「はじらいサキュバスがドヤ顔かわいい。」感想と評価 ドヤ顔ポンコツヒロインがデレデレ
「はじらいサキュバスがドヤ顔かわいい。~ふふん、私は今日からあなたの恋人ですから……!」というライトノベルをご存じでしょうか?
この作品は、『電撃文庫』で出版されているライトノベルです。
今回は、「はじらいサキュバスがドヤ顔かわいい。」の評価と感想を紹介していきます。
この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。
「はじらいサキュバスがドヤ顔かわいい。~ふふん、私は今日からあなたの恋人ですから……!」の評価と感想
INDEX
画像は【電撃文庫公式twitter】より引用
ドヤ顔ポンコツヒロインのサキュバスがデレッデレになる瞬間、彼女に夢中になってしまう!?
「旭蓑雄」先生の「はじらいサキュバスがドヤ顔かわいい。」。
この作品は、二次元にしか興味を示さない「津雲康史」こと「ヤス」と、神絵師でありながら男嫌いでサキュバスでもある「夜美」との関係を描いた作品であり、読んでいく内に二人の関係がどうなっていくのか気になっていきますよ!
その中でもメインヒロインである「夜美」がとにかく可愛い……。
ドヤ顔ばかりで、ポンコツで残念なサキュバスなのですが、そんな彼女を読んでいくうちに虜になっていきますね~
そして、一巻の最後のページまで辿り着くと……、「夜美」のデレッデレの顔になる瞬間、もっともっと彼女を見ていたいと思うかもしれませんよ!
基本的には、ラブコメテイストで話が進んでいき、最初はチグハグな関係で進んでいくのですが、不器用ながらも二人の距離が縮まる瞬間をぜひ読んでみて下され。
イラストに関して、イラストレーターは「なたーしゃ」先生が担当しています。
いろんな表情の「夜美」のイラストが登場するのが印象的ですね~
ドヤ顔やデレ顔、そして、泣き顔、笑顔、困り顔……と、様々なイラストを楽しませてもらいました!
また、表紙も文句なしに購入意欲を掻き立てられました!
そんな「はじらいサキュバスがドヤ顔かわいい。」の評価は、10点中9点です。
ここから「はじらいサキュバスがドヤ顔かわいい。」の主なストーリー、登場人物の紹介をしていきます。
「はじらいサキュバスがドヤ顔かわいい。」の主なストーリー
「ごめんね、津雲くん。私、好きな人がいるの」
夕方の教室、中学二年の秋に「津雲康史」は初めて女の子に振られる経験をしてしまうことになります。
「ち、ちくしょう、失敗した……こんなに苦しいのなら……愛などいらぬ……!! ああ、女なんかにうつつを抜かした自分が恥ずかしい!」
あの日以来、リアルな女の子に興味をなくしてしまった「ヤス」は、都内で開かれているとある同人誌頒布会に顔を出しており……、「ヤス」は現在、二次元に住まう崇高な美少女たちに愛を注いでいた。
「ヤス」がこの同人誌頒布会にやって来たのには大きな理由があり、それは大人気絵師「ヨミ」さんが主催する同人サークルが参加するという話を聞きつけたからであった。
「ヨミ」さんの描く女の子は官能的で扇情的、そして、「ヤス」の趣味にどストライクなエロさを提供していた。
「よ、ヨミさんですか!?」
「ヨミさん、大ファンなんです! せめてサインいただけませんか!」
その場には「ヨミ」さんの他にコスプレ女もおり、急にそのコスプレ女から「……この女を見て、あなたは何も感じないのですか?」とか「エロいでしょう。こう、ぐっと魂に込み上げてくるものがあるでしょう」とかいきなり言われ……。
しかし、「ヤス」の返答はというと「だって、これは三次元の肉塊じゃないですか!」ということであり、「ヤス」はあくまで「ヨミ」さんのイラストにしか興味がなかったのである。
「ヨミさんのエロい絵は、普通のエロい絵とは違う! なんか、魂を削られてる感ある!」
「うおおおおおおお! 二次元サイコオオオオオオ!」
そうして、「ヤス」はその会場の関係者によって羽交い締めにされ、その場から追い出されることになって……。
「はじらいサキュバスがドヤ顔かわいい。」の登場人物
- 二次元大好きな高校生、人気絵師「ヨミ」の大ファン「津雲康史(つくもやすし)」
- お調子者のドヤ顔ポンコツサキュバスであり、絵師として活躍する「天谷夜美(あまがいよみ)」
- 「夜美」の幼馴染みであり、エリートサキュバス「日比月(ひびつき)リリィ」
- 「ヤス」の友達であり、「ヤス」と同じ漫研に所属する「白波蛍(しらなみほたる)」
ここまでが「はじらいサキュバスがドヤ顔かわいい。」の主なストーリー、登場人物の紹介でした。
「はじらいサキュバスがドヤ顔かわいい。~ふふん、私は今日からあなたの恋人ですから……!」どんな展開のストーリー?
「はじらいサキュバスがドヤ顔かわいい。」はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。
「はじらいサキュバスがドヤ顔かわいい。」1巻の主な内容
「くっくっく……さあ、ヤス。私が男になれるための練習台になるのです……!」
生身の女子に性欲を抱けない男子高校生ヤスが同人即売会で出会った憧れの絵師ヨミさん。その彼女の正体は、性欲を集めて貪る淫魔・サキュバスだった!
だけどサキュバスのくせに男性恐怖症だという彼女は、上司から課される搾欲ノルマをクリアするため、エッチな絵を公開して世の男性の性欲を集めることしか能の夢い業界の落ちこぼれ。
一人前のサキュバスになるために「安全パイ」のヤスを利用して、男性と接することに慣れていこうとするヨミ。恋人の振りをするなかで次第にヤスに心惹かれていくが、一方ヤスはヨミの描くエッチな絵にしか興味を持っておらず……?
女嫌いの二次崇高者「津雲康史」こと「ヤス」! 「ヤス」は本当に二次元にしか興味がない!?
その夜、「ヤス」はなかなか眠ることはできなかった。
それもそのはず、「ヨミ」さんがSNSで『近々、筆を折るかもしれません』とか呟やき、『原因はあなたにあります』というダイレクトメッセージを送ってきたからである。
本当に崇高なあの営みが自分のせいによって失われてしまうと悶々と悩み続けていたのだが、「ヤス」は気付いたら眠りについてしまっており……。
そうして目を覚ますと、何故か自分の部屋に「ヨミ」さんが立っていた。
「――私は知っているんですからね、ヤス」
「ヤスが適当なこと言ってるってことをですよ! 二次元にしか興味がないと言って、私を期待させるとはいい度胸ではないですか!」
そう言って「夜美」は、いきなり夏服姿を披露したり、夏服のスカートをめくり上げ、スク水姿を晒したりして……、しかし、「ヤス」は欲情するどころか彼女の描いたイラストを寄越せとか言い出して……。
男性恐怖症のサキュバス「夜美」、ドヤ顔連続にもかかわらずポンコツヒロイン!?
「――ハッ! いけない! ま、まさか私まで眠ってしまっていたとは!」
「夜美」の正体はサキュバスであり、先ほどまでえっちな夢を「ヤス」に見せており……、しかも、何故か何度もドヤ顔でこちらを見てくるし……。
しかし、「ヤス」が「夜美」に近づくと「ち、近づくなあ! その場で話を聞けえ!」と言って、サキュバスのくせに「夜美」は男の人が苦手らしい。
どうやら「夜美」は、男嫌いのため”搾欲”行為をすることができず、二次元にしか欲情しない「ヤス」を利用して男慣れをし、落ちこぼれから一人前のサキュバスになるという願望を抱いていた。
そうして、「夜美」は「ヤス」がいる高校に転入してくることになり、いきなり頭のおかしい発言をすることになる。
「私と、ヤスは――恋人同士なんですから!」
ポンコツで少しツンデレな「夜美」……、そして、ドヤ顔を見せるシーンもいい意味で腹が立つけど可愛いから許せる。気になった方はぜひ読んでみて下さいな!
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★☆
以上、「はじらいサキュバスがドヤ顔かわいい。」の紹介でした。
後の巻についても出版され次第、更新していこうと思います。
気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。
「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」