「超高度かわいい諜報戦」感想と評価
「超高度かわいい諜報戦」というライトノベルをご存じでしょうか?
この作品は、『MF文庫J』で出版されているライトノベルで、初版発売日が2020年3月25日です。
今回は、「超高度かわいい諜報戦」の感想を紹介していきます。
この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。
「超高度かわいい諜報戦」の感想
INDEX
画像は【MF文庫J公式twitter】より引用
恋は全てを狂わす!? ストーリー展開が斬新で面白い交錯ラブコメ、中盤からの展開に嵌まります!
「方波見咲」先生の「超高度かわいい諜報戦」。
ほんっとうに超高度で超高度な恋愛ラノベです。
それくらいストーリーが斬新で面白かったです(かぐや様みたいな展開になるのではなかろうかって思っていた自分を殴ってやりてぇ)。
最強だけど凡人を演じる主人公。一方でそんな凡人に思いを寄せるメインヒロイン、かつ裏社会の最強。そして、凡人に近づく眠れる暗殺者……。
そんな登場人物たちが繰り広げる裏社会での暗躍と複雑極まりない駆け引き、もう最高です!
恋愛とスパイが交錯するからこそ思わぬ展開があり、ニヤニヤしてしまうラブコメ展開も多数。特に面白くなっていくのは中盤からの展開で(95ページあたりから)、読みたい気持ちでいっぱいになります。
なお、メインヒロインの橘さんが可愛くて……、恋愛はポンコツすぎるけど、裏社会では最強っていうギャップが良き。そして、凡人極める主人公の後半からの豹変はかっこよすぎるんですよね。
そんなギャップの連続で、驚きの連続でもある良作品……、これはぜひとも読んでもらいたい!
イラストに関して、イラストレーターは「ろるあ」先生が担当しています。
P83の主人公かっこよすぎません? P221のメインヒロインのヤンデレ具合最高すぎません? 可愛すぎません?
「超高度かわいい諜報戦」の評価
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★☆
【ストーリーの構成・読みやすさ】
★★★★★★★★★☆
【登場人物・イラストの良さ】
★★★★★★★★★☆
〈3つの好きに共感できるのであればおすすめ!〉
#高度で斬新なラブコメが好き! #影では最強、主人公最強ラノベが好き! #学園ラブコメが好き!
「超高度かわいい諜報戦」の主なストーリー
「橘黒姫(たちばなくろき)」、名門、橘家の令嬢であり、学校では文武両道の優等生。教師、生徒からの信頼も厚く、誰からも一目置かれる存在。
だが、それは世界中の敵、あるいは味方の中にいる敵から身を守るための偽りの姿に過ぎない。
彼らは知らないだろう。
橘黒姫のもう一つの顔を。
一万を超える間諜(かんちょう)を統べ、数千億の資金を動かす、組織の総帥。諜報機関”御伽衆(おとぎしゅう)”、”翁(おきな)”の名を受け継ぐ者を。
そんな彼女には意中の相手がいた。今はまだ対面することも、言葉も交わすことのできない「凡田純一」というお相手。
中肉中背。特徴という特徴をそぎ落としたような外観。黒縁の眼鏡を始め、あらゆる装飾品が他人の記憶に残らないような、地味なもので構成されている。
凡田君とお近づきになるためのロードマップを黒姫は見る。
現在はフェーズ1。情報収集とプロファイリングの期間。諸々の事情により、半年以上の遅れが生じている。
そう、彼女は今、ようやく迎えた初恋の真っ只中だった。
「超高度かわいい諜報戦」どんな展開のストーリー?
「超高度かわいい諜報戦」はどんな展開なのか、簡単にそれぞれの巻について、紹介していこうかと思います。
「超高度かわいい諜報戦」1巻の主な内容
「凡田君と、もっと仲良くなりたいの!」高校生にして秘密諜報機関を指揮する天才少女、橘黒姫は初恋の真っ最中。好きな人のために組織の力を濫用し、超高度な諜報技術で接触を図る。
「……誰かに監視されている?」それに勘づいたのは初恋相手・凡田純一。一見影の薄い平凡な男子生徒の彼は、実はある秘密を持っていて…?
「私が……凡田君と友達になるの!?」そんな中、組織の命令で凡田と接触することになった暗殺少女・芹沢明希星。友達の作り方なんて知らない彼女の行動は、とんでもない波乱を巻き起こす!
高校生の三角関係に裏社会の命運が揺るがされていく超本格学園スパイ・ラブコメ、開幕。
この”御伽衆”総帥、”翁”の名を継ぐ少女は、あろうことか、組織の一流の諜報員を操って片想い中の少年を監視させているのである。
で、その意中の相手「凡田純一」とはどのような人物なのか。
そもそも凡田純一という人物は存在しない。
凡田純一とはあるエージェントによって創られた偽装経歴である。
凡田純一が創られた目的は複数の組織の追跡から逃れるためである。
よって凡田純一のデザインに求められるのは日常空間における隠密性であった。
目立たず、敵を作らず、誰からも相手にされない。それが凡田純一という人間である。
この一年間、凡田は平穏な学校生活を過ごしていた……、のだが……。
工作員としての本能がずっと危機を告げていた。自分が何者かに泳がされている気配が、終始、感覚に纏わり付いて離れない。
どこにミスがあったのか?
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★☆
以上、「超高度かわいい諜報戦」の紹介でした。
後の巻についても出版され次第、更新していこうと思います。
気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。
「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」