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自分の価値観を覆す新鮮で斬新なライトノベル『オーバーライト』

公開日: : 最終更新日:2020/12/31 おすすめライトノベル , ,

「オーバーライト」というライトノベルをご存じでしょうか?

この作品は、『電撃文庫』で出版されているライトノベルで、初版発売日が2020年4月10日です。

今回は、「オーバーライト」の感想を紹介していきます。

この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。

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「オーバーライト」の感想

画像は【電撃文庫公式twitter】より引用

自分の価値観を覆す新鮮で斬新なライトノベル! 面白くないわけがない!!

池田明季哉」先生の「オーバーライト」。

本当に面白かったライトノベル。何もかも新鮮で、読むのが非常に楽しかった

グラフィティがテーマのライトノベルで……、そもそも”グラフィティ”って何ぞやという話ですが、スプレーなどを使って壁に書く落書きです。

そう、私もよく見かけるのですが、一瞬目に入るものの一目で目を離してしまう”落書き”だと思っていたんです。

ですが、「オーバーライト」を読んで、私の価値観が覆されました

グラフィティは”アート”

読んでいてそれがひしひしと伝わってきましたし、グラフィティにもそれぞれ魂が込められており、その人それぞれの意志が反映されているものだと感じましたね。

また、作者さんの現地での体験も含まれているため、臨場感あるストーリーでページをめくりたくなる衝動が止まらなかったです

イギリスというブリストルを舞台に、その場の雰囲気やグラフィティについて知っていく、また、少しミステリー要素も含まれており、非常に楽しく読まさせていただきました。

書きたいことはまだまだあるのですが、止まらないのでここまでにしておきます。

本当におすすめのラノベです!!

イラストに関して、イラストレーターは「みれあ」先生が担当しています。

「ブー」さん最高なのでは……、表紙からでも分かる最高の「ブー」さん

「オーバーライト」を読んで、「ブー」さんに感情移入しすぎていることもあり、読めば「ブー」さんの虜になります。

「オーバーライト」の評価

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

【ストーリーの構成・読みやすさ】

★★★★★★★★★★

【登場人物・イラストの良さ】

★★★★★★★★★★

〈3つの好きに共感できるのであればおすすめ!〉

#アートが好き!

#斬新なラノベが好き!

#ミステリーチックなストーリーが好き!

「オーバーライト」の主なストーリー

イギリスのロンドンから西に二時間行ったところにある川沿いの港街、ブリストル。

「ヨシ」はここにあるブリストル大学に留学中であり、その傍ら小さなゲームショップでバイトもこなしていた。

バイト先には「ブーティシア」という店員がいる。彼女は可憐な外見に似合わず、いつも気怠げで口も悪い。

そんな一面がありつつも、不器用なところもあって、よく物を落としたり、高いところから落ちたりする。

ある日、二人は店頭で”落書き”を発見する。

「これか。……ナメた真似しやがって」

「いったいなんでしょうね、この絵」

「こんなのよくあるグラフィティだろ」

グラフィティとは、スプレーやペンを使って、街の壁などに書くアートのことである。

ここブリストルは、グラフィティの聖地であり、有名なアーティストを輩出しているらしい。

「ひょっとして、犯人が誰か、わかっていたり、しません?」

「ヨシ」はグラフィティに詳しい「ブーティシア」と共に落書きの犯人探しに乗り出すことになるのだが……。

「オーバーライト」どんな展開のストーリー?

「オーバーライト」はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。

「オーバーライト」1巻の主な内容

 イギリスのブリストルに留学中の大学生ヨシは、バイト先の店頭で“落書き”を発見する。それは、グラフィティと呼ばれる書き手(ライター)の意図が込められたアートの一種だった。
 美人だけど常に気怠げ、何故か絵には詳しい先輩のブーディシアと共に落書きの犯人探しに乗り出すが――
「……ブー? ずっと探していたのよ」
「ララか。だから会いたくなかったんだ!」
「えーと、つまりブーさんもライター」
 ブーディシアも、かつて〈ブリストルのゴースト〉と呼ばれるグラフィティの天才ライターだったのである。
 グラフィティを競い合った少女ララや仲間たちと、グラフィティの聖地を脅かす巨大な陰謀に立ち向かう挫折と再生を描いた感動の物語!
 第26回電撃小説大賞《選考委員奨励賞》受賞作。

グラフィティには競争という側面がある。

多くのライターは主な活動エリアが決まっていて、中には縄張り意識を持つ者もいる。

他のアーティストの縄張りだとわかってわざとグラフィティを書くなら、それは宣戦布告と受けられる場合もある。

また、グラフィティには一定の不文律がある。

それは”上書き(オーバーライト)”するときは、より手のかかった、あるいは優れた作品を書くというルール

「ブーティシア」は、かつて”ブリストルのゴースト”と呼ばれるほどの天才ライターであり、このあたりで名前を知らない者はいない。

さらにブリストルのゴーストは、オーバーライトの専門であって…・…。

「ちょうどいい、本物のグラフィティを、見せてやるよ」

本当に面白かったです。第26回電撃小説大賞”選考委員奨励賞”受賞も頷けますので、気になった方はぜひ読んでみて下さい!

【管理人のオススメ度】

★★★★★★★★★★

以上、「オーバーライト」の紹介でした。

後の巻についても出版され次第、更新していこうと思います。

気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。

「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」

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