「異世界迷宮の最深部を目指そう」感想と評価 ヤンデレヒロインがたまらない!?
「異世界迷宮の最深部を目指そう」というライトノベルをご存じでしょうか?
この作品は、『オーバーラップ文庫』で出版されているライトノベルで、初版発売日が2014年7月25日です。
今回は、「異世界迷宮の最深部を目指そう」の評価と感想を紹介していきます。
この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。
「異世界迷宮の最深部を目指そう」の評価と感想
INDEX
画像は【オーバーラップ情報局公式twitter】より引用
ヤンデレヒロインがたまらない!? 突如、異世界召喚させられた少年がヒロインたちとともにダンジョンへと潜るダークファンタジーがここにっ!
「割内タリサ」先生の「異世界迷宮の最深部を目指そう」。
異世界召喚させられた少年がヒロインたちとともに異世界迷宮の最深部を目指すという作品、略して「いぶそう」。
今ではテンプレとなってしまった異世界召喚に、主人公最強やら主人公成長もののライトノベル……、しかし、「いぶそう」では独自の世界観に、主人公が精神的に成長していく様を描いており、読み応えはありますよ!
ダークファンタジー感を醸し出してくれる文章の表現から伝わる独特の世界観。
さらに、ヤンデレ属性のヒロインが多数加わるのだから、ダークなわけがないですよ!
また、感情の表現が繊細に描かれており、主人公の精神的な成長、ヒロインの感情変化など、ストーリー展開は間違いなく面白いです。
イラストに関して、イラストレーターは「鵜飼沙樹」先生が担当しています。
イラストはもう最高しか出てこないですね~、「鵜飼」先生のイラストは個人的に凄く好きで、あのダークファンタジー感がたまらないんですよね~
しかも、どのヒロインもヤンデレ揃い……、「いぶそう」とかなりマッチしているイラストばかり。
巻が増すにつれて面白くなっていく作品! 一方で、ヤンデレヒロインも増えていく!? 気になった方はぜひ読んでみて下され!
そんな「異世界迷宮の最深部を目指そう」の評価は、10点中10点です。
ここから「異世界迷宮の最深部を目指そう」の主なストーリー、登場人物の紹介をしていきます。
「異世界迷宮の最深部を目指そう」の主なストーリー
目を覚ますとそこは掠れた白がちりばめられた白い壁……、目を凝らすことで、それが天井であることに気付く。
「意味がわからない……。気持ちが悪い……」
確か僕「相川渦波」は家のベッドで眠っていたはずだ……、しかし、今いるのは全てが異常で不吉な世界。
そんな時、殺意のこもった獣の慟哭が響き渡り……、また、人の話す声も聞こえてきて……、「渦波」はその人の声がする所に近づきそこで目にした光景とは……。
現実味のない人間たちが、回廊の途中、体長三メートルほどの巨大な狼を相手に大立ち回りしている状況。
そんな彼らに「渦波」は見つかってしまい、「渦波」は彼らに助けを求めるも……。
「助けてだと? おまえ、馬鹿か?」
「迷宮、それも『管理領域外』にいるんだ。覚悟の上だよな、ガキ」
その上、巨大な狼の相手をなすりつけられることになり……、そんな時、突如として正体不明の『表示』が僕の視界の端に浮かぶことになって……、まるでゲームの世界のようであった。
そんな僕を囮にするあの人間たち、襲いかかってくる狼……、そして、「渦波」はその狼と対峙することになり、なんとかしてその狼を倒すも……。
後に「渦波」は様々なスキル・魔法の詳細を知ることになり、その中に、”ディメンション”という魔法があった。
それは、次元魔法の基礎であり、術者の力量に応じて、空間把握を補助する索敵能力。
僕は圧倒的に有利な魔法を手に入れて浮かれてしまっており、このゲーム的な迷宮について考え抜き、最善を実行していると過信してしまっていた。
――事態が悪化したのは歩き始めて三十分を過ぎた頃だった。
「異世界迷宮の最深部を目指そう」の登場人物
- 異世界召喚させられた少年、自らを「ジークフリート」と名乗る「相川渦波(あいかわかなみ)」
- 「ジーク」とともに迷宮を冒険することになる少年?「ディア」
- 迷宮で出会う不気味なお嬢様「ラスティアラ」
ここまでが「異世界迷宮の最深部を目指そう」の主なストーリー、登場人物の紹介でした。
「異世界迷宮の最深部を目指そう」どんな展開のストーリー?
「異世界迷宮の最深部を目指そう」はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。
「異世界迷宮の最深部を目指そう」1巻の主な内容
「絶対におまえを助ける。そのためなら、僕は――!!」
見覚えのない回廊で目覚めた相川渦波は、魔物から受けた傷をラスティアラという美少女に治療してもらい、ここが非常にゲーム的な異世界であることを知る。カナミは優遇されたステータスやスキルを武器に、美少女剣士のディアと『どんな望みでも叶う』と噂される迷宮の最深部に向けて突き進んでいく――。
これは少年が迷宮の最深部を暴き、願いを叶える物語。
暑くもないのに汗が滴る……、手足は鉛のように重く、視界が海のように揺れる。
「渦波」は状態異常”毒”の症状で、治す術がない……、しかも、HPが徐々に減っていくという状況であって……。
そんな時、迷宮で二度目の人間と出会うことになり……、しかし、「渦波」は一度目に出会った人間のことを思い出し、隠れることになる……、のだが……。
「――おい。そこに身を潜めている者、出てくるがいい」
銀鎧の集団にあっさりと隠されていることを看破され……、その中の一人、恐ろしいほど美しい少女に「――あなた、面白そうですね」と告げられることになります。
迷宮で出会うことになる恐ろしいほど美しい美少女「ラスティアラ」……、彼女から発せられる不気味な発言……。
「あなた、本当に面白いです――」
「――面白い。うらやましいくらい。本当に、本当に、妬ましいくらい」
お嬢様と呼ばれている彼女の名前は「ラスティアラ」、「渦波」は魔物から受けた傷を彼女から治療してもらうことになり……、しかし、彼らと別れるも背中を這うような寒気は消えやしなかった。
そうして、「渦波」はようやく地上へと生還することになり、辿り着いたのが『フーズヤーズ』という国。
間違いなく、ここは僕の居た世界ではない……、いま見えている光景は、その無慈悲な事実を僕に突きつけてくる。
中央には大きな看板が立っており、そこに書かれてあったのは……、この国は、”迷宮のための国”であるらしく、最深部である百層に到達すれば”どんな望みでも叶う”とのこと。
それは、帰りたければ、迷宮の百層まで潜れということを示されているかのように思えてきて……。
「ディア」という少年とともに一巻からいきなり難敵に挑むことになってしまう!? 気になった方はぜひ読んでみて下さいな!
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★★
以上、「異世界迷宮の最深部を目指そう」の紹介でした。
後の巻についても読み終わり次第、更新していこうと思います。
気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。
「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」