「継母の連れ子が元カノだった」感想と評価 元カノが義理のきょうだいになるだとっ!!
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おすすめライトノベル ラブコメ, カクヨム, JK, スニーカー文庫, カクヨムWeb小説大賞
「継母の連れ子が元カノだった」というライトノベルをご存じでしょうか?
この作品は、『スニーカー文庫』で出版されているライトノベルで、初版発売日が2018年12月1日です。
今回は、「継母の連れ子が元カノだった」の評価と感想を紹介していきます。
この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。
「継母の連れ子が元カノだった」の評価と感想
INDEX
画像は【スニーカー文庫公式twitter】より引用
元カノが義理のきょうだいになるラブコメだとっ!! 甘くて甘く、悶えに悶える二人の関係にニヤニヤ……。
「紙城境介」先生の「継母の連れ子が元カノだった」。
甘い、甘すぎる! 一つ屋根の下で繰り広げられるラブコメ、いがみ合う二人であったが再び異性として意識しちゃったりして……。
そんな二人のイチャイチャしているシーンを読んでいると、「もうはやく付き合って! 元の関係に戻ってっっ!!」って何度も心の声を発してしまいます。
もうあんなラブコメをされたらニヤニヤせずにはいられないし、悶絶必至です。
また、屋根の下から始まる義理のきょうだいとしての設定が良いですよね。
このようなラブコメを今まで読んだことがないですし、屋根の下だからこそ進展する関係もあったりして……、もう最高です。
イラストに関して、イラストレーターは「たかやki」先生が担当しています。
「たかやki」先生は個人的に好きなイラストレーター! 相変わらずクオリティは高いし、「継母の連れ子が元カノだった」に合ったイラストですね~
デレル「伊理戸結女」がめちゃくちゃ可愛すぎる……、もうこの言葉しか出てこないです。
第3回カクヨムWeb小説大賞コンテストラブコメ部門大賞を受賞した作品! 悶えに悶えるラブコメラノベ! 面白いこと間違いなしですので気になった方はぜひ読んでみて見てくださいな。
そんな「継母の連れ子が元カノだった」の評価は、10点中10点です。
ここから「継母の連れ子が元カノだった」の主なストーリー、登場人物の紹介をしていきます。
「継母の連れ子が元カノだった」の主なストーリー
僕は自分の家の玄関で、睨み合いを演じていた。相手は同い年の女子で、これで三回目。
二人はきょうだいであったのだが、義理のきょうだい……、僕こと「伊理戸水斗」と彼女こと「伊理戸結女」は親の知らない本当の関係を知っている。
――ほんの二週間前まで、彼氏彼女の関係だったということを。
今となっては若気の至りしか言いようがないが、僕には中学二年生から中学三年生にかけて彼女というものが存在したことがある。
彼女の名前は「綾井結女」……、僕は彼女と何度もイチャイチャしキスもしたことがあるのだが、今彼女に言えることは一つ……、”くたばれ”。
順調に進んでいたかに思えた彼らの関係は些細なすれ違いにより崩壊していき、卒業を機に別れてしまった。
あんなに好きで……あんなに大切だったのに。このときの僕にはもう、彼女のことが不倶戴天の敵にしか見えなくなっていた。
そんな卒業式を終えた夜、父さんは真剣な顔でこう切り出した……、「――父さんな、再婚しようと思うんだ」「――相手にも娘さんがいるんだが……構わないか?」。
僕は義妹ができるとテンションが上がっていたわけだが……、後日継母となる女性が連れてきたのは元カノである「伊理戸結女」であった。
こうして、元カノが義妹になった。
「継母の連れ子が元カノだった」の登場人物
- 「結女」の元カレ、父親の再婚により義理のきょうだいとなってしまった「伊理戸水斗(いりどみずと)」
- 「水斗」の元カノ、高校デビューに成功した美少女優等生「伊理戸結女(ゆめ)」
- 「水斗」と「結女」のクラスメイト、生粋の世渡り上手「川波小暮(かわなみこぐれ)」
- 「水斗」と「結女」のクラスメイト、小動物系女子「南暁月(みなみあかつき)」
ここまでが「継母の連れ子が元カノだった」の主なストーリー、登場人物の紹介でした。
「継母の連れ子が元カノだった」どんな展開のストーリー?
「継母の連れ子が元カノだった」はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。
「継母の連れ子が元カノだった」1巻の主な内容
ある中学校である男女が恋人となり、イチャイチャして、些細なことですれ違い、ときめくことより苛立つことのほうが多くなって……卒業を機に別れた。そして高校入学を目前に二人は――伊理戸水斗と綾井結女は、思いがけない形で再会する。
「僕が兄に決まってるだろ」「私が姉に決まってるでしょ?」
親の再婚相手の連れ子が、別れたばかりの元恋人だった!?
両親に気を遣った元カップルは、『異性と意識したら負け』という“きょうだいルール”を取り決めるが――お風呂上がりの遭遇に、二人っきりの登下校……あの頃の思い出と一つ屋根の下という状況から、どうしてもお互いを意識してしまい!?
嫌がらせの免罪符! 義理のきょうだいらしからぬ言動をしたほうが弟妹になる!?
僕らだけが、僕らの関係を知っている。一つ屋根の下で暮らす家族が、世界の誰よりも忌まわしい、不倶戴天の敵である。
付き合っていた頃でさえ苗字呼びを貫いた僕たちであったが、別れた今となって名前で呼び合う関係になっていた。
「もう、これ以上、耐えられない――私はいつまで、あなたに『結女さん』だなんて、下の名前で気安く呼ばれ続けなきゃいけないわけ?」
「僕も呼ばれているんだが? 『水斗くん』って」
どうやら僕が「結女」のことを下の名前で呼ぶのが耐えられないらしく、『お姉ちゃん』と呼ばれたいらしい。
「は?」「『兄さん』だ。僕が、君の。君が妹に決まってるだろ」
どちらが姉になるのか、兄になるのか……、「水斗」は何かゲームで決めないかと提案し、「綾井」は義理のきょうだいらしからぬ言動をしたほうが弟妹になるという”きょうだいルール”を取り決めることになる。
「今のところは大丈夫だけど、そのうちどちらかがボロを出すかもしれない――つまり、義理のきょうだいらしからぬ言動をしてしまうかもしれないでしょ? そうしたら負けっていうのはどう?」
このきょうだいルールがいがみ合っている二人に異性として意識させることになって……、屋根の下で繰り広げられるラブコメ! ニヤニヤしてしまうこと間違いなしの作品ですので、気になった方はぜひ読んでみて下さいな。
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★★
以上、「継母の連れ子が元カノだった」の紹介でした。
後の巻についても出版され次第、更新していこうと思います。
気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。
「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」