ目の魔剣の使い手かもしれない「ナナオ」に「オリバー」は……。
「何かがあるんだ、ナナオには。俺自身、気が付くと彼女から目が離せないでいる。単純に危なっかしいせいもあるけど、とにかく放っておけない。どうしたらいいのか……」
この先どうなっていくのか想像すらできないくらい胸を高鳴らせてくれる学園ファンタジー第2巻! 熱いバトルを見せてくれる一年生最強決定戦。そしてそのバトルの果てに待ち受ける波乱の幕開け!? 気になった方はぜひ読んでみてはござらぬか?
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★★
以上、「七つの魔剣が支配する」の紹介でした。
後の巻についても出版され次第、更新していこうと思います。
気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。
「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」