「破滅の魔導王とゴーレムの蛮妃」感想と評価 ヤンデレヒロインの容赦ない一撃炸裂!
「破滅の魔導王とゴーレムの蛮妃」というライトノベルをご存じでしょうか?
この作品は、『エンターブレイン』で出版されているライトノベルで、初版発売日が2018年7月5日です。
今回は、「破滅の魔導王とゴーレムの蛮妃」の評価と感想を紹介していきます。
この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。
「破滅の魔導王とゴーレムの蛮妃」の評価と感想
INDEX
画像は【KADOKAWA宣伝局公式twitter】より引用
ヤンデレヒロインの容赦ない一撃炸裂! 嫉妬深い最強のゴーレムとともに冒険する異世界ファンタジー!!
「北下路来名」先生の「破滅の魔導王とゴーレムの蛮妃」。
普通に面白かった作品であり、すぐに読み終わったラノベ……、「なんで今まで読んでこなかったぁ!」と叫びたくなってしまいます。
この作品は何故か破滅の”魔導王”として異世界召喚させられた俺がヤンデレゴーレムとともに世界の命運を変えていく物語。
「小説家になろう」で”異世界召喚”で”主人公最強”といったらありがちなテンプレですが、この作品はその中でも群を抜いて面白いと思えたライトノベルでしたよ。
とにかく笑えるし、「ゴレ太郎」のヤンデレがたまりません。
あんなヒロイン見たことないですし、何かと鈍感な主人公にも注目です。
ヤンデレだからこそみせる「ゴレ太郎」の容赦ない行動の数々……、非常に笑えますので気になった方はぜひ読んでみて下され。
イラストに関して、イラストレーターは「芝」先生が担当しています。
イラストも言うまでもなく最高の一言ですね~、表紙も購入意欲をそそられましたし、とにかく「ゴレ太郎」のイラストがめちゃくちゃ良い!
そんな「破滅の魔導王とゴーレムの蛮妃」の評価は、10点中10点です。
ここから「破滅の魔導王とゴーレムの蛮妃」の主なストーリー、登場人物の紹介をしていきます。
「破滅の魔導王とゴーレムの蛮妃」の主なストーリー
気づくと、俺はくそダサいパジャマを着て、原っぱの真ん中に突っ立っていた……、たしか、自宅の布団で寝ていたはずなのだが。
「ここは一体どこだ? 夢、なのか……?」
俺が立っていたのは、血のように真っ赤な石の床の上、そこには禍々しい謎の円陣が描かれていた。
俺はその円陣から、一歩外に踏み出そうとしたのだが、見えない壁のような物が足先に当たって……、次の瞬間、拍子抜けするほどあっさりと、手のひらの抵抗感が霧散した。
「これ、夢じゃないっぽくないか……?」
そんな時突如として近くにあった洞窟の中に入りたいという衝動に駆られ、何一つ考えられなくなってしまう。
俺は洞窟の入り口に向かって歩み出したのだが、焦りすぎて、穴の入り口部分に、思いっきり足の小指をぶつけてしまい……。
大気を切り裂く絶叫、そのまま地面にうずくまり、悶絶する俺……、死ぬほど痛かったのだが、俺は正気を取り戻すことになる。
あれほど洞窟の中に入りたいという衝動に駆られていたのに、小指のダメージから復帰してみると、その衝動はなぜかすっかり消え伏せている。
ここで俺が取れる行動の選択肢は、少なくとも二つ存在している……、このままトンネルの中を進むか、一旦さっきの魔法陣に戻るということ。
どっちもどっちの選択肢ではあったのだが、俺は一旦、原っぱにある魔法陣の方へ戻ってみることにした。
実質大した選択ではないように思えたが、その行動が一番重大な運命の分岐点なのであった。
運命の歯車は大きく軋み、そして、逆回転を始めた。
「破滅の魔導王とゴーレムの蛮妃」の登場人物
- 異世界召喚され世界を滅ぼす”魔導王”となってしまった「俺」
- 嫉妬深い最強のヤンデレゴーレム「ゴレ太郎」
ここまでが「破滅の魔導王とゴーレムの蛮妃」の主なストーリー、登場人物の紹介でした。
「破滅の魔導王とゴーレムの蛮妃」どんな展開のストーリー?
「破滅の魔導王とゴーレムの蛮妃」はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。
「破滅の魔導王とゴーレムの蛮妃」1巻の主な内容
気づけばダサいパジャマのまま異世界にいた「俺」。世界を滅ぼす『魔導王』として召喚されたようだが、どうやらその能力は土属性に全振りされていて――。そして生み出した“最強兵器”は戦闘能力だけでなく、嫉妬深さも最強で!? 小説家になろう発! 異色の冒険ファンタジー!
破滅の”魔導王”として異世界召喚された俺と最強のヤンデレゴーレム!
「さてと、引き返してきたはいいんだけど……」
周りの風景とは異質な魔法陣……、俺はそこであることに気付くことになる。
例の魔法陣の横から、謎の線が伸びており、この線の続く先に、何かがあるのではないかと確信めいた予感がした。
そして、その先には巨大な石の門があり……、しかし、その門には魔法陣があるだけで、鍵穴も取っ手すらなかった。
「しかし、まいったな。これって、軽く詰んじまったんじゃないだろうか……」
「魔法なら、呪文で開いてくれれば苦労はないんだけどなぁ。〈開けゴマ〉! ……なんつって」
俺がふざけて〈開けゴマ〉と口にした瞬間、洞穴を守護する巨岩の扉が今、開かれることになる。
後に俺は気付くことになる……、「リュベウ・ザイレーン」という人物によって俺は異世界へと連れてこられ、さらには究極の魔力と破滅の意志をもつ、歴代最高の”魔導王”として召喚させられたということを。
「お前、ふっざけんなあああああああああ!!!」
「小説家になろう」発の異世界ファンタジー!! 全ての始まりは謎の人物による異世界召喚……、果たして主人公の運命はどうなることやら? 気になった方はぜひ読んでみて下さいな!
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★★
以上、「破滅の魔導王とゴーレムの蛮妃」の紹介でした。
後の巻についても出版され次第、更新していこうと思います。
気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。
「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」