「外れスキル【地図化】を手にした少年は最強パーティとダンジョンに挑む」感想と評価 最弱が最強へと成り上がるストーリー!?
「外れスキル【地図化】を手にした少年は最強パーティとダンジョンに挑む」というライトノベルをご存じでしょうか?
この作品は、『オーバーラップ文庫』で出版されているライトノベルで、初版発売日が2018年5月25日です。
今回は、「外れスキル【地図化】を手にした少年は最強パーティとダンジョンに挑む」の評価と感想を紹介していきます。
この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。
「外れスキル【地図化】を手にした少年は最強パーティとダンジョンに挑む」の評価と感想
INDEX
画像は【オーバーラップ文庫公式twitter】より引用
最強のパーティで自分を磨け! 最弱が最強へと成り上がるストーリー……!?
「鴨野うどん」先生の「外れスキル【地図化】を手にした少年は最強パーティとダンジョンに挑む」。
外れスキル”地図化(マッピング)”を手にしてしまった主人公は幼馴染に見捨てられるも……、そこから成り上がっていくストーリー。
ダンジョン、冒険……と、そこからの主人公成長はよくある物語ですが、地図化というスキルを駆使して成長していく様を誰が予想出来ようか……。
展開的にも飛躍した表現もなく、自然と納得のいくストーリーでした。
あのような地図化を持っていたからこそ最強のパーティに入れたんだと納得させられましたし、主人公が成長していくシーンをもっと読んでいきたいと思いましたよ!
イラストに関して、イラストレーターは「雫綺一生」先生が担当しています。
こういうファンタジー感ましましのイラストは嫌いではないです……、むしろ好きですね~
個人的には「外れスキル」とめちゃくちゃ合っているイラストだと思いましたし、登場人物も凄く魅力的!
第四回Web小説大賞を受賞したファンタジー作品、気になった方はぜひ読んでみて下さいな!!
そんな「外れスキル【地図化】を手にした少年は最強パーティとダンジョンに挑む」の評価は、10点中9点です。
ここから「外れスキル【地図化】を手にした少年は最強パーティとダンジョンに挑む」の主なストーリー、登場人物の紹介をしていきます。
「外れスキル【地図化】を手にした少年は最強パーティとダンジョンに挑む」の主なストーリー
「嘘だろ……」
「ノース・アストロン」は、そこに書かれてある文章から目を背けたかった。
石盤に映る文字は俺に与えられた能力、スキルと呼ばれるものの詳細を示している。
そこに書かれてある”地図化(マッピング)”というスキルは、世間一般で外れスキルの代表とされていたのであった。
今は『贈与の儀』と呼ばれる儀式の最中であり、その儀式は15歳になって初めて受ける権威を得られ、神の石盤に祈りを込めるようによって得られるスキルの概要が映し出され、使用できる。
この世界ではスキルというものが、非常に重要視されており、スキルを得た者には、その道の才能が保証される。
そんな中でも、何故”地図化”が外れスキルとしてされているのか……、それにはいくつかの理由があった。
まず一つ目の理由が、消費スロットを三つも占める点であり……、消費スロットとは簡単に言うとスキルが食う容量のことである。
全ての人類種族に与えられるスキルの合計スロットは三つと決まっており、”地図化”のスキルは三つの消費スロットを必要とし、もうすでに他のスキルが手に入らない状態であるのだ。
そして、”地図化”が外れスキルとされている最大の理由は、”世界地図(ワールドマップ)”と”地図(エリアマップ)”という上位互換スキルが存在するということであって……。
【地図化(マッピング)】は3スロットも使う割に、道に迷わなくなるくらいの効果しかない残念スキルに成り果てていた。
「外れスキル【地図化】を手にした少年は最強パーティとダンジョンに挑む」の登場人物
- 外れスキルを持つ”幼女攫い”「ノース・アストロン」
- 魔法の才能を持つツンデレな美少女「エリン・フォットロード」
- パーティを崩壊へと導く”クラッシャー”「ロズリア・ミンクゴッド」
- 『到達する者』をまとめる”黒影”「ジン」
- 幼女の外見を持つ実年齢22歳、”幼聖”「ネメ・パージン」
- 『到達する者』のリーダー「フォース・グランズ」
ここまでが「外れスキル【地図化】を手にした少年は最強パーティとダンジョンに挑む」の主なストーリー、登場人物の紹介でした。
「外れスキル【地図化】を手にした少年は最強パーティとダンジョンに挑む」どんな展開のストーリー?
「外れスキル【地図化】を手にした少年は最強パーティとダンジョンに挑む」はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。
「外れスキル【地図化】を手にした少年は最強パーティとダンジョンに挑む」1巻の主な内容
15歳のノートが『贈与の儀』で与えられたスキルは【地図化】――レア度は高いが他のスキルより使いどころがない、いわゆる外れスキルと呼ばれるものだった。幼馴染みに見限られ、失意のどん底に落ちたノートは、冒険者として稼いだ日銭を酒に溶かす日々を送るが――そんな毎日はしかし、唐突に終わりを告げた。
「そのスキルを持つキミを、ボク達は必要としているんだ」
最強パーティー『到達する者』に所属するジンから勧誘され、ノートの運命は大きく変わり始める――今度こそ、努力することを諦めず、足掻ききろうと。
最強パーティーに入った少年が、やがて高みに至るファンタジー成長譚、開幕!
外れスキル”地図化”を手にしてしまった「ノート・アストロン」は幼馴染に見限られてしまい……。
「ノート、どうだった?」
すごく澄んだ声、そして、とても聞き馴染んだ声……、同郷の幼馴染であるハーフエルフの少女「ミーヤ・ライン」はそこに立っていた。
「ノート」と「ミーヤ」には、二人でともに一流冒険者として活躍するという夢があった。
かつて一流冒険者であったという「ミーヤ」の両親から聞いた冒険話、幼い頃からの夢……、そんな「ミーヤ」の手にしたスキルは規格外であって……。
「ノート。わたしたち、別々の道を歩もうよ……」
普段の彼女とは違った顔、別れを告げる冷酷な声色……、それは「ミーヤ」との冒険者生活を始めてから半年後のことであった。
最強のパーティ『到達する者(アライバーズ)』からの正式な誘い!? 「ノート」の運命は大きく変わることになる!
失意のどん底に落ちてしまった「ノート」は、昼間に稼いだ金を酒代に溶かしているくらいで、それがここ最近の日課となってしまっている。
「ミーヤ」と離れてから、特定の決まったパーティを組まないで、メンバーの空きが出たパーティを渡り歩き……、使えないと罵られたこともあるし、時にはプライドを捨て、パーティの荷物持ち役だって引き受けた。
その日の始まりはいつもと変わらない早朝……、そんな日に一人の青年に「ノート」は声を掛けられることになって……。
その青年の名は「ジン」、ダンジョン攻略専門パーティ『到達する者(アライバーズ)』に所属する実力者。
「キミを探していたんだ。【地図化】スキル持ちのキミをね」
「ノート君。キミさえ良ければボク達のパーティに入らない? これはもちろん、正式な勧誘だよ」
「ノート」は運命を変えたかった、現状を変えたかった……、生産性のない無価値な日常から脱却したかった……、この日、またしても俺の運命は大きく変わった。
主人公の成り上がり……、ここから主人公はどんどんと成長していくことにッ……、気になった方はぜひ読んで見てくだされ!
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★☆
以上、「外れスキル【地図化】を手にした少年は最強パーティとダンジョンに挑む」の紹介でした。
後の巻についても読み終わり次第、更新していこうと思います。
気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。
「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」