ますます加速するどんでん返しのラブコメ劇場「現実でラブコメできないとだれが決めた?」2巻
公開日:
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最終更新日:2020/12/31
おすすめライトノベル ラブコメ, 青春, 学園, ガガガ文庫, 小学館ライトノベル大賞, 2020年ラノベ
「現実でラブコメできないとだれが決めた?」というライトノベルをご存じでしょうか?
この作品は、『ガガガ文庫』で出版されているライトノベルです。
今回は、「現実でラブコメできないとだれが決めた?」2巻の感想を紹介していきます!
この機会にぜひ、この作品について知っていただければと思います。
「現実でラブコメできないとだれが決めた?」2巻の感想
画像は【ガガガ文庫公式twitter】より引用
ますます加速するどんでん返しのラブコメ劇場、第2巻!
1巻の終盤で見せたメインヒロイン?の圧倒的強キャラ感から、「この先どうなるのか……」ともやもやした気持ちで読み始めた第2巻。
しかも、表紙は「勝沼あゆみ」ときました。
1巻においてもラブコメのヒロイン適性Eとかけ離れており、なんやかんやで邪魔してくるだろうと予想していたのだが……。
まさか、まさかのどんでん返し。
勝沼が見せた”涙”。そして、忘れられないあの”笑顔”。芯となる個性が輝いた強調と協調のラブコメ劇場で、文句なしに面白かったですよ。
前半のセンパイと後半のセンパイの呼び方に全てが詰まっており、今後がっつりとヒロイン枠に入ってきてほしい。
(個人的には『よう実』の軽井沢と少し被るんだよなぁ……)
ますますラブコメが現実化してきており、「上野原」のヒロイン度も上がってきているのも良き。気になる言動も度々ありましたし……。
一方で、最後のモノクロイラストで見せたメインヒロイン?のラスボス感も印象に残っています。
次巻から本格的に動き出すのか……。3巻が非常に楽しみなところです。
「現実でラブコメできないとだれが決めた?」2巻の評価
【管理人のオススメ度】
★★★★★★★★★★
【ストーリーの構成・読みやすさ】
★★★★★★★★★☆
【登場人物・イラストの良さ】
★★★★★★★★★★
〈3つの好きに共感できるのであればおすすめ!〉
#青春ラブコメがとにかく好き!
#王道だけど、独創的なラブコメを読みたい!
#俺ガイル、弱キャラ、チラムネに続くラノベの予感?
「現実でラブコメできないとだれが決めた?」2巻の主なストーリー
トンデモ理論で共犯者・彩乃を『幼馴染』にでっち上げ、なんとか危機を乗り切った耕平。作り上げた友達グループとの親交も順調。「これで理想のラブコメができるはず!」いざ実現に向け行動を開始する――が、クラスが全然ラブコメにノッてくれない!! 1年4組を「ラブコメできるクラス」にするには、サブキャラたちの協力が必要。『昼食時のオタトーク』『自由時間のバレーボール』『地域清掃ボランティア』さまざまなイベントを駆使して絆を深め、徐々にクラスを盛り上げていく。だが、勝沼あゆみが不穏な動きを見せており――!?
ラブコメ実現に向けた重要なイベント、それは『地域清掃ボランティア』。
全校生徒参加の恒例の行事で、ゴミ拾いをして地域貢献をしましょう、というものである。
「でもやることは変わらずゴミ拾いでしょ? それの何がどう”計画”に繋がるの?」
「単なる清掃活動ならそうかもだが、峡西のはちと趣向が違ってな。イベントを主導してる生徒会の意向で、集めたゴミの量で勝敗を決めるクラス対抗戦になってるんだ」
学祭や体育祭の練習台として利用しようとしている耕平。
「勝利に向けクラス一丸となって戦うなか、”友人キャラ”と育まれる友情。そして急速に進む”ヒロイン”との関係! まさにラブコメのド王道!」
しかし、懸念されるのが勝沼あゆみの行動。耕平がSHRで地域清掃ボランティアの話を挙げるも……。
「――ハァ。クッソダルいんだけど」
解き放った勝沼の一言で、グループ全員が清掃活動に対して消極的となり、誰一人として耕平に協力しようとしなかった。
――あぁ、ちくしょう。
やっぱり、俺の現実は……そう都合よく、ラブコメなんてさせてくれないのだ。
以上、「現実でラブコメできないとだれが決めた?」の紹介でした。
後の巻についても出版され次第、更新していこうと思います。
気になった方はぜひ、読んでみて下さいね。
「ここまで読んでくれた方、ありがとうございました<(_ _)>」